王都へ
翌日
「はぁ〜嫌な予感」
《大丈夫だろ?》
[そうっすよ!元気出して!]
〔問題ないですよ!〕
テクテク
はぁ〜着いちゃった〜
冒険者ギルド
「来ました。エレンちゃん!」
「おはようです。カレンさん」
「では指名依頼の詳細です。」
『 EXランク冒険者エレン・指名依頼
護衛依頼です。食事処くまのレストランで、
お待ちしています。お昼時に来てください。
報酬 要相談 最低白金貨50枚
』
・・・
護衛か。イリスさんとフレギルさんのか〜
報酬が破格なんだが
「わかりました。」
「では!受理しました。気を付けね!国王陛下と王女殿下の護衛だから」
「大丈夫ですよ!私がここに来る時一緒でしたから」
「え!?」
「じゃあ行ってきます。」
「行ってらしゃい」
食事処くまのレストラン
カランカラン
「いらっしゃいませ!」
「お一人様ですか?」
「いえ待ち合わせで」
「エレンちゃん!こっち!」
この王女様フレンドリーだよな〜
テクテク
やっぱり歩幅が小さいせいで遅く感じる
「今回は護衛をちゃん依頼しました。でも凄いですね!EXランクでしたかSSSランクを超えるってあの戦神って呼ばれたフギルさんを倒したとか聞きましたよ!」
「そうなんですか。戦神って呼ばれたってあの人何したんですか?」
「フギルさんは私が生まれた頃ですかね。確かその時はまだ魔人族と人が戦っていたんですよ。
その時冒険者ギルドだけでなく騎士達を先導して魔人族を壊滅させたんです。そこで戦場に降り立った神と崇められているんです。いまだに彼を戦神と呼ぶ人結構いるんです。」
「そうだったんですね。」
「魔人族って言っても人族の暴走した結果魔石を食べて力を得ようとした人間が魔物化した存在つまり状態異常なだけだったんですけど一度魔人族になってしまうと肉体が変質して人に戻れないそうなので殲滅するしかなかったみたいなんです。」
「一種の解けない状態異常ですか。」
《いや解くのは出来るぞ?だがそれはアンデットに治癒系魔法をかけるのと同じことになる》
なるへそ!
「唯一良かったのは魔人族は繁殖能力がないことだと父は言っていました。」
「そうなんですね。そっかそれだけ強かった人に勝ったんですね」
「そうです!凄いんですよ!」
それからしばらくの間イリスと話をしていると
「殿下準備できました。エレン殿護衛をお願いします」
騎士さんがそう告げた
「行きましょうか!エレンちゃん!」
「はい!」
そして同じ馬車に乗せられ街を出た
フレギルさんもいた
そういえばこの街の名前知らないや
「この街って何て言う街なんですか?」
「エレンちゃん知らないできたの?」
「はい!」
「あの街はサートゥレシアって言う街よ辺境伯の領地うちの国の最果て」
「ふーんそうだったんだ〜」
私はマップでずっと探知していた。
しばらくずっと乗っていると
「この反応は〜ウルフ?」
「どうしたのエレンちゃん。」
「いえ魔物の反応があってウルフ系統の襲ってこなさそうですが一応報告」
「ありがとう」
夜遅くまでずっっと乗っている
今日はここで一泊するみたいだ
街道に今回宿泊地があるんだへ〜
「じゃあエレンちゃんはこの部屋私向かいの部屋に泊まっているからね」
「了解」
それまでどうしよう?
生産?いや〜?めんどいな〜調薬、鍛治、錬金、裁縫?う〜ん?そうだ!極術で陣を組みしてよう!
使える属性は
火・水・風・地・光・闇・氷・雷・熱・時空・力・影・聖・深淵・滅・始生・死
で組めるのが〜う〜なんかいいのないか?
そうだ!陣を保存する紙を創焉しよう!
素材は〜まあ究極物質でいいか
【法術陣紙】
極術:神で創れる陣を保存される紙
複製
陣・保存
こんなもんか?じゃあこれを使って
【コールドスリープ】
属性魔法:氷・風
精霊魔法:氷
【低酸素化】
属性魔法:風
精霊魔法:風
【指定転移】
属性魔法:時空
精霊魔法:時空
【水素爆発】
属性魔法:力
精霊魔法:氷・熱
【雷の豪雨】
属性魔法:水・氷・風・雷・力
精霊魔法:雷
【終焉の焔】
属性魔法:火・水・風・闇・雷・熱・力・深淵・滅
精霊魔法:火・雷・熱・滅・死
【生命の神聖光】
属性魔法:光・聖
精霊魔法:光・聖・始生
コンコン
「エレンちゃん!ご飯です。」
「あ!はーい」
私はみんなと食事後部屋に戻りマップで探知しながら寝た。