プロローグ
「小説家になろう」初投稿です、ヨロシクお願いします。
こちらは未完のまま終了します。ご了承下さい。
俺は高坂諒平、現在高校二年生。自分でいうのもなんだが才色兼備のイケメンだ、そんな俺を、当然学校中の女子が放っておく訳がない。その中でも特に美女を選んではベッドに誘い、どうしたかって?そんな事は決まっている。その後何人かは学校辞めちまったけどな、まあ去る者は追わずだ。誕生日には山のようなプレゼントを貰い、クリスマスにはデートの申し込みが殺到した。何しろ、女子は俺に声をかけられるだけで悦に入っちまうんだからな。そして迎えたバレンタインデーはお定まりのゲタ箱は勿論いっばいになっていたし、教室で直接渡してくる女子も沢山いた。クラス中の男子からやっかみの視線を浴びせられるがそんなの知ったこっちゃない、帰り道も女子を何人も侍らして家路に着く。
「さあて、それじゃ早速摘まんでみるか」俺は適当に選んだ包みを開けてその中に入っていたチョコレートを一つ口に放り込んだ。
その頃、神仏と神々が住まう天の世界から高坂諒平の様子をご覧になっていた一人、もとい一柱の神仏がおわされた。釈迦如来尊師その方であらせられる、下界での高坂の傍若無人な行動に大層御心を痛められたお釈迦様は神仏、神々を集め何らかの天罰をお与えになろうとなされた。
「やはり、永久氷結地獄へ堕とすべきであろう」
「いいや、それでは苦しみを伴わない。ここは餓鬼道に堕とすのが最善かと」西と東の神々があーでもない、こーでもないと議論を交わす。
「あのう、私にも意見が…」一番若い神が挙手をして発言の許可を求める。
「其方、よい思案を持っておるのかの?」お釈迦様に問い質された若い神は
「はい、今から転生させてはどうでしょう?」
「しかし転生なら、天寿を一度全うした殆どの者を我らがそうさせておろう?」
「その場合、先の人生の記憶は消去するのが慣わし。しかしこの人間に関しては記憶を残したまま転生させてみては?それも本人が最も嫌がる姿として」
「なるほど。妙案かもしれぬ、ではこの高坂諒平とやらの寿命を今すぐ断ち切ってしまおう。皆さん異存はございませんかな?」お釈迦様が他の神々らに確認すると
「「「「異議なし‼」」」」こうして満場一致で高坂は強制的に転生させられる事になった。
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