そろそろ終わり〜かも!
「それじゃあ始めようか」
コユキがハルバードに触れた瞬間
ただの鉄製のハルバードは瞬く間に変化していく
コユキが触れたところを起点に白色の鉄では無い何かに変化していく
刃の部分は深い深い海よりも深い青色に、そしていつの間にか右手に現れた血よりも紅い鎖のブレスレット
「やっぱりあれは見間違いじゃなかった。 この子が私の杖」
◆◇◆◇
「なんだこの気配? 何かが新しく生まれた…のか?
少なくても仲間じゃねえよな…糞ガキ」
「ふーん女郎って呼ばないんだ。そうだね私は仲間じゃないあなたを殺しに来たんだから」
想像する 千を超える氷を その一つ一つが 神を死に至らす 呪いの槍 怯え恐怖に歪む顔
「殺す? お前が? おいおい子供が勇者である俺様を殺すとか笑えねえ─」
「氷曝葬」
「はぁぁっ!?」
何だよこれ 空に浮かぶ圧倒的な数の槍が俺を狙って…腐界の剣で盾状にして防ぐことも考えた。
しかし槍は剣を豆腐を貫くかのように簡単に貫いてみせやがった! それからは、ひたすら死なねえように軌道を逸らし槍と槍をぶつけ当たらないように闘鬼まで使って闘刃も使って捌いてるのに既に右足と左肩に槍が刺さてやがる
俺はここで死ぬのか? そしたら村はどうなる? こいつに蹂躙されるのか? それとも俺が攻めさせるよう準備していた魔物に? まあどっちでもいいか、だが次は負けねえぞ魔王 プレイヤーの恐ろしさをみ──
◆◇◆◇
─? ? ?─
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」
4人の男女が苦しみもがく女を見ていた
「おい、これは一体なんだ何が起きている!」
「解りません、ただ呪いの類ではないかと?」
「そんな事はどうでもいいと思いますが今は何が起こっているのか論議するより、すぐさま隔離し魔人から逃げるべきでは」
「だな、今すぐ逃げねーと結界が破綻した今魔人が─」
宙を飛ぶはさっきまで話していた男の顔
対していともたやすく殺して見せたのは
「なっもう来たか魔人…ルミリア」
「まあ管理者さんからの仕事依頼ですから、諦めてください罪神さんたち」
「巫山戯るなー俺は罪神じゃねーーー!」
「たかが神風情が魔人に勝てるとでも? 思い上がり過ぎです! ちゃんと界牢で反省してください!」
瞬きする間もなく1人目が細切れにされる続いて2人目そして…3人目
「おっと、はいはーいナイスタイミングの連絡ですね? 見てました? うーん本当ですか? えーとじゃあもう帰って? はい、はいでわでわお疲れ様です。あとはお願いします。
それではみんなの所に戻るとしますか〜明日はスペーラ様〜♡の誕生日ー誕生日ーうーんと豪華にするですよ!」