ルネ・デフォルト氏の第六十感【第16感】漫画くん十五年目の春
かれこれ四十年近く前、少年トンダ(分かりますよね)で受賞したときの体験談からの創作です。
あの頃は漫画の隆盛期で、どんな下手でも面白ければ受け入れてもらえた時代でした。そのころ漫画週刊誌では一番後発だったトンダは素人っぽい漫画を掲載していました。後発ゆえ一流漫画家を他出版社から引き抜けなかったからって噂ですが、その後の成功ぶりは賞賛に価します。世が世ならば私も一流漫画家になっていたかもしれませんが、一発屋で終わりました。
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なお、トンダで受賞してからほぼ同時期に月間賞で入選デビューした某漫画家さんのアシスタントに何回か行きました。担当が同じ編集者の人だったからなんですが、その漫画家さんはデビュー作一本やりで今もトンダで連載しています。そしてその時の編集者さんは…社長さんになっています。
もうっちょっと我慢してれば人生変わっていたかも…しかしこれも人生。