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第1話 異世界転生
俺、百原賢人(19)はよくわからん状況で混乱している。
横断歩道を歩いていたら、急に穴が開いて、落とし穴に落ちるように落ちた。
びっくりしたな。
そして今、わけわからん空間にぽつんと浮かんでいた。何もできない奇妙な空間だ。
そしたら、なんか声だけが聞こえてきた。
女性?の声かな。
えーっとなになに。
「あー。次に異世界転生するのは、百原賢人ってやつかー。何、この『知』っていうスキル弱そうだしよくわからんからテキトーでいいか。」
うん。オワタ。女神っぽいけど腐ってんなー。まともな異世界転生できるのかな。てか、異世界転生するのか。
「えーっと。次は朝羽蒼って子かー。ああ、毎度恒例の、、、。」
あれ、なんだか意識が朦朧としてきた、、、。