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78話 酸いも甘いも嚙み分けて清き水には魚は住まぬ

「この石、珍しいんですってね」

「あー、そうらしいです。僕の魔色に近い色だというだけなら他にも色々あるんですけど」

「探してくれたんですか?」

「……まあ、それなりに、ちょっと時間かかりました」


 会場の端、足を肩幅まで開いて休めの姿勢で直立するザザさんの横で、果実水のグラスを持ち、寄り添って休憩である。

 たかが数曲踊ったくらいで疲れたりはしないのだけど、まあ、初対面の人たちと会話が続けば気持ち的には疲れるから休憩でちょうどいい。


「カロンさんが、よっぽど自分のものだと言いたいらしいって。そういう意味なんです?」

「―――薄青とか水色の魔色はさほど珍しくないんで、そこでよくある石じゃ誰のものなのかわかりにくいですし……本当は魔乳石で作りたかったんですけど、まだ満杯になってないんです。僕らは満杯にするのに二、三か月かかりますから……」

「魔乳石、育ててくれてるの?」

「えー、まあ……出来上がったら何かつくるので、身に着けてください。そのピアスじゃ普段使いにはできないでしょう」


 休暇取りたかったとかなんとか言っていても、仕事中は仕事中だ。顔はまっすぐ前を向きながらも視線は油断なく会場内を見渡している。斜め下から見上げる横顔にぐっときてしまう。幅一センチほどの金の板が、耳輪の上側を覆うようにはめられていた。


「んっと、ねえ、その耳にね、認識票、あるでしょ?」

「ああ、はい」


 小さな魔乳石が埋め込まれているその金の板を、思い出したように触れている。飾り気の全くないイヤーカフは、いわゆる向こうで言うドッグタグだ。


「それ、予備とかあります?」

「ありますよ?」

「じゃ、じゃあ、それもらったらだめ?」

「え?」

「ほ、ほら、私最初に自分で買ったピアス片っぽあげるから。あ、でもデザインは女性用だから作り変えますしっ、で、交換しましょ? んで、その認識票、私がつけるです。―――だめ?」


 一応認識票って役割があるわけだから、そんな使い方駄目だったりするだろうか。騎士しかつけれないとかそういうの。


「―――だ、駄目じゃないです。あの、女性がつけるにはかなり無骨ですけど……いいんですか」

「よくある石や色だけじゃ自分のってわかりにくいのでしょ? その認識票なら、わかりやすい、かなって」


 拳にした手の甲を口元にあてて赤面してるザザさんにつられてこっちまで顔熱くなる。いやこれ今言わなくてもよかったやつだな? 二人の時にでも言えばよかったやつだったな?


「その、うれしいです。後で渡します、ね。というか」

「あ、はい」

(今そんなこと言うのは反則ですって……連れて帰りたい)


 さっと中腰になって囁き声の耳打ちと耳への素早いキスを降らせて、また待機姿勢に戻るザザさんこそ反則だと思うの。


 ほんっとバカップルね!?





 エルネスが言っていたように、社交は色恋がメインなわけじゃない。貴族同士の情報収集の場でもある。ザザさんが私を囲い込むとかそんなことは実際のところはあることもなく。

 縁談の設定や、夜会のような場所を設けられるのは、何も貴族たちが勇者である私たちとの縁を持ちたがることに応えるためだけではない。

 この世界で生きていく私たちの、生活基盤となる人脈を整えるためでもある。


 以前よりも参加者の選別が緩いのもそのため。

 私たちが自分で自分にとってよいと思う付き合いを選べるようにするためだ。条件だけでは相性ははかれないこともあるしね。それは色事だけじゃない。友情であったり信頼であったり様々だ。


 代わる代わる申し込まれるダンスを受けて、それが続けばまたザザさんが休憩を促してくれたり、そんなザザさんを騎士団総長夫妻が揶揄ったり。


「そっちはどう?」


 すれ違いざまに幸宏さんから声がかかる。


「ぼちぼちというとこでしょうか。そっちは?」

「まあ、それなりかなぁ。しっかし話には聞いてたけど、ほんとに長命種の人って二百歳前後まで現役なのな……見た目せいぜいが六十超えくらいだったよ」

「そこまで長寿なのは純血の人だけらしいですけどねぇ。中には三百歳超える種族もいるらしいですよ」

「まじか」


 この世界は確かに有無を言わさず私たちを召喚したけれど、それは自らの世界を守るためにかぶる罪であると自覚している。

 だから魔族に対抗しうる力をもつ勇者に戦いを強制したりはしない。勇者の力を借りたくて召喚したはずなのに。


 五十年おきにされる召喚は必ず成功するわけでもないし、失敗して勇者が召喚されない時代でもぎりぎり三大国の体裁は保たれていたのもあるのかもしれない。それゆえの余裕もあるのかもしれない。


 けれども北方前線は勇者が存在する時代に押し上げ、勇者がいない時代にはじわじわと一進一退を繰り返しながらも下げられていくのを繰り返していた。前回の召喚成功は百五十年前。これ以上押され続けるのに危機感を覚えていなかったはずがない。そんな状況にも関わらず勇者の意志を第一とするのは誠実であろうとする矜持なのだろう。


 だけど本当にそれだけだろうかと私は考え続けている。


 そこに悪意があるのかもしれないとかそんなことは思っていない。

 教国も帝国もこのカザルナ王国と同じに勇者に誠実なのかどうかも知らないし興味もあまりない。


 ただ、この国はこうして、私たちに優しいから。


 有無を言わさない召還は、まるで赤子を産み出すようだ。生まれてきたいかどうかなんて親に事前確認された者などいないだろう。だからこそ親は産みだした命に責任を持つのだ。

 生まれてきて良かったと思えるように、命を守って育てて独り立ちさせる。


 鍛えなくても自分たちよりはるかに強い勇者たちを、そのまま前線に送り込むことなく、生き残る確率をさらにあげられるように戦い方を教え、敵を教えて。

 百年以上勇者無しで戦い続けて疲弊しているであろうに、急かすことなく成熟を見守っている。時には命をかけて盾になってまで。


 もたらされる知恵を搾取することなく、勇者がもつ選択の自由を奪うこともなく、敬意を払い、対価を払い。

 囲い込んでしまえば独占できるであろう利益のもとが目の前にあるのに、万が一城を出ることを望んだときに不自由がないようにと、この世界の知識を学ばせる。

 勇者が望む道を進めるように、自分たちがもてる技術も知識も惜しみなく与えてくれる。


 勝手に呼んだのだから当然だろうと思うこともできるのだけど。


 過去の勇者たちがどうだったかは知らないが、私たちはみんな元の世界に絶望していた。未練なんてなかった。この世界に来て右も左もわからない状況にあってすら帰りたいと思わないほどに。

 そんな私たちを、ゆっくりと、段階を経て、自分のペースでいいと育ててくれた。

 最初は信頼できる人間で周りを固め、外へ続く扉を一枚一枚開けていくように、行動範囲を、世界を広げていってくれた。

 外に出るときは必ず護衛をつけてくれ、何かを口にするときには毒味をしてくれ、いざというときには盾となり、関わる者は厳しく選別されていて。


 徐々に護衛の数は減ってきている。最初に減らしてもらえたのは幸宏さん。私は外に出なかったから変化がわからなかったけど、よく外に出ていたなら早めに減らせてくれていただろう。年長組だし。……たぶん減らしていたはず。

 赤子は肌から離さずに、幼児は手を離さずに、成長と共に、目を離さず、心離さずと続く子育ての心得そのままに。私たちの成長に合わせて、世界は広げられていく。


 言うのは簡単。けれどそれがどんなに難しいことか。

 男女それぞれ二人の子どもを育てた私はよく知っている。

 齢四十五をすぎてから、赤子から育て直すかのように与えられたものを、当然のことだと受け取る恥知らずではいられない。


 だから知りたいと思うのだ。

 私は何をできるのか、何をするべきなのか、何を決めるべきなのか。それとも何をしないと決めるべきなのか。

 それを判断するための情報がまだ足りないような気がして、考え続けている。



 


 選別を緩くしたという夜会。

 貴族として国を守り、持てるものを持たないものへと与える者、勇者に対して誠実であれと骨の髄まで叩き込まれている王族に選ばれ認められた者たちという選別が緩ければ。


 まあ、ごく普通というか、お育ちがよくていらっしゃるわね? でもそれだけだなって者も当然参加してくださっている。ザザさんの言っていた貴族としての心得もおぼつかない者。


 合コンのときに私の縁談相手になっていた人たちだって、ザザさんやエルネスのお眼鏡に敵いこそしなかったけれど、勇者に対しての敬意を忘れてなどいなかった。私に礼儀正しく振舞っていた。


 今夜の夜会にはそこにすら届いてない人たちが結構いるような気がする。むき出しの興味と不躾な視線がちらほらと刺さる。ダンス中の会話も、欲と好奇心が先走りすぎてないかねってのが何人かいた。

 あー、やっぱりすべての人が気高く高潔なわけないよねそうよねなんて少し安心してしまう程度に。私も高潔な人間ではないからね。平民ですし。


「―――って聞いてらっしゃる?」

「あ、聞いてませんでした」

「なっ」

「すみません。もう一度お願いします」


 例えばそう目の前のご令嬢、というにはちょっととうの立った彼女。城下で以前お会いしたザザさんのモトカノ。ほんとに来てた。名前はさっきカロンさんから聞いた気がするんだけど覚えていない。

 以前話した時には名乗っていなかったのに、彼女はまるで自分の名前は知っていて当然だとばかりに自己紹介してくれなかった。

 何人か引き連れている、同じくちょっと昔はご令嬢だったと思われる年齢の女性はいわゆる取り巻きなのか、もしかしたらさっきカロンさんが言っていたザザさんの過去の女性たちなのか。履歴どころか名乗りもしてくれてないからやっぱりわからない。


 会場の少し端の方、ダンスの曲が途切れたときに囲まれた。みなさん笑顔で。めっちゃ笑顔で。きっと傍から見たら心温まる交流を深めているように見えるような気がする。いや……囲まれてて私の姿は傍から見えないかもしれない。かごめかごめか。


 隙間からひょいと覗けば、不穏なオーラを滲ませてこちらへ向かおうとするザザさんに、鮮やかなラリアットをかましてるエルネスが見えた。いくら無敵のエルネスでも腕力が無敵なわけではないので、鍛えられているザザさんにとって、さほどのダメージもなければ弾き飛ばされることもなく。ただ首に絡みついたエルネスの肉感的な腕に剣呑な抗議の目線を落としてる。


 こちらに送られたエルネスのにやついた流し目の意味は「やっちまいな」だ。


 ほんとに過保護なパパと肝っ玉ママである。


「……聞いてらっしゃる?」

「あ、聞いてませんでした」

「あなたねっ」

「……すごいですね」

「何がよ」

「いや、顔は笑ってるのに言葉は怒ってるって、それ特技ですか」

「なんなのあなたっ」

「で、なんでしたっけ。私がザザさんにふさわしくないんでしたっけ」

「聞いてんじゃないの! 馬鹿にしてるの!」

「いえいえそんな滅相もない」


 笑いながら怒る人って芸、あれ結構難しいのにねぇ。私は習得できなかった。モトカノは荒げかけた声を、慌てて軽く咳払いしながら取り繕って笑顔を作り直す。小物感すごい。


「彼は仕事に忠実でしょう? 本来の金翼騎士団長としての仕事に専念したいでしょうにねぇ」

「ああ、確かに団長という管理職の仕事よりは、身体動かす訓練とかの方が好きみたいですね」

「……勇者様付も栄誉ある職務ですし、命じられれば熱心に取り組むのでしょうけど、彼の本心を思うとお気の毒だわ」

「真面目ですもんねぇ。本当に親身に接してくださいますよ」

「そう。真面目なのよ。仕事ですもの。わかるでしょう?」

「なにがでしょう」

「本意ではなくても、勇者様に求められれば応えなくてはならないということですよ」

「なるほど」


 勇者付は世話役も教育係も兼ねているけど、序列を言えば、国として召喚した客人なのだから勇者が上の立場だ。そうなるとセクハラし放題であるくらいの権力差があるやもしれない。


「私たち、ご縁があってザザとは親しくさせていただいてたんですよ。ねぇ?」


 意味深にモトカノが他の女性たちに目配せすれば、皆さんも艶やかな笑顔で同じ視線を交わし合う。やっぱり皆さんは過去の女性たちですかそうですか。なるほど、と。女性たちをじっくりと見回してみた。


 ……随分タイプが違うな?

 モトカノは自信に満ち溢れた華やかな美人さん。右隣の人は少し取り澄ました感じの怜悧な美人さん。左隣の人は美人さんというよりは可憐なかわいらしさ。それから薄いそばかすが散っている女性は気の強そうな目力がある。

 いや、ルックスは各種取り揃えました的にばらけているけど、確かに共通項がある。皆さん押しが強そうだ。まあ、でなきゃこうして私を取り囲みはしないだろう。その行動からして一見タイプが違うようでもそれは外見だけであって、内面的には共通項があり、それがザザさんの好みといえるのかもしれない―――いや。


 いやいやいやまて。もっとでかい共通項がある。


 でかい共通項ってか、乳 で か い。


「ですからね、カズハ様も彼が紳士的だからといってあまり勘違いされないほうがいいのではないかと」

「はあ」

「悪気があって言ってるわけではないんですよ。ただ、ねえ、勇者様に期待されすぎるっていうのは」

「ほお」

「そうそう。勇者様にとってもお気の毒でもあると差し出がましいようですが心配してるんですよ」

「ほおほお」

「だって、ねぇ? そのお体ではまだ彼を満たせないでしょう?」

「ほほぉ―――え?」


 見事なロケットおっぱいや、たわわにこぼれそうなおっぱいや、ドレスに押し上げられてアセモできそうな谷間やらに見蕩れてたら、いきなりぶっこんでこられて目を瞬かせてしまった。


「長命種ならともかくザザはヒト族ですもの。年齢的にもそんなに待てるものでもないですしねぇ」

「あら、でもその気になるとも思えませんし」

「やだ、それもそうよね」


 つむじからつま先までなめるように見おろしてくる目つきは、みなさん一様に嘲りの色。


 すげぇ。流れるようにシモネタつっこんできた。品位とかそういうのは令嬢教育にはいっていないのか。それともこれも女の闘いにおいてのお約束故なのか。平民も貴族も戦闘スタイルはさほど変わらないものなのか。


「―――業ですなぁ」

「は?」

「いえ。少し感心しちゃって。ああ、そうですねぇ。この身体では確かに」

「……ええ、そうでしょう?」


 自覚あるのって顔されてるけど、そりゃあねぇ。


「三日と空けずに部屋に来てくれてますけど、本当なら毎晩でもと言ってましたし、私も応えたい気持ちはあるんですが」

「みっか」

「あ、でも彼の休みには前日の夜から、彼のタウンハウスで過ごすんですけどね」

「タウンハウスって」

「え? 結構前から持ってるって言ってましたけどご存じないですか?」

「……西地区にある?」

「ええ、あそこいい眺めですよね。城下が一望できて」

「全く使ってない屋敷だからと聞いてましたけど、宿舎を出られたのかしら」

「いいえ? 宿舎住まいなのは変わりませんけど、管理する人は雇ってますし、いつでも使えるようにしてたらしいですよ……もしかして皆さん招かれたこと」

「―――そんなわけないでしょうっ。ええ、あそこは敷地こそ広くないですが人気の場所ですしね。景観がよくて」

「ですよねぇ。お付き合いされてたんですもんね」

「そ、そうよ」

「お付き合いしてて自宅に招かれてないわけないですよね。すみません私ったら。ああ、そうそう。でも皆さんがいらしてた頃とは少し変わったと思います」


 強張った笑みで目配せしあう視線は、さっきのものとは違ってきてて。

 下腹に力を入れざるを得ない。


「部屋を私に一つくれたんで、それにあわせて内装も変えたんですよ。あとバスルームも私の元いた国の様式に合わせて改築したんです」

「部屋を……?」

「内装まで……?」

「バスルームを……?」


 源泉を王城まで引き入れる大浴場は先日完成していて、城内でも好評なのだけど、同時に私たちの部屋のバスルームも日本式に改築してくれていた。


「ええ、あちらでは夫婦や恋人が一緒にお風呂入るのは珍しくないんですけどね。彼、それがすごく気に入ったらしくて」


 まあ、夫とは一緒に入ったことありませんけどね! 

 露天風呂で塀ごしにおしゃべりしながらまったりする楽しみをもう知っていたのもあるし抵抗ないだろうと誘ってみたら、思った以上に気に入ってくれたらしく、次の休みに泊まりに行ったらもう改築されていた。びっくりした。時々のぼせさせられる羽目になることも予想外でびっくりした。


「一緒に……」

「こちらではあまりないそうですね。いいものですよ。湯船にゆったりと二人で浸かって他愛のないおしゃべりでもいいし、まあ、色々と、ね?」


 知ってるのですよ。

 お付き合いしていても、休日にしか会わないし、平日の夜に時間をつくることなどなかったことも。

 ザザさんがあのタウンハウスに女性を入れたことがないことも。

 騎士団情報ネットワーク恐るべし……っ。


 言葉を探しているであろう女性たちを、こてん、と首を傾げて見上げて微笑んでみせた。


「うらやましい?」


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