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戦慄のイクタベーレ ~敗退せし者達の母国奪還の軌跡~  作者: ユウキ
第十章 呪われし血筋
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番外編 イクタとアルテミス

エイプルフールで先行公開したものです

4月1日に即決で描いたものであり、設定は作ってましたが煮詰めて描いてものはありませんので期待はしないで頂けると有難いです


ちなみにイクタですが星の名前から捩ったものです。

イオタから取りました。

星言葉もイクタのイメージになるものが多かったので。

ですが、最終的にイクタにしたのはアルニタクからです。

アルスとイクタを二つの意味を持たせた星剣ベーレシオン(解放と理想の剣)で繋ぐという感じでアル(アルス)(星剣)タク(イクタ)が良かったです。

それにアルニタクはアラビア語で<帯>という意味なので、剣と言えば腰帯に通す物というイメージなので尚更ピンと来ました。

 俺の名はイクタ。旅人だ。

 小さな村で育ち、退屈な日々に飽き、旅をして各地を回る事にした。

 今は仲間達と焚火を囲み、武器の手入れや談笑をしている。

 もう晩飯も食ったし、野営の準備も終わってる。武器の手入れが終わったら寝る予定だ。


「あ~俺の剣、もうダメだな。次の町で新しいの買わないと」


 手入れしながらボヤいてしまう。


「でも、あっちの剣なら大丈夫だよね? ボクの鞘に収めない?」


 これは俺の幼馴染レイラ。村を出る時に着いて来ると言い出したのだ。

 戦力になるし助かるのだが……何かと下ネタを言って来るし襲おうとしてくるのが玉に瑕だ。

 誘惑を振り切るのにいつも苦労している。


「まずはボクって言うのを止めてから出直してこい」

(わたくし)って言えばOKなの?」

「何て言おうがどうせ直ぐボクに戻るんだろ?」

「ちぇ……お見通しか~」

「それよりお前は良いよな。武器が無くて」


 そうレイラは武器がない。職は剣闘士だから素手なのだ。これがまた強いから恐ろしい。

 彼女生まれつき闘気の扱いの才があり、俺が知る限り右に出る者はいない。


 しかも闘気の扱いが完璧で、普通は闘気というのは微量ながら漏れ出る。闘気量が多い奴程、それが大きくなり、それを覇気と呼ばれている。

 それは強い奴程、見ただけでヒリヒリ感じるものなのだが、レイラはそれを完全に消す事ができる。

 つまり気配を消せるのだ。こう言ってしまうと暗殺とかに向いてるのだが、本人の気性から特攻して殴るので意味が無い。

 ただ初見でコイツ大した事無い(・・・・・・・・・)と油断させる事が出来るのは強みだ。


「でも接近戦ばかりするから、ボクの服…直ぐ破れるんだよね」


 職柄か、レイラは鎧を身に纏わない。いつも軽装である。


「良く言うぜ。胸がはだけようが羞恥心がないから気にしないだろ」

「え~あるよ。イクタ以外には見せたくないだけ」

「嘘こえ! なぁアルベリア?」


 俺はもう一人の仲間のアルベリアに話を振る。

 彼は旅の途中で知り合い意気投合。一緒に旅をする事になった。

 職は魔導士。それもかなりの高位だ。炎系、氷系、雷系、風系の基本攻撃四属性というのを全部習得している。

 それも上級魔法を演唱破棄でニ、三発放ってもケロっとしてるマナ所有者だ。


「はっはははは……いつも仲が良いな。確かにレイラ殿は胸が剥き出しになろうが気にしないな。少しは女性らしい慎ましさが欲しいとこであるな」

「え~アルベリアもそんな事言うの~」


 レイラが頬を膨らます。

 実に子供っぽい。これでも元服しており15歳だ。

 ちなみに俺は17歳でアルベリアは21歳。

 俺達は現在この三人のパーティで旅をしている。正直回復できる人が欲しいな。

 俺とレイラの生傷が絶えないし。


「さて、それじゃあもう寝るか。明日はヘルヘイム村に行くぞ」

「応!」


 アルベリアは魔導士とは思えない返事をする。


「じゃあ一緒に寝ようかイクタ」


 そしてレイラはいつも色目を使ってくる。しかも服をずらして左肩を出しながら。


「やっぱ羞恥心ないな」


 俺は呆れる。


「イクタだけだよー」

「アルベリアもいるだろ」

「はっはははは……」


 そうして俺達は眠りに付いた。勿論レイラが俺が寝てる毛布の中に入り込んで来たが蹴り出してやった。

 女に暴力を振る趣味があるわけではないがレイラだけは別だ。

 闘気の使い手だけあり、俺がいくら殴ろうが蹴ろうが傷一つ付かない。だからと言って本気でやる事はないがな。

 次の日、昼頃に予定通りヘルヘイム村に到着した。


「何か様子がおかしいね」


 真っ先に異変に気付いたのはレイラだ。

 レイラは気配を読まれないのと逆に気配を読むのが得意なのだ。


「レイラ、どんな状況だ?」

「たぶん……人間外生物が暴れている」

「何だってっ!?」


 アルベリアが驚く。

 今は暗黒魔王ガディウスというのがバルマーラ地方に追いやられた人間外生物を率いてあっちこっちで暴れている。

 後に暗黒魔王戦争と呼ばれるものを何年も行っているのだ。


 それにしても気配だけで其処まで見破るなんて流石だな。まあ正確にはレイラ曰く気配で読み取ってるわけではないのだが。

 俺には良くわからないがレイラが言うには闘気を垂れ流して、それを膜のように辺り一帯に張り巡らせ、其処で動いたモノを全て感知するらしい……気配を感じるより上位の事だ。


「二人共、生存者の救出を……俺は人間外生物共の足止めをして来る」

「OK」

「応っ!」


 そして俺は走り、人間外生物共を探した。程無くして見つかったが……。


「これは想定外だぞ」


 レイラに詳しく聞いておけば良かったと少し後悔した。

 数が多すぎる。

 パっと見ただけ50はいる。

 姿は全員骨……スケルトンとでも呼ぶか。


「ニンゲンダ。コロス」


 カタコトに喋り俺に迫ってくる。


「はぁぁぁっ!!」


 とりあえず先頭にいる奴に斬り掛かる。


 カーンっ! 


 スケルトンの左手に持つ盾に防がれた。

 こいつらは剣と盾を扱えるようだ。


 シュっ! 


 続けて右手の剣を振って来た。俺をそれをバックステップで躱す。

 参ったな……盾まで使われて、数が50じゃ厳しいぞ。

 とりあえず逃げる事にした。そして追って来るスケルトン達にも個体差がありバラける。

 先頭になったスケルトンを斬るっ!! 


 バキっ!! 


 骨だから斬るというより折るだな。俺は胴体を真っ二つに折ってやった。


 ブスっ!! 


 そして人間の心臓と同じ位置にある核を突き刺した。

 また逃げる。逃げながら思ったが周りに死体が転がっている。それも兵士のような恰好だ。恐らく聖王国ユグドラシルの騎士なんだろう。

 先駆けて来たは良いが殺られたってとこだな。


 バキっ!! ……ブスっ!! 


 また胴体を折り、核を刺す。これを何度繰り返しただろうが……。

 腕が痺れて来た。だけど数が減ってる気がしない。元々数が多かったしな。

 まあ俺の役目は足止めだ。アルベリアが来たら、魔法で一掃して貰おう。


 カーンっ! ……ブスっ!! 


 また逃げて、先頭になったスケルトンの胴体を折ろうとしたら、剣が折れ刀身が地面に刺さった。


「クソっ! もう剣が限界だった」


 そう今日此処で買う予定だったのだ。

 どうする? 


「はっ!!」


 俺は前方に跳ぶ……其処に聖王国ユグドラシルの騎士の死体があり、そいつが使っていたであろう剣を拾う。


「はぁぁぁっ!!」


 シュッパーンっ!! 


 後ろから斬り掛かって来たスケルトンを振り向きざまにスッパリ斬った。骨が折れたのではなく豆腐のようにあっさり斬れた。


「何だこの剣」


 威力もさる事ながら、手に不思議と馴染む。


「だが……今は有難い」


 シュッパーンシュッパーンシュッパーンシュッパーンっ!! 


 その剣のお陰で次々にスケルトンを倒して行けた。

 ただ倒すのに夢中になっていたので矢が走って来たのに気付かず、目の前に一本の矢が通過する。

 その瞬間っ!! 


 バッフ~~ンっ!! 


 突風が起きた。


「おわっ!!」


 俺は吹き飛ばされて倒れてしまう。


「イタタタ……今の何だ?」


 俺は上半身を起こし、辺りを見回した。

 スケルトン達も吹き飛び、骨がバラバラになっていた。そして矢が飛んで来た方向を見る。


「っ!?」


 息をするのを忘れるかのような衝撃が走った。

 其処には馬に跨り、弓を構えた絶世の美女がいた。まだ幼さを感じるというのに、こんな美女は見た事無い。

 歳はレイラと同じくらいだろうか? 

 髪は水色で腰の辺りまであり、特に結いでるわけでもなくストレートに流してる。それが太陽に照らされキラキラ輝いていた。

 銀の胸当てのような物を着こんでおり、それがまた彼女を際立ててる。

 そして彼女は馬から降りると弓を下に向かって構える。矢を装填してるわけでもないのに弦を引く。


 プシュ~~~っ!! 


 だと言うのに矢が発射されたかのように地面から大きな風が舞い上がる。

 何だあの弓は? 

 彼女はその風に乗り、宙に浮く。20mくらいだろうか、その辺りで止まる。下からはひたすら上昇気流のようなものが迸り、彼女を浮いたままにしている。

 そして、彼女は標的を見据える。其処には無数の人間外生物がいた。

 先程はスケルトンばかりだったが、今度はいろんな生物がいる。見た事の無い、例えようの無いものが大量に……。


「咲き乱れろ旋風っ!!」


 彼女が凛とした声で力強くそう発しながら矢が装填されていないのに弦を引き、そして離す。

 矢がなかったのにあたかも最初からあったかように弓から発射され、無数の人間外生物の中心に突き進む。


 ぶふぅぅぅぅぅっ!! 


 物凄い竜巻が起きた。離れているのに俺のとこまで物凄い風が来る。直撃受けた人間外生物は堪ったもんじゃないだろうな。

 一気に空に舞い上がり、竜巻の中で切り裂かれて行った。

 風だけじゃない衝撃が俺に走った。空からあんな一撃をした彼女は、まるで天使か何かのように感じ、見惚れてしまう。


 やがて人間外生物が全滅し、彼女を舞い上げていた上昇気流も収まり、そのまま地面に落下。

 地面に激突する寸前…もう一度、矢が装填されていない弓を放ち、風を起こし衝撃を無くしてから着地した。

 着地すると馬に乗り直し、パカパカ歩を進め、俺の目の前に来た。


「何じゃ貴様は?」


 違う意味で衝撃が走った。あんなに神々しかったのに台無しだ。口が悪い。


「……ただの旅人だが?」

「違う! 何故貴様がその剣を持っておるのじゃ?」

「拾ったから」

「殺して奪ったのじゃないのか?」


 何て事を言う。

 こいつふざけんなよ。


「俺の剣は折れたんだ。だからその辺で倒れている兵の剣を拾った…それだけだ。文句あるのかっ!!」

「貴様は誰に口を聞いておるのじゃ? 妾を誰と心得る? しかも妾の前でいつまで座り込んでおるのじゃ?」

「知るかっ!!」


 そう言って立ち上がる。初対面が険悪だった。


「おーい、イクター」


 其処でレイラがやって来る。


「避難させたぞ」


 アルベリアもやって来た。


「誰この人?」


 レイラがそう聞いて来た。


「知らん。何か偉そうな人」


 実際偉いのだろう。取り巻きみたいな兵が三人程いる。


「妾を知らぬとはな。愚か者めが」

「偉そうだね」


 レイラがそう呟く。


「この方にはあまり粗相がない方が良いぞ」


 アルベリアは誰かわかるようだ。


「良かろう。では名乗ろうではないか。妾はユリアン=アルテミス=ユグドラシルじゃ。控えよ」


 ふ~ん。ユグドラシルの王女ね。


「だから?」

「戯けが! 妾はこの国の王女であるぞ」

「だからと言ってるんだけど?」


 ほんとそれがどうした。


「王女だからって何なんだろうね?」


 レイラも同意してるようだ。


「うぬらはブレないな」


 アルベリアは達観していた。


「何じゃ? その態度は?」

「俺はこの国の人間ではない。よってユグドラシルの姫だろうが王だろうが俺には関係ない」

「ねぇー」


 仕方無いので説明してやった。レイラも同意してるようだ。


「ぬぅ……まあ良い。じゃがその剣は何じゃ?」

「だから拾った」

「そうではない。それが星剣ベーレシオンだとわかっておるのか?」

「七大秘宝か? 知らなかったがそれが何か?」


 ほー七大秘宝か。通りで手に馴染む感じがあったのか。

 素っ気無く返したが内心驚いていた。


「我が国の秘宝じゃ。返すのじゃ」

「それを早く言えよ。誰も返さないなんて言ってねぇだろ」


 いちいちイラっと来る女だな。


「待って!」


 レイラが止める。


「どうした」

「右から人間外生物の集団が迫ってる……数は30はいるかな」


 そんな事を言い出す。

 俺は考えるよりも身体と口が動いた。何故だかわからない。今手にある剣がそうさせたのだろう。


「星々よっ!」


 そう叫び、剣を右に向けて振るう。


 キラキラ……。


 その瞬間、星が剣から瞬く。その数、数えられない程。それが30はいる人間外生物に向かって行った。


 キラキラ……。


 別に大した威力があるわけではない。たぶん混乱させるだけの効果なのだろう。

 人間外生物達は同士討ちを始める。


「アルベリアっ!!」


 俺は直ぐにアルベリアに声を掛ける。


「応っ!! ……『ファイゴル』」


 炎系上級(ファイゴル)がアルベリアの右掌から発せられ炎の獅子が大地を駆ける。そして人間外生物共を焼き尽くした。


「ほう……ベーレシオンの所有者に選ばれたか」


 アルテミスとやらが感嘆の息を漏らす。


「そう……なのか?」

「どうじゃ? 妾の為に戦うぬか? そっちの二人もじゃ……女の気配察知はなかなか。男は詠唱破棄の上級魔法。素晴らしいではないか。貴様等も妾に仕えるのじゃ…名誉じゃろ?」

「バカなのか?」

「王女だっけー? うっざー」

「俺はこの二人と旅をしてる故、いくら王女様に言われたからとは言え、従えませぬ」


 俺、レイラ、アルベリアの順に三者三葉に断った。


「……貴様等は何のじゃ?」


 呆れたように言う。先程から不思議に思っていたが、口や態度は悪いが、このアルテミスは何を言われても怒らなかった。其処だけは好感を持てる。


「だから旅人」

「……だからそうではない」

「あ、この七大秘宝だったか? 返すぜ」


 そう言って剣を差し出した。


「………」


 アルテミスが無言になった。

 取り巻きの兵も呆れてなのか肩を竦めている。


「何か?」

「何処まで愚かなのじゃ? それはもう貴様が所有者として選ばれた。貴様が死なぬ限り誰も扱えぬのじゃ」

「つまり殺し合おうというのか」

「いいねいいね殺しちゃおう」

「……流石にそれは看過出来ない。俺は傍観させて貰う」


 俺が身構えるとレイラはノリノリになり、アルベリアは距離を取った。


「は~……貴様を殺してどうするのじゃ? 結局所有者がいない誰も扱えないベーレシオンが残るだけでじゃろう」


 溜息を溢し更に呆れたように言う。


「貴様等は旅人で、この国の者ではなく、妾を敬う気も無く、仕える気も無い。そうじゃな?」

「ああ」

「だったら妾に雇われろ」

「は?」

「ベーレシオンの所有者を遊ばせておくわけには行かんのじゃ。かと言って、貴様等は妾に仕える気が無い旅人。だったら金で雇ってやると言っておるのじゃ。旅人なら必要じゃろ? 金が」

「まあ」


 こうして最悪の出逢いではあったが、金をくれるというので雇われる事にした。

 しかし、次第に俺はアルテミスに惹かれて行った。アルテミスも俺を想ってくれてるようだ。

 そしてガディウスを退けた暁には俺の嫁に来てくれる事になった。

 ただ立場の問題があるので、俺の故郷に聖王国ユグドラシルの後ろ盾で国を建国し俺は初代国王となる事になった。


 だが、ガディウスを封じた瞬間掌を返された。俺を拒絶し、一切会ってくれなくなった。

 ベッドで何度も愛し合ったのに、その全てが俺を利用する為だと知った。全てがまやかしだったのだ。

 イクタベーレという国を建国する後ろ盾になったのだからそれで十分だろと言わんばかりに。

 俺は失意のどん底に落ちた。

 その失意から解放してくれという意味で俺、解放(イクタベーレ)と名付けたのだ。


 ちなみにアルベリアはずっと一緒に戦ってくれたが、俺を庇い戦死。

 レイラもずっと俺を支えてくれた。アルテミスという愛し合う女が出来たのに嫌な顔せずにずっとだ。

 俺は結局レイラの想いに応えなったが、ガディウスと戦う直前に一つ約束した。

 側室で良ければ向かい入れる……と。

 アルテミスも承諾してくれたが、今思えば、どうせ掌を返すのだから好きにしろという意味だったのだろう。

 その時のレイラは今までにないはしゃぎっぷりで喜んでくれた。

 子供頃からずっと想ってくれていたらしく、やっと側室とは言え念願が叶ったと。


 何に……。

 何に……。

 何に……。

 何に……。

 何に……。

 何に……。

 何に……。

 何に……。

 何に……。

 何に……。

 なのに……。

 なのに……。

 なのに……。

 ナノニ……。

 ナノニ……。

 ナノニ……。


 俺はレイラを裏切った。

 アルテミスに裏切られて失意のどん底に落ち、約束を果たさなかった。

 それなのにレイラは怒りもせず、嫌な顔せず、泣きもせず……いや影で泣いていたのかもしれない。

 俺の前だけは笑っていてくれた。

 それなのに俺は裏切った。

 レイラはたまに夜な夜な俺の寝室に来るようになった。

 気持ちに応えるわけでもないのに、俺は八つ当たりのように犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯して犯し続けた。

 レイラはそれも嫌がりもせず、一層罵倒してくれれば良かったのに受け入れてくれた。


 何に……。

 何に……。

 何に……。

 何に……。

 何に……。

 何に……。

 何に……。

 何に……。

 何に……。

 何に……。

 なのに……。

 なのに……。

 なのに……。

 ナノニ……。

 ナノニ……。

 ナノニ……。


 俺は一体何をやっているのだ? 

 最終的に俺は失意と罪悪感から国を捨て一人寂しく孤独に人生を終わらせた……。

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