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第90話 男神

❞初めましてかな?いや、一度声を聴いたことがあるかもしれないな。お前たちの言う異世界の男神だ。急だが一つお願いがある。女神を倒してくれ。俺とあいつはもともと一緒に異世界を創った。だが、急に魔王が出現した。その時はまだ、地上に介入するほどの力がなかった俺らは勇者を召喚することにした。で、俺もあいつも勇者召喚に全力を注いだ。注いだはずだった。実際は女神は力を抑えていたらしい。俺は勇者召喚後すぐ、女神に殺されかけた。世界で遊ぶのに俺が邪魔だったらしい。俺は今まであいつの皮しか見ていなかったんだな。あんな性格だったとは。その後、何とか力の大半を失いながら、逃げた。ただ、残された力はもう多くはない。長くはもたないだろう。そこで、一部の者に力を授けた。その中で、一番可能性を感じたのはお前だ、賢人。お前には俺の知っている中で最もヤバい剣を渡した。対魔の剣だ。神族にとって天敵であり、禁忌の剣だ。どうか、それでより良い世界に戻してくれ。最後に――。―――――。❞

最後はなぜかわからなかった。

<やはり、女神は、、、。>

ああ、絶対に俺が殺す。これ以上、被害者を生まないために。

<ただ、、、。>

ああ、わかっている。今のままじゃ魔法を捌ききれないんだろ。

<はい。なので、帰ってきたんですよ、ここに。>

どういうことだ?

「おや、忘れたのかい。私は初代勇者ユウモモハラよ。賢人、覚悟しなさい。みっちりしごいてあげる。」

地獄の特訓の開始だ!


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