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記憶喪失から始まった異世界転生  作者: nininieeee
第二章 異世界
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第31話 別れ

ユウタが戻ってきた。結果的に魔王はいないということで話はまとまったらしい。ということで、久々に外に出た。空気がおいしー。ただ、このままではさすがにおかしいということで調査隊が組まれることとなった。だが、最下層近くまで行くような危険なことをしたくないっというのと町の部外者っていうのもあって調査隊には入らないことにした。そのため、


「今後は町の住民からあまりいい目で見られないと思うし、軽く軽蔑されるだろうね。」


とユウタが言った。まあ、冒険者はこういう依頼は普通受けるべきだからな。


「だから、なるべく早くこの町から出た方がいい。旅に出るべきだ。」


「そうか、、、。よかったらだが、ユウタも一緒に来ないか?」


「いや、自分はこの町を守り切りたい。すまんがお前たちとは旅に出られない。」


「そうか、、、。」


「また、いつか会おう。」


「ああ。」「はい。」




そして、俺と彩陽は手短に支度をして、この町にさよならを告げた。


ただ、この時はまだ知る由もなかった。これがユウタとの最後の別れだということを。

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