三話~秘密だよ~
忙しくなったので一週間に一話ずつ投稿します。
「俺、昔の記憶ないんだ」
康介はこのことを動強から聞いた。
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約半年前・・・
俺は小脇 康介
この来栗鼠町に引っ越してきた。
「康介~隣の家に挨拶に言ってきて」
引っ越してきたので隣の家に挨拶に行く事になった。
ピンポーン・・・
呼び鈴がなり響いた。
ガチャ
出てきたのは俺と同い年ぐらいの少年だった。
だが、「挨拶するなら親だなと」と思った俺は
「お母さんか、お父さんいますか?」と聞いた。
「誰の?」
「えっ?」
は?えっ?
・・・あまりの衝撃に声が出てこなかった。
「君のお母さんがいないの?俺の親がいないか聞いてんの?てか誰お前」
「君の親の事を聞いてんの」
なにこいつ。危険人物か?
「親はいないよ」
俺はまだこの時親がいないの意味が亡くなっているという意味ということは知らなかった。
「そうか、じゃあまた今度くr「お前誰?」」
俺が言っている最中に言ってきた。怒りもせずに教えた。
「俺は隣に引っ越してきた小脇 康介よろしくね。えっと君名前何ていうの?」
純粋に疑問だった。初対面なのにまるでどこかで会ったことが会ったかのように話しかけてきたのが。
「俺か?俺は最運 動強だ。よろしくな康介!」
もう親友にでもなったかのように挨拶をした。
「うん、じゃぁな動強!」
まっ、隣の家に住んでるなら親友でいいかと思った。
「康介、言ってきた?挨拶」
親が聞いてきた。
「親がいなかったからしてない子供はいたけど」
俺が動強を子供と呼んでいいのか。ふと考えてしまったので笑った。
「ふふっ」
「康介、夜にもう一回行ってきて」
そう言われたから行く事にした。
ピンポーン・・・
昼間と同じように鳴り響いた。
「は~いどなたでsおっ康介じゃん。」
寝起きのような姿だった。
「うん。親いる?」
受け流しながら本題へ入る。
「はい?いないっていったよ」
えっ?
「親どこにいるの?」
「この世にもういないよ」
さらりといった。
いないってもうこの世にいないってことなの!?
「あっそうなのね」
地雷をふんだと思い冷や汗が噴き出した。
せめられるか?と思いきや
「そういや康介の好きな事何?」
予想外の言葉だった。
「サッカーだよ」
「俺は、前の剣町でもクラブチームに入っていたんだ」
「サッカー・・・スポーツか」
サッカーと聞いてスポーツ以外何が思いつくのだろうと思っていた。
「康介、今度俺とやろう。サッカーを」
まさかのお誘いだ。
「おう」
そして、約束のサッカーをする日
俺からの始まり
揺さぶりもしながら動強のいるゴール前まできてシュートを蹴ろうとした瞬間動強の姿が見えなくなった。
そしたら真横に動強がいた
「なっ!」
ボールをとられゴールに入れられまけた。
「どうしたらあんなんできんだ?」
ただ聞きたかった
「・・・」
動強の様子がおかしかった。
「教えられない」
「なっ、なんで?」
「俺、昔の記憶無いんだ」
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そして今
「あれどうやるんですか?」
「秘密だよ」