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きっかけ

「そうそうお前だ。やっと見つけた。鍵返せ。」


えええ?!何このヤンキー怖い。うん?けどよく見るときれいな髪にまあまあ整った顔ヤンキーってことだけで全部だいなしだ。


「私の名前は高橋。鍵はこれです。」


怖いけどせめて話でも聞かないと。


「少し聞きたいことがありますが、いいですか。」


「高橋それはいいんだが、ついて来い。あと長引いたらしばくぞ。」


ひいぃぃ怖い怖い、なにこの時々にじみ出るヤンキー感。私どこのに連れて行かれるんだろう。まさかヤンキーのたまり場とかないよね。


「そういえば高橋昨日は散々だったな。」


「それに関してですが。私何も覚えていないません。」


「それは大変だったな。昨日家に帰る途中でお前が倒れてて見過ごすのも何だからそのまま家に連れ帰った。他のヤンキーに襲われたみたいで鞄の中身が散らかってて財布が抜き取られてた。」


「だから家に、ありがとうございます。」


この人意外といい人かも。ヤンキーとは言え普通に優しい人だ。だから財布がなかったのか。正直泣きたい私のお金ー。


「これが聞きたかった話か?」


「はい、そうです。」


「うーん、高橋お前ヤンキーにならないか。」


「へ?」


「だからヤンキーにならないかって。」


何このまるで少女マンガのヒロインに主人公が急に「付き合えよ」って言うみたいな展開。話の主旨が見えない。どうして私はいつもこんな目に合わないといけないのだ。


「何も言わないってことはいいってことだな。」


何その目力。怖くて何も言えない。確かにただの悪い人には見えないしなんとなく優しい所もある。第一私を助けてくれたけど問題はそこじゃない。問題は「ヤンキー」ってところだ。


「私はちょっと...」


「九鬼それがお前が言ってたやつか。」


あれ、いつの間に私たちここに。周りがヤンキーだらけ。もう手遅れだ...

一部一部短くてすみません。宜しくお願いします。

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