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38話
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禍々しい色の液体のような何かをコップに入れる。
部屋に戻ると、何故か似たような物をラインハルトさんが持っていた。
毎度ながらオチ読めた。しかし僕は彼の口めがけてコップを振りかざす。
「ラインハルトさん、僕の気持ち受け取って下さい!」
「あはは、じゃあ僕の気持ちも受け取ってくれたまえ」
彼も同じようにコップを振るって来たが、当然双方空振りに終わる。
こぼれたそれで床が溶けた。
「二人とも、弁償だぞ」
「っていうかお前らどっから何を調達して来たの!? しかも同タイミングで!」
「何かこの前裏路地で売ってる店見つけてかっぱらって来た」
「どう見ても裏家業だったから、爆破して残骸から拝借したんだ」
「お前ら歩く災厄だな!?」
「後ついでにカジノをイカサマで潰してきた」
「仕事熱心だな」
「俺らの仕事って何!?」
「依頼受けて魔物や人を討伐するってのは建前だから」
「もうこれただのヤクザ!!!」
僕はヤクザ業楽しんでます。床は二人仲良く喧嘩しながら張り直した。




