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27:魅了

 

 扉を開ければ、ザァと強く吹いた風が正面から顔に当たる。

 沸き上がる怒声が実体を得たかのような勢いで、イチカはたまらず目を細めてそれに耐えた。そうでもしないと怒声の重さによろけかねない。

 だが怖じ気付きそうになるのを堪え、再び聞こえてきた咆哮に顔を上げた。


「ユイコさん……!」


 咄嗟に名前を呼んだのは、眼前に現れたドラゴンの背に彼女の姿を見つけたからだ。

 巨体なドラゴンの背にしがみつき、必死に何かを訴えている。こちらに逃げろと言っているのか、それともドラゴンを宥めようとしているのだろうか。

 だが彼女の声は届かず、再びあがったドラゴンの咆哮と止まぬ怒声がそれをかき消してしまう。


 魅了の効果は絶大で、眼下に集まった者達も、ドラゴンさえも、ユイコを一心に想っている。

 だが想ってはいるものの、彼等は誰一人としてユイコの声を聞いてはいない。


 なんて皮肉だろうか。

 だがそれほどまでに魅了の効果は強い……。そう考えるとイチカの胸に不安がよぎった。

 自分がいま目の前にしているのは、ハロルドの魅了さえも凌ぐユイコの魅了に捕らわれたドラゴン。理性なんてものはなく、そしてユイコ本人でさえも制御は出来ない。


「そんなものを相手に……」


 小さく呟き、再びあがった咆哮に小さく肩を震わせた。

 今更ながらにとんでもない場にいると実感が湧き、考えまいとしていた不安が一つまた一つと胸に湧いてくる。

 魔剣の攻撃はドラゴンに効くのだろうか。

 もしかしたら全く効かず、それどころか弾き返されるか、相手からも攻撃されるかもしれない。

 そもそもイチカは今でこそ魔剣士などと名乗っているが、この世界にくる前は極平凡な日本人だった。剣など手にしたことはなく、武術はおろかスポーツだってろくにやっていなかった。

 特別なものなど何もない、誰の特別にも成りえない。


 そんな自分が、ドラゴンを相手になにが出来るというのか……。


 湧きあがる不安が次第に恐怖に変わっていくのを感じ、その感情に飲み込まれるような不快感にイチカがゴクリと生唾を飲んだ。

 魔剣を持つ手が震える……。


「イチカ!」


 と、声を掛けられ、はたと我にかえったイチカが横を見た。

 隣に居るのはもちろんハロルドだ。

 いったい何を呆然としているのかと言いたげにこちらを見ている。


「ハロルド……さま……」

「なにぼさっとしてるんだ。ここまできてビビってんなよ」

「そ、そうです……ね」


 発破をかけるようなハロルドの言葉にイチカが返事をしようとする。だが不安と恐怖が胸を占め、旨く言葉が紡げない。

 そもそも今は喋っている場合ではないのだ。

 だがそれが分かっても体は動いてくれず、見かねたのかハロルドがイチカへと手を伸ばし……。


 そして、グイと襟元を掴むと強引に引き寄せ、たどたどしい言葉を返そうとしていたイチカの唇を己の唇で塞いだ。


 イチカの視界いっぱいにハロルドの顔が映る。

 あまりに近すぎて、整っていることすら分からない。

 それがゆっくりと離れると、ハロルドが蠱惑的に笑った。いつも通りの笑みだ。形の良い唇がやんわりと弧を描く。


「自信をもてよ。お前はこの俺が、一夜だけじゃなくずっと共に居たいと願う女だからな」


 低く男らしい声が告げる。ゾクリとするような声だ。

 それを聞き、イチカは一瞬にして視界が開けるのを感じ……、


「なんだ、私達両想いじゃないですか」


 気の抜けた声で笑うと、次の瞬間には眼光を鋭くさせて魔剣を振りきった。

 その瞬間の轟音といったらなく、怒声もドラゴンの咆哮すらもかき消してしまう。

 不安と恐怖、それが一瞬にして上塗りされる衝撃。それらすべてが上乗せされた一撃の効果は絶大である。

 威力が風に乗り、上空にいたドラゴンの巨体を討つ。剣の鋭さをもちつつ、魔法のように距離を超える。これこそが魔剣が魔剣たる所以だ。


 ドラゴンの甲高い鳴き声が響く。咆哮とは違った痛々しい声。

 次いで巨体がグラリと揺らぎ、バランスを取れなくなったのか上空で右へ左へと体をうねらせはじめた。

 その背から振り落とされかけているのは……。


「ハロルド様、ユイコさんが!」


 落ちる! とイチカがハロルドに呼びかける。

 だが次の瞬間、真っ赤な瞳で妖艶に笑う彼に、ゾクリと寒気を覚えて言葉を止めた。

 いつもの紫色の瞳ではない。恐ろしいほどに赤い瞳。世界中の宝石を集めてもこの赤に敵うものはないだろう。

 色濃く、心臓を鷲掴みにするかのように鋭く、それでいて目が離せない。

 そんな赤い瞳をゆっくりと細め、ハロルドが笑う。

 男だの女だのといった括りを越えた、もはや性別なんてものとは次元の違う魅力。囚われれば最後、底なし沼のように彼へと墜ちていくと本能が訴えてくる。


 次いで彼はその瞳で眼下に集る者達を見下ろし、スゥと軽く息を吸い込んだ。

 赤い瞳の影響か、僅かな唇の動きにもゾクリとする妖艶さを感じさせる。


「俺に従え」


 ハロルドが一言告げる。張り上げたわけでもないのに、その声は国中に、それどころか世界中に届きそうなほどに澄んで響きわたった。

 体中に溶け込むような声。聞き慣れているはずが絶対的な圧を感じる。

 その圧はイチカ以外も感じているのだろう、むしろ周りはイチカ以上に感じているのか、眼下に集りつい先程まで怒声をあげていた者達が静まり返り一瞬にしてその場にひざまづいた。


 怒りが服従に変わる。


 まさに一転したと言えるその光景に、イチカは目を見張り……、その中央へと落ちていくユイコの姿を見て息を飲んだ。


「ハロルド様、ユイコさんが!!」

「下にいる奴らが受け止めてるはずだから大丈夫だ。だが急いだほうがいいな。ユイコのところに行くぞ!」


 ハロルドの声は、先程までの圧を感じさせる声から普段のものに戻っている。

 それを聞いたイチカはならばとユイコが落ちた先へと向かおうと、急いで踵をかえして室内へと戻り……、


 ズボッ


 と麻袋をかぶったハロルドに足を止めた。


「よし、行くぞ! 陛下、ユイコの落ちたところへ向かいます!」


 ハロルドもとい麻袋の気合いだけは十分である。


「ハロルド様……いえ、麻袋さん、いったい何で今……」

「説明は後だ。行くぞ! 陛下、下のやつらは俺の魅了が押さえているので安全です。ゴルダナ、この状態じゃ走れないから俺を担げ!」


 急げとハロルドが命じてくる。麻袋状態でなければ緊迫感すら感じていただろうに。

 だがいかんせん麻袋をかぶっている。そのうえ、ゴルダナに対して両腕を伸ばして担げと命じているではないか。相変わらず偉そうな麻袋だ。

 いまいち決まらない。

 だがそんなものかと、むしろそれくらいが自分達らしく、そんな自分達でしかこの事態は解決出来ないのだ。

 そう考え、イチカは先導するように走り出した。




 イチカの一撃により、聖女ユイコは地に堕ちた。囚われていた者達の心には僅かな綻びが生じただろう、だがその綻びごと制御を解いたハロルドの魅了が絡めとる。

 城外で目の当たりにしていた者はおろか、城内すらも混乱の最中にあった。

 今まで何をしていたのかと呆然とする者もいれば、ハロルドの魅了に当てられて彼の名前を小さく呟く者もいる。その反応は様々だが、誰もがまだ正気には戻りきっていないと一目で分かる。

 その光景は外に出ても続き、先程まで怒声をあげていた者達は混乱し戸惑いを見せながらひざまずいている。


 魅了に当てられユイコを神聖視し、落ちる彼女の姿に揺らぐ。

 かと思えばハロルドの魅了に捕らわれ、思考の整理もままならぬうちにひざまずいているのだ。


「異端様々だな」


 とは、走りながら呟かれたラウルの言葉。走りながら周囲を見る彼の瞳は随分と冷ややかだ。

 彼は魔力も剣技も持ち合わせぬ異端。それゆえに苦汁を味わってきたが、今は異端ゆえに正常を保てているのだ。この状況を皮肉とでも考えているのだろうか。

 横顔には自虐めいた色さえ見える。

 ……もっとも。


「ゴ、ゴルダナ……俺も担いでくれ……」


 しばらくすると情けない声をあげはじめた。

 どうやら全力疾走の限界がきたようだ。

 確かに、王宮の高所にある部屋から一気に駆け下り、そのうえユイコが落ちた場所まで……となればかなり距離がある。

 疲労を紛らわせ己の足を走らせる魔法も使えなければ、剣技で生きる者のような体力もない、ラウルの限界がくるのも当然である。


「陛下、あとちょっとですよ!」

「……イチカ、お前は……体力も魔力も、あるから……いいだろうけど……。ハロルド、いや、麻袋、そこを代われ……」

「麻袋は視界が悪くて全力疾走が出来ません」


 次第にラウルの足下が覚束なくなる。これは近いうちに止まる……というより、倒れかねない。

 見かねたゴルダナが「失礼します」と一言告げ、片腕でラウルを担いだ。片腕にはハロルド、片腕にはラウル、まるで荷を持たされたかのようだ。


「イチカ、ハロルド様と陛下は俺がお連れする。両手が塞がるから、何かあればお前が対応してくれ」


 ゴルダナに命じられ、イチカが頷いて返す。

 それに対して、悠々とゴルダナに運ばれていたハロルドこと麻袋が上機嫌で彼を褒めだした。ーーちなみにラウルはぐったりとして荒い呼吸を続けており、当分しゃべれそうにないーー


「ゴルダナは大活躍だな。ブランカとランチの約束は保証してやる。俺が選ぶ一番ムードのある店にしてやろう」

「そ、その件は今は……ですが、ランチであればぜひ……」


 逞しく頼りがいのある騎士から一転して途端に童貞オーラでしどろもどろになるゴルダナに、麻袋の奥からハロルドが楽しそうに笑う。

 だがその笑い声も、イチカが「ユイコさん!」と声を上げればピタリと止まった。


 混乱状態のまま跪く者達の中、数人が一箇所に群がっているのが見える。

 何かを奪い合うように、いや、我先にと襲うように。さながらその姿は一つの獲物に群がるハイエナのようだ。

 そのハイエナ達が群がっているのは……ユイコだ。

 彼女は数人の男達に取り押さえられ、それでもと必死に抵抗をしている。男達の手を体をねじって拒否し、悲鳴をあげ……その光景は見るに耐えない。


 一人の少女を、複数の男が暴行しようとしている。

 壮絶な光景にイチカは息を呑み、次いで駆け寄ると共に手にしていた魔剣を振るって男達を薙払った。

 一人また一人どころか複数をまとめて次から次へと薙払い、最後の一人へと剣を振り下ろそうとし……。


 それより先に、最後の一人が低い打撃の音と共に倒れ込んだ。

 剣の一撃とは違うその音は殴打の音だ。


 誰かとイチカが見れば、隣に立つのは……拳を握る麻袋。もといハロルド。


「……ハロルド様」

「咄嗟に殴ったが手が痛い。俺はやっぱり魔法が良いや」


 痛む手を軽く振りながら、ハロルドがあっけらかんと話す。

 次いで彼はユイコへと近付くと、泥まみれで震える彼女にそっと手を伸ばし……、


 ズボッ


 と頭から麻袋を被せた。

 麻袋から麻袋の贈答である。


「とりあえずこれ被っておけ」

「……これは……あの……」

「怖かっただろ。もう大丈夫だ」


 ハロルドの声は低く落ち着いており、その声を受けて麻袋を被ったユイコがビクリと肩を振るわせる。

 次いでその震えは彼女の全身へと伝い……。


 そして、耐えきれなくなったと言いたげに声をあげて泣き出した。




「愛情だなんだと言っていたが、周囲はユイコに欲情していた。それを押さえていたのが神聖さだ。『純血を失えば聖女の力も失う』という条件が男共の欲望をギリギリのところで押さえていた」

「なるほど。それが、ユイコさんの魅了が押し負けたことで崩壊したと」

「そういうことだ。今まで押さえていたぶん反動はでかい。ユイコが地に堕ちる姿を見て、我慢していた奴ほど歯止めが利かなくなったんだ」


 ハロルドの話に、イチカはなるほどと頷いて返した。

 自分の体にぴたりとくっつくのはユイコだ。彼女はいまだ震えており、イチカに抱きつきながらハロルドの話に時折相槌を打っている。


 ……麻袋を被ったまま。

 ちなみに、もちろんハロルドも麻袋を被っている。

 つまりイチカは、麻袋を被った二人に挟まれたまま、真剣な話をしているのだ。

 傍目には異様な光景に映るだろう。何かしらの儀式と間違えられても仕方ない。


 といっても、周囲はそれどころではなく、誰もイチカ達を気にもとめずにいた。

 いまだハロルドの魅了に当てられた者達は跪いており、その中で選ばれた騎士数人がユイコを襲った者達の捕縛に駆り出されている。


「我慢していた男達ほど……。まったく皮肉な話ですね」


 イチカが溜息混じりに呟き、捕縛され連れて行かれる男に視線を向けた。

 ユイコを襲っていた一人。

 ……そして、隣国の王子でもある。

 ほかにも騎士団長や宰相もおり、その面々は先日ユイコを囲いちやほやと誉めそやしていた者達だ。

 あの時は愛おしくてたまらないと言いたげにユイコを見ていたが、今の彼等の瞳には落胆と屈辱を堪えるような色が見える。


 魅了に当てられユイコを囲み、聖女の力を失わせないためにと欲望を抑え、落ちる聖女の姿に欲望の限界を迎えた。

 彼等もまたユイコの魅了に振り回された被害者と言えるだろう。

 もっとも、


「あの国も終わりですね」


 と言い切るイチカの声には同情の色はない。

 魅了の効果だろうが何だろうが、彼等はユイコを襲ったのだ。情状酌量の余地なし、とイチカの中で判決が下る。

 それにはハロルドも同感なのか、麻袋の頭部あたりがゆらゆらと揺れている。たぶん頷いているのだろう。

 だがユイコだけは責任を感じているのか、捕縛のうえ連行されていく男達を見つめ、切なげな声でその名前を呼んでいた。


「私のせいです。私がちゃんと魅了の効果を説明していれば……。国はどうなるんでしょうか……」

「どうとはっきりは言えませんが、うちと合併するか属国ですかね」

「そんな……」

「ユイコさんのせいじゃありませんよ。むしろ聖女の力を笠に着て、喧嘩をふっかけたのが悪いんです。聖女自慢したかったのか、それとも私やハロルド様に牽制したかったのか分かりませんが、相手が悪かった」


 諦めましょう、とイチカがユイコを宥める。

 それに対して「人聞きが悪いな」と不満そうな声が割って入ってきた。

 ラウルが肩を竦めつつこちらに歩いてくる。あらかたの指示を出し終えたのか、イチカとハロルドが労いの言葉と共に彼を迎え入れた。


「俺だって鬼じゃない。面倒を掛けられた恨みはあるが、国民には被害はいかないようにするさ」

「国民には、ですか」

「あぁ、国民には。だがあいつらはどうだろうな。俺は異端で魅了の効果が分からないから、俺にとって奴らは『敗戦国の暴漢』でしかない」


 あっさりと言い切り、ラウルが笑う。

 普段の明るく爽やかな笑顔ではない。悪どく歪んだ、それでいて楽しそうな笑みだ。これが対峙する者の笑みであったなら敵意と寒気を覚えただろう。

 だがこれもまたラウルの一面であり、イチカにとっては覚えのあるものだ。驚くでも止めるでもなく肩を竦めて「あぁ怖い」とだけ答えておいた。

 もちろんまったく怖いとは思っておらず、不安そうにするユイコを宥めながらである。


「ユイコさんは当分はここに居た方が良さそうですね」

「は、はい。お願いします」

「陛下とゴルダナ隊長はこの件の片付けがあるし、ハロルド様は魅了を押さえる研究。しばらくは忙しくなりそうですね」


 イチカが溜息混じりに呟けば、ハロルドも同意を示す。

 次いで彼は麻袋をバサと脱ぎ取った。どうやら魅了の効果を押さえたらしく、真っ赤だった瞳が普段の紫色に戻っている。


「ハロルド様、麻袋とって大丈夫なんですか?」

「あぁ、もう平気だ。後でユイコにも方法を教えてやる。結果的には募らせるだけだが、多少は押さえられるはずだ」


 ハロルドが説明すれば、麻袋を被ったユイコが頷く。

 そのやりとりを眺め、次いでイチカは己の唇に指で触れた。


 ドラゴンを前に怖じ気付いた時、ハロルドは……。


 彼の言葉が脳裏によぎり、それと同時に告げられた言葉も思い出される。


 だがそれを口にするより先に、「ハロルド! イチカ!」と名前を呼ばれた。

 見ればロクステンが小走り目にこちらに歩み寄ってくる。

 なんとも上機嫌な表情で、来るやいなやイチカ達を労い始めた。といっても一国の貴族としてではなく、「よくやった」だの「偉いぞ」だのと子どもの活躍を誉める口調だ。

 どうやら彼が捕らわれていた魅了も効果が薄れたようで、ハロルドに対しても普段の父親としての態度を取っている。そこに魅了の欲はない。……労い誉め倒してと相変わらず息子に甘いが。


 イチカが彼のことを労い、事の顛末を伝える。

 それを聞き、ロクステンもまた事態の収集への協力を申し出て……、


「それで、二人は正式に結婚ということで良いんだな?」


 と、まるで『これが本題だ』とでも言いたげに確認してきた。

 そのうえ「あれだけ堂々とキスをしたもんな」と念を押してくる。



 これにはイチカも目を丸くさせ、そして同じように目を丸くしているハロルドと顔を見合わせた。





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