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【書籍全3巻発売中】給食のおばちゃん異世界を行く  作者: 豆田 麦


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70/100

70話 Joyful, Joyful We Adore Thee

「―――和葉ァ!」


 ザザさんの顔を夕暮れ色に染めていたのは、あやめさんの回復魔法の光だった。

 地上に降り切る前に飛びついてきて、ザギルから左腕を受け取って肩に押し付ける。


 ……女の子が一度は持つあの着せ替え人形。例にもれず娘が欲しがって買い与えたことがある。

 ソフビの腕が肩の関節で外れるんだよね。何度はめなおしてあげたことか。

 あんな風に、ちょうどそのあたりが切り落とされていた。


「アヤメ! 腹もだ!」

「―――っエルネスさん、魔力回路を!」


 横たえられた私の左肩と右わき腹にあやめさんが手を添えると、茜色と紫と橙の光が輝きを増す。


 いつもは恥ずかしがって口の中で唱えていたあやめさんの詠唱が、しっかりと力強く唱えられる。

 回復魔法にくくられてはいるけれど、あやめさんの魔法は勇者の魔法。

 詠唱だって自分が回復のイメージしやすいものをと、幸宏さんと翔太君に相談して選んだのは讃美歌の歌詞だった。


 エルネスが神兵たちに止血を命じてる。作業分担なのかな。

 あやめさんにしかできないところのほかは、エルネスと神兵たちが受け持つってことなんだろうか。


 すごいなぁ、あやめさん、ドラマに出てくるお医者さんみたいだよ、なんだっけ? MRI? って、そう言おうとしたのに、喉がひくついただけだった。


 どうしよう、痛くないのにね、ただ、寒い。

 背中に硬い地面を感じているのに、落ち続けている感覚が抜けない。

 夕暮れ色のフィルターが視界を染めていく。

 目線すら、動かない。


 やだこれやばいんじゃない? もう死んじゃうのかもわからんね? なんて意識の端っこで軽口叩こうとする私がいる。


 礼くんの、翔太君の、泣き叫ぶ声が聞こえる。

 ふざけるなと罵っているのはザギルかな、あ、幸宏さんもだ。

 カズハ、カズハと耳元で呟き続ける声は震えている。


 暖色系の光はその色そのままに肩を脇腹を暖めてくれているのに、体の芯まで届いてこない。


「―――駄目! 和葉! 起きてよ! 起きてっ」

「ザザ! 呼びなさい! ザギル! 調律!」


 頬に触れていた温もりが離れると、逆さまに覗き込んだのは金色の瞳。

 柔らかな前髪が鼻の頭をくすぐって、額に額を押し付けられた。

 あの古代遺跡から駆け戻るときもこうしてくれていたね。




汝は与え 汝は許す

絶えず祝福し 祝福される

生きる喜びの泉

幸福は海よりも深く



 繰り返される詠唱は透き通るようなメゾソプラノ。

 たゆたう金色のさざ波に包まれるような暖かさが皮膚を撫でていく。

 いつもは静かな低い声が掠れ上擦って、私に呼びかけ続けている。


「頼む、行かないでくれ、カズハ、カズハ戻ってくれ」


 どこにも行かないよ。戻るって言ったよ。

 違うんだよ。どっかに行こうなんてもう思ってなかったんだよ。


 でも寒くて動けない。

 こんなにちゃんとみんなの声が聞こえているのに、落ちていく感覚が止まらない。

 目は開いているのにどんどん風景が暗くなっていく。

 暖かさが遠ざかる。

 肩に、腹に、首に、額に、頬に、手に、いくつもの触れていた手の感触が消えていく。

 私の身体を置いてけぼりに、私が落ちていってしまう。


 なにこれ、どうして。

 ちょっと焦り始めたときに、魔力回路を伝う虹色の魔力に気がついた。

 きらきらした糸が何本も、さなぎを紡ぐように、綿あめを割りばしに巻き取っていくように。



 ―――目印だ。

 これがちゃんと私を帰してくれる、と、天から降りる蜘蛛の糸とばかりに縋り付こうとした途端に虹色の糸が途切れる。


「―――ってめぇっ! おい! 坊主離れろっ」

「やっ! やだ! 和葉ちゃんっ和葉ちゃんっ」

「何してんのザギル! 早くっ」

「駄目だっ俺と坊主は触れねぇ」

「何言っ」

「知らねぇよっ! こいつ俺らに魔力渡そうとしやがるっ馬鹿がっ」

「なっ」

「幸宏さんっ心臓マッサージ!」



 知らないよそんなの、駄目、落ちていく―――



罪と悲しみの雲を散らし

疑念の闇を払いのけよ

不滅の喜びを与える汝よ

我らを光で満たしたまえ




「なんであなたはそう……頼むから、お願いだ、愛してるんだ」





 掠れて震える声が耳元で確かに―――今なんてった。





 …………。


 ちょ、ちょっと今のもっかい。


「カズハ、カズハ」


 いやまってそこでなくっちょっとさっきのもう一回っ!

 それどんな愛してるなのそこのとこもうちょっと詳しく!!


 私の身体どこ、どうしたら声が出るの、目印がない、ザギル、ザギルばか!

 感じられるのは自分の魔力だけ。

 ぐるぐると閉じられた回路だけをめぐっている。


 どうしよう。どうしよう。どこに行ったらいいのかどこを目指したらいいのかわからない。

 帰らなきゃ帰らなきゃ帰りたいの。


 虹色はザギル、覚えこめって言われて、覚えてたからヘスカの呪いの時だって帰れた。

 他は? 他に目印は?

 思い出せ思い出せ和葉、自慢じゃないが勇者陣の誰よりも治療やらなんやらされ続けてる。


 線香の煙のように私の回路に絡もうとする青紫がふわり一筋―――エルネス!



汝は与え 汝は許す

絶えず祝福し 祝福される



「……おい、ちょっと待てなんだそりゃ、なんで」

「―――和葉ちゃん! おなかすいたあああ!」

「っ―――けほっ、えっ」

「カズハ!?」


 えええええ?

 ちょっ、今!?

 今帰るから!



 待って待って青紫の煙が捉えにくい。

 風に吹かれて途切れるように、追いかけようとしては見失ってしまう。


「和葉ちゃんっ和葉ちゃんっ納豆つくってくれるゆったああああ!」

「おいおいおいおいってめぇっくそっ調律変われ!」


 言った! 確かに言った! つくってないね! 確かにね!


「そっそうだ! 和葉ちゃん! うなぎもまだだ!」

「和葉ちゃんっぼっ僕おはぎも食べたいっ」


 そうだよね! それもまだだ! おなかすいてる子をほっとくなんて給食のおばちゃんとして許されないっ!



 輝きながら降りてくる虹色―――見つけた!





「うっあっあああああ! いやあああああ!」


 ぐんっと釣り上げられた魚みたいに意識が体に戻った途端に襲い掛かってきた熱。

 身体中が熱い痛い燃えている。


「カズハ、大丈夫よカズハ! アヤメが治すから! 腕もつくから!」

「やあああああっあっあ、やめさ、げほっぐっ」

「なによっ大丈夫よっ」

「ま、まかせ、たっ」

「あたりまえでしょうがあああ!」





 もっかい死ぬかと思った。

 腕と肩の繋ぎ目も、裂かれた脇腹も熱いし身体中痛いし。

 喚き散らして暴れる私をみんなが押さえつけて。

 なんとか叫ばずにいられるくらいの痛みになったときに、あやめさんの詠唱が途切れた。


「……もう、ちょっとだからね」


 顔色が悪い。これはもうだめでしょう。これ以上はだめだ。


「ザギル」

「―――おう」

「あやめさん、下限、切ってる、んじゃないの」

「……っ」

「大丈夫だっていってんでしょっ」


 だめだよ。即断即決のザギルが言い淀むならそれが答えだ。

 ザギル、あんたちょっと前ならしれっと大丈夫だって言っただろうにね。

 雇い主の命が最優先だとか言ってね。


 右手をなんとか動かして、肩に触れてるあやめさんの右手を払い落として、脇腹の左手を包む。


 馬鹿だなぁ。二人とも。

 そんな無理しなくても多分なんとかできる。

 さっきね、気づいたんだ。


「ザギル、手伝いなさい」

「……っ無茶ぶりやめろ」

「だって調整してくんなきゃ際限なく渡しちゃう気がするもん。やって。お願い」

「俺がやめろっつったらやめろ」

「うん。でも大丈夫。ザギルなんでもできるじゃん」

「ふざけんな……くそが」

「……カズハさん、何する気ですか」

「魔力ね、たぶんあやめさんにあげれる。補充します。今足りないから。大丈夫。ザギルが手伝ってくれる」





 結論から言えば成功で、和葉は新たな能力を手に入れた。


 自分の魔力を他の人にあげることができる。今のとこザギルに調整手伝ってもらわないと上手にできないけど、きっと練習次第だろう。


「非常識にもほどがあんだろが馬鹿が馬鹿が馬鹿が」

「テレレレッレッテッテー」

「そういうのいいから」


 あやめさんに流された。ひどくないかな。赤い目して鼻水すすって、それでも美人でかわいいとかすごい。

 ザギルは地面に倒れこんでまだ馬鹿が馬鹿がいってる。ひどくないかな。


 ちゃんと腕もつながって、指も腕もしっかり動く。

 手のひらひっくり返して「あやめさん! 逆向きにつけた!?」って叫んだら、両手でほっぺた思いっきりひっぱられた。

 ほんとはまだ肩激痛なんだけどね、ちょっとネタ披露する欲望に勝てなかった。




 私自身の魔力もそんなに残ってなくて、とりあえず腕も腹も重要なとこだけはくっついてる程度のところまでもってきてもらった。後はあやめさんの魔力回復待ちの時間をおきながら、数回にわけて治療する予定だ。

 でもまあ、即座にザザさんが止血してくれてはいたけど、血が足りないことは足りないし、絶対安静には変わらないからね変わらないからねと何度も念を押された。


 だからおとなしく部屋までザザさんに運び込んでもらって、その途中で不覚にも眠ってしまった。





 ―――額にそっと置かれた手の温かさで目が覚めた。


「……あ」

「お、はよござい、ます?」

「すみません……起こしちゃいましたか。まだ真夜中です。眠ってください」


 ザザさんの囁き声で、部屋を見回すとソファに転がる勇者陣。

 広いベッドの右側には、礼くんが器用に身体を折り曲げて、私の身体には触れないように、でも頭の先だけちょっと肩にくっつくように眠ってる。


「エルネス、と、ザギル、は?」

「さっきまでいたんですけどね、情報集めてくるって城下に行きました。神官長は部屋で仮眠とってますよ」

「ザザさん、は?」

「……一区切りついて、今さっきザギルと入れ替わりで来たところです」


 額にもう一度手を伸ばそうとして、少しためらってから、触れるか触れないかくらいの慎重さでかかる前髪をどけてくれた。


「せっかく、呑みに行こうって誘ってくれてたのに」

「いつでも行けますよ……痛み、どうですかって、いや動かないで」


 身じろぎしてみようとしたら、囁き声のまま少し慌てるザザさん器用。


「痛いですね。あちこち」

「……動かない状態でどうなのか聞いたんですけどね」

「動かなくても痛いです」

「なんで動くんですかそれで……」

「どんなもんかなって……」

「……ほんとにあなたは」


 ベッドの左脇に添えた椅子に腰かけたまま、膝に肘をたてて手に顔を埋めている。


「ザザさん、お疲れでしょう? 休んでください? ―――くっ」


 左手は全然動かせないし、右腹は痛いしで、なんとか右手だけザザさんへと伸ばそうとして全くもって届かない。無念を噛み締めようとしたら指先を包むように繋いでくれた。


「な、なにしてんですか」

「疲れてるみたいだから」

「だから?」

「撫でてあげようかと」

「―――動けるようになったらお願いします。……何故そこで驚くんです」

「そうくるとは」

「自分で言っといてなんですかそれ」


 くすくすと内緒話の声でお互い笑う。

 私の身体に重さがないように、右腕に無理がないように、身を乗り出して右手を両手で包んでくれる。顔色良くない。きっと今までずっとあの襲撃の後処理してたんだ。


「ザザさん」

「はい」

「だいじょうぶですよ」

「……ほんとうに」

「はい」

「今度こそ駄目かとおもいました」


 包んでくれる手にきゅっとわずかな力がこもって、そのまま額にあてるザザさんの顔はうつむいていてよく見えない。


「ザザさん?」

「……はい」

「顔、みせて?」

「……勘弁してください」

「声ね、聞こえてました。ずっとザザさんが呼んでくれてる声」

「……」

「だから帰らなきゃって戻らなきゃって焦っちゃった。詳しく聞きたくて」

「く、わし、く……?」


 ぴしっと固まった音が聞こえた気がするよね。

 みるみるうちにザザさんの耳が赤くなってくる。顔色が良くなったとみるべきか。


「ほら、色々あるじゃないですか。種類が」

「しゅるい」

「どんな類のあれかなって」

「……ちょっと待ってください」

「はい」

「ぜんぶきこえてましたか」

「た、たぶん」

「―――なんでそれで種類があると思うんですかっ」

「ええええ」


 そ、そんな猛然と顔あげなくても! 見開いた目力すごいんだけど!

 いやあるじゃないの。色々と!

 なんか確認するのもあれだし違ったらどうしようってこっちも恥ずかしいのに!


「だって」

「だってなんですか」

「私、中身はこれですけど、見た目子どもですし」

「それ自体はこちらでは問題にならないと前に言いました」

「で、でも、それは一般論だと」


 別にザザさんがそうだとは言ってないし。聞きたかったけど聞きにくかったし。


「……僕は長命種ではないですから。僕のほうがカズハさんにふさわしくないことはあっても、カズハさん側の問題ではないです」

「というと?」

「僕よりずっと若くていい男はいっぱいいるってことです」

「若いのはいてもいい男ってのはないでしょ」

「―――不意打ちやめてください」


 わあ、なんか赤面感染する。なんだこれ。てか、本当に本当にありなんだろうか。真に受けちゃっていいんだろうか。いや、でも、だって。


「そ、それにザザさん」

「……なんですか」

「こないだまでずっと近づかなかったじゃないですか……私に……」

「っ、あ、あれは」

「ちょ、調整訓練だって、してくんなかった、し」

「だから止めたじゃないですかそれはっ」

「止めたのはエルネスだって止めたもん」

「えぇぇぇぇ」

「わかりませんもん。それに、ちょっと今日のあれだって、もしかしたら聞き違いかも、しんないなって、夢かもしんないしとか」


 ザザさんは素敵だからさ。そんなもしかして私の願望が見せた妄想かもしんないじゃん。


「ザザさん、みんなに優しいじゃないですか。わ、私だけ違うとはちょっと思わないじゃないですかいくら私が空気読めるからってですね」

「いやいつ読んだんですか」

「近づいてこなかったじゃないですか……わかったもん読みましたもん」

「あれはっ……いや、うん、あれは僕が悪い、です、けど」

「けど?」

「あー……」


 前髪をくしゃくしゃかき回してうろたえて、びたっと固まる数秒。

 もう一度、両手で私の右手を包みなおしてくれて。


「―――ずっと伝える気はなかったんです。僕の年齢もですけど、何より僕の職務上」

「しょくむ?」

「今僕らの最優先任務はあなたたちの育成と警護です。最高責任者として私情を持ちこむわけにいかなかった」

「そゆ、もんですか」

「なのにっ、あなた何回死にかけるんですか……」

「いやまあ、それはほんと申し訳ないっていうか私もそんなつもりでは」

「本当についこの間ですよ、ついこの間、人の手振り切って大博打うって」

「あ、はい」

「僕はですね、今まで去る女性を追ったことはないんです。それを後悔したこともない」

「えっ、そ、そなんですか」


 話とんだ?!

 いやでも意外……でもない、か? いやどうだ?


「伝えられなかった後悔も失いかける恐怖ももうまっぴらです。一人の女性にここまでしがみつこうと思ったことはない。仕事に私情とかもうそんなのも投げ捨てて、せめて気持ちだけでも伝えようと覚悟決めて誘ったら、直後にこれですよ」

「う、え、あ……」


 ハシバミ色の瞳はしっかりと私の目を捉えて離さない。


「戦闘中に頭が真っ白になったのは初めてです……情けない」

「好きです」

「―――っ、な、なんで今、先に言うんですかっ」


 するっと出た。つい。するっと。わぁ……あっつ! あっつ! 耳あっつい!


 ザザさんは一瞬だけ目を伏せて、もう一度あげた目は少し悪戯めいてた。


「……」

「…………種類は?」

「へぁ!? しゅ、しゅるいて」


 ふっと目が和らいで、右手で頬を包んでくれて、中腰になったと思ったら唇が額に触れた。


「愛してます」

「……っ」


 こ、これはっこれは異文化コミュニケーションっ!!!!

 こっちのひとはあれかそんなことこんな―――っ!!!!


 そんな台詞、ガチでリアルでそんな、いやちょっとそれは未経験にもほどがあって!


 何をどう返すべきなのか返すもんなのかもわからなくて、ぱくぱくしてたら上唇をついばまれた。


「種類、わかりましたか」

「たったぶんっ」

「……たぶん?」




 今度降ってきたのは深い口づけ。

 息苦しさが後頭部を痺れさせた。


 ちょっと危篤上がりには刺激が強すぎる。




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