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始まりなの?

連載という名の短編である!(๑ˉ ˘ ˉ๑)

あ〜なんでこうなっちゃたんだろう


シュー国の騎士やきっとプレイヤー達もいるだろう集団からは「魔王を殺せー魔王を殺せー」と聞こえてくる


「きっとあなた達は今まで絶対と信じてた日常が壊れるかもしれないのが怖いのね? でもね私だって──死ぬのは嫌なの」


「大地よ泣き叫べ破壊し過去のものとせよ──大地の叫び」


〖 なんで君は泣いているの? 〗


◆◇◆◇◆◇


「はぁぁ〜うーん夢? あれどんな夢を見てたっけ」

思い出せない大事なことだったような気がするんだけどなー


まあ思い出せないのは仕方ないなうん仕方ない


そんな事より朝ごはんの準備をして、夏休みの間に楽しもうと招待券を買ったVRゲームでもするかー

それはそうとご飯だな

「チローどこ···に···あーそうだ昨日亡くなったんだった」

チロは猫のような狼のような不思議な犬だった


見た目は狼みたいで猫みたいな大きさで猫のように細いとこもすり抜けて神出鬼没だったな〜


「あーダメダメご飯ご飯」

朝は簡単にタイマーをセットして炊いていたご飯と卵を使って目玉焼きとーあとは、海苔と昨日の残りのポテトサラダでいいかな


◆◇◆◇


聞こえてくるのは、朝の喧騒。鳥のさえずり。


これは今の私にとってこれは慰めになるのだろうか?



事前に集めた情報によれば前作にあたるアトランティスからプレイヤー達の努力により推定400年〜500年後という事がわかってる。


また今作の始まりの地をレム大陸というらしい

船を使えばアトランティスで舞台となった大陸へと渡ることもできるとか、残念ながら時間が無く前作をやっていないから色々と迷宮や魔物がアッチ方面でヤバかったらしい事ぐらいしか分からなかった。


そもそも不特定多数の人が見るような場所でのゲーム内情報の開示が禁じられているとかでサイトを作っても直ぐに消されてしまうとか?


一体どうやって消しているのかは知らないが、おかげで今作から作られた公式の掲示板にしか情報が載っていないから調べるのがとても大変だった。


なにせ1年ごとに、掲示板の書き込みが消されてしまうからだ

これには制作者の悪意を感じずにはいられまい


そんなことを思っている間に、起動させてたゲームのスタート画面が開いていた。

タイトルは無く中央に、一羽のコウモリが円を書くように存在し、その真ん中には縦長の眼らしきものがあるロゴがあった。


早速フルダイブする。今の自分は白い靄の球体のためロゴに体当たりする感覚で触れようとすると、ロゴに当たることなくいつの間にかキャラ設定に移っていた。


今作でプレイヤーが設定できるのは、初期アバターの性別・髪色・身長・容姿・名前となる。

声は1回目でも2回目以降でも最初に自由に設定できるらしい


やっぱり性別は女を選ぶしかあるまい!

「ネカマ上等やーー」文句は言わせん


髪色は、

色1 メインとなる色

色2 部分的に別の色にしたい時

色3 太陽などの光などで見える色

となっている。

色1は黒に、色2は無しにして色3は青色にする。


次に身長だが、これはかなり重要なポイントとなる

なぜなら攻撃のリーチやステータス、年齢に影響してくるからだったりする。

「すなわち身長は106cmにしなくてはならないのです!」

5歳または成長が遅めの子で7歳までいける素晴らしい身長なのですよ!

ん、ロリコン?どこのだれがですかね私は小さい子を愛してるだけですよ?と、誰にかわからない釈明をしつつアバターの設定を進めていく。


容姿は大人っぽくしかし幼女を意識し──そして気づいたら4:00になっていた。

もちろん朝の4:00である。なぜこうなった!


「まあ良いか、早速名前を決めるとするとして名前か·······」

季節の何かを入れたいな〜

「春夏秋冬、冬····雪······コユキ」

安直な気もするが、よし名前も決まったしなんだか眠くなってきたから、今日はここら辺でお開きにしようかな、おやすみ〜




◆◇◆◇◆◇◆


次に目が覚めたのは11:00を少し過ぎたくらいだった

簡単にご飯を済まして早速ゲームへとログインする


【招待コードをお願いします】という画面が出てきたのでオークションサイトで勝ち取った招待券に書いてあるコードを入力していく


「楽しいひと時を」そんな機械音声が聞こえた後には、周りには木、木、木、木、いわゆる森だった。

「·······うそ」

目の前には1匹のオオカミさんがいました。


「モフモフー!」


足が1歩2歩と近づいていく中、コユキは公式掲示板にはこう書いてあったのを思い出していた。

【最初に降り立つ場所が安全地帯だと思うなかれ】


「····‼」

今更ながら危険な事に気づいたコユキが逃げようと後ろをむこうとした時

既にオオカミはコユキの脇腹に噛みついていた


「アーー!」


今のコユキに、どこを見ても武器なんてものはない


前作みたいにプレイヤーの種族がアウターという特別なわけでもない、今作はこの世界アトランティスのレム大陸に住んでいる一人の人として活動することとなる。


故に今作では前作と違ってプレイヤーが死ぬと、ボーナスポイントもなく赤ちゃんプレイを強制された上で、全てがランダムで赤ちゃんから再スタートとなってしまうのです!


だから、いきなり失ってたまるかー

「いつまで噛みついているのー!」

コユキはその小さく可愛いお口を目一杯あけて、まるで吸い込まれるかのように容赦無く狼の喉へと噛み付いた。

「ガブガブー「キャウーン」フォガムガ「がるー」フゥガーーー」

オオカミとの激闘の末に勝利する事ができたが、コユキ体からは、血が外へと流れてゆき体がどんどん冷えていく。


「ゴホ···ァァ」

今まで頑張ったのに、そんな死にたくないよ

せっかく頑張ったのに·····キャラクリ───





◆◇◆◇◆◇



「うーん···もう食べれないのー····エヘヘ」

「ガウ」

何者かによる一撃は、みぞおちにきれいにきまり


「ゲほ··ゴホゴホ····一体なんなの〜って狼ーー!」

「がう?」

コユキは驚きのあまり後ずさるが、狼は静かにちょこんっと座ったままである。


「あれ襲って来ないの? 」

狼の周りを回ってみるが、狼は嬉しそうに尻尾を振るだけで、襲って来る気配はない


「あっ! 色が違う」

先ほどのオオカミが灰色だったのに対して今の狼は白色になっていた。


「おっきくもなっているよねーなんでなの?」

狼の大きさはコユキのに3倍はあるほどになっていた

「まぁとりあえず、情報整理といきますか」


まずこの世界は1日が26時間で現実の1日がこの世界の7日分になると。

プレイヤーは前作と違って普通の人で、そのため一度でも死んだら今までの頑張りがパーになっちゃうと


そして今作の目的は、なぜアウターはいなくなったのか? どこから来てどこへ行ったのか? 謎を追い求める探索家たちの物語っと


「ステータスオープン」とステータスコマンドを言うが本来声に出す必要は無い思うだけで十分なのだ


名前︰コユキ

性別︰女

job︰魔王

class︰魔法少女


装備︰ボロボロの服


従魔︰狼(名前未設定)・空き

スキル︰基本▽ 魔王▽ 魔法少女▽


「え、どうなってんのー!?」


依頼を受けたコユキなのー

はーいではこれお願いします( 'ω'o[ ]o あ、カメラの前でお願いします。はいそこです


はいなの、ではコホン 先に謝るの投稿率は悪いと思うの


ありがとうございました

どういたしましてなのまたなの〜

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