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記憶喪失から始まった異世界転生  作者: nininieeee
第二章 異世界
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第25話 武器屋

起きた。彩陽はまだスヤスヤ寝ている。起こすのは忍びないし起こさずに俺一人で装備を見に行くか。




「いらっしゃい!おや、見ない顔だね。」


「あ、こんにちは。」


「少しぐらい警戒したらどうだい?わざわざ日本語で話しかけているんだし。」


「!」


「そんな急に警戒すんなよ。悪かったって。ユウタの紹介で来たんだろ?話は聞いている。ただ、俺から一つ忠告だ。お前さんは絶対周りを信用するな。たった1人を除いて。お前さんは隠し事が多いみたいだしな。ところで何が欲しい?」


めっちゃ焦ったー。確かに日本語で話しかけることはこの世界じゃあそうそうないか。


「普通の剣と普通の杖が欲しい。聞いているとは思うが、今は借金状態だからなるべく安いもので。」


「りょーかい。こんな剣はどうだ?」


「剣について詳しく知らないからそれにするよ。」


「おいおい、さっき言ったろ。少しは警戒しろよって。」


「そんなこと言うやつは大体信用できるだろ。」


「それもそっか。ところで、杖も買うんだろ。どんな魔法のやつがいい?」


「よく火魔法を好んで使っているな。」


「りょーかい。ならこれだな。じゃ、ユウタに請求しとくわ。」


もらったお金から払おうと思ったのに。すまない、ユウタ。


「そうだ、これはおまけだ。」


と言って指輪状の魔道具をもらった。


「これは火魔法の威力を少し強くするんだ。」


帰ったら、彩陽にあげよう。そう思い、買ったものを「アイテムボックス」に入れ、宿へ戻った。

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