第52話 再開
今日、セカウ町でやりたいことはすべて終わったので、サーガ―町へ出発しようと思う。
宿の人やお世話になったレストランの店主と奥さんなどなど様々な人に感謝を伝え、少し食料を買って、日が高く昇るころにはセカウ町を出発し、旅を再開した。
1日目
特になし
2日目
特になし
暇だなぁ。
3日目
特になし
平和だなぁ。
4日目
特になし
あと数日でサーガー町らしい。
5日目 前半
急展開
なんか馬車が盗賊?に襲われてる。
馬車の中には少女がいて、周りに護衛の人が何人かいる。
あ、最後の護衛の人が倒された。とりあえず、彩陽が護衛の人を風魔法で回収、そして回復。とりあえず、全員生きている。ただ、盗賊に俺らの存在がバレた。2人は偉そうな人を殺しに残りは俺らを殺しに来た。
「ペロ、あの狙われてる人を狙ってる盗賊を倒せるか?」
「ワン!」
頼もしい。じゃ、俺と彩陽は残りだな。
「彩陽、火魔法を使わないでくれ。木々が燃えるのは避けたい。」
「わかりました。風魔法中心で戦います。」
「了解。」
そして、彩陽が風魔法で盗賊を何人か飛ばし、残りは俺が切った。
「ワン!」
と言ってペロが戻って来た。
「そっちも終わったか。」
「ワン!」
やっぱりかわいい。血まみれということを除けば。
「あ、あの〜。」
と、馬車から少女が出てきて声をかけてきた。
「はい。何でしょうか。」
「この御恩はいずれ返させてもらいます。」
「いやいや。ただ盗賊を倒しただけです。」
「いいえ。彼らはこの辺でとても強いことで有名な盗賊です。しっかり御恩を返させてください。」
「ほんとに気にしなくていいですって。」
「それでは、私の顔に泥が塗られてしまいます、、、。」
「あ、すみません。では、謹んで頂戴します。」
「あの〜、ところであなたはどのような人なのでしょうか?」
「あ、すみません。申し遅れました。私は竜国の第2皇女のユウカと申します。」
「「第2皇女?!」」




