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お嬢様達は共闘する。

区切りがいいところまでしか書いてないので短いです。

「いない?」


ゲーセンに着いたはいいが二人ともいなかった。


すると、携帯の着信音が響く。


「どうした?」

『ごめん、春斗良さそうなお店見付けて入っちゃって長い時間過ごしちゃった、今どこ?』

「ゲーセンの前だ。」

『いま、楓ちゃんがレジだからそれ終わったら向かうね。』

「了解。」


十分位で二人はゲーセンの前に姿を表す。


「お待たせ、春斗。」

「待たせた。」

「そんなに待ってないから、大丈夫。」

「春斗も寄り道してたの?」

「そんなところ。」


楓に仕えている人が持っている袋はパンパンに物が詰まっていた。


「置いてきていいよ。」

「かしこまりました。春斗様、お嬢様達をお願いします。」

「わかりました。」


お仕えの人が見えなくなると楓が俺の隣に来る。


「春斗君。あーん。」

「・・・グミ?」

「おいしい?」

「美味しいよ。これを買ってたのか?」

「そう。」


瑞季も対抗して突っかかってくると思っていたのだが来なかった。


「春斗、こっちのも美味しいよ。」

「お、おう。」


瑞季は楓に対抗することもせず自分のお菓子を差し出して来る。


「どうしたの?春斗。」

「いや、なんでも。」

「幼馴染に隠し事は駄目だよ!!」

「初耳なんだが。」


このままだと色々な事がばれそうだな。

・・・仕方ない。


「行くんじゃないの?」

「そうだったね。いこっ、春斗。」


瑞季が俺の手に抱き付く。

柔らかい物が当たっているのは気のせいだろう。


ここまでされたら流石の楓も反応を・・・示さなかった。

「春斗、足止まってるよ~?」

「時間無くなる。」

「わかったから引っ張るなよ・・・」


調子狂うな・・・


その後クレーンゲームを一通り回り

アーケードの対戦ゲームをしたりして時間が過ぎていく。

その間も片方が何かしたとしてももう片方は突っかかることはしなかった。


「春斗、最後はあれに行こう!!」

「春斗君、一緒に撮ろう。」


プリクラか。


「春斗君もう少し近くに来て。」

「ほら、写らなくなっちゃうよ!!」

二人の間に俺がいる。

良かった。今の二人はいつも通りの二人だ。


『写真を撮ります。』


機械音が響く。


3・2・1でシャッター音が鳴る。

かなり強めなフラッシュが焚かれたが気にならなかった。


両脇の二人から頬へキスを受けていた。

楓も台に乗り俺と高さを合わせている。


その後どんな顔で写真を撮られたかなんて覚えてない。


頬に残った二人の唇の感触だけは鮮明に覚えていた。



ブクマ300突破ですよ。

感想もください~!!!!

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