貧乏人はバイト先を決める。
なろうの仕様を理解するのに四苦八苦してます。
何かありましたら報告お願いします。
「終わったー!」
「長かったね。」
今は、長い長い入学式を終え帰る途中。
ちなみに俺と瑞季は同じクラスになった。
小学校からの記録は止まらないようだ。
因みに小学一、二年生の時だけ別クラスだった。
瑞季泣いてたし。
「それで?バイトはいくつくらい見つかったの?」
「4つかな?とりあえず土日終日は入れたいところだけど」
「えっ!?」
何故か驚かれた。
「じゃあ、私達遊べない?」
「多分な。それに安定させるために最初は多く入れさせてもらわないといけないから」
こうでもしないと金が足らないです。
すると彼女は、
「うーん、残念。じゃあ、何処の店で働くの?売り上げに貢献してあげよう」
と、そこまで大きくない胸に手を置き言う。
「それなら纏めてある。ほい。」
まだシフトは決まっていないが場所は確定している。
自転車べ走り回った甲斐があるってものだ。
「どうした?」
紙を渡してから立ち止まってしまった。
「・・・・・」
彼女は自身のスマホをひたすらに操作している。
その手は内容まではわからない(そもそもマナー違反なので見ない)が恐らくはメールだろう。
スマホの操作は知らないけど、なんかこう、スライドするんだよね?
そして、
「ちょっとごめんね」
と言う声と共に意識が途切れた。