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記憶喪失から始まった異世界転生  作者: nininieeee
第十八章 ――
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第272話 赤い荒野

「う、一体さっきのは何だったんだ、、、。」

「あれ?今度は、、、。」

「蒼!!」

「賢人さん!!」

「「本物だ!!」」

「あぁ、蒼だ。蒼だ。良かった。」

「私もです。ほんとに賢人さんだ。」

「『私も』ってことは蒼もさっきまでなんか変なものを見ていたのか?」

「賢人さんもですか。なんか気持ち悪い夢のようでした。」

「あ、いろいろ考える前に探さなくちゃ。」

「賢人さんもですか、私も探さなければいけない人がいるんですよ。」

「多分、考えていることは同じだな。」

「「『全知全能』さん!!」」

あの見た世界になぜか「全知全能」さんがいなかった。

なぜかは分からない。

けれど、「全知全能」さんが危険な状態でいることは確かだ。

その証拠にスキルとしていない。

「ただ、ここはどこなんだ。」

「そうですね。少なくとも地球じゃないと思います。」

周りを見渡す。

真っ赤な空。

血が固まってできたかさぶたのような色のすな。

まるで血が流れてできたかのような色をした水の川。

そんな水を吸ったであろう、樹皮がほんのり赤い木々。

そんな赤が目の前を埋める荒野に俺らは立っていた。


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