17/41
私の明るい明ちゃん
学校、といってももう放課後なのだが、そこに明はいなかった。
昨日も、一昨日もいなかった。
別に、喧嘩したということではない。
流行り病、インフルエンザにやられたという。
インフルエンザということで、上條家への立ち入りは禁止。
看病しようにも家にいれてくれないので、こうしてケータイを片手にしていた。
『もしもしもーし明ちゃんでーすけど。』
「明、私私。」
『私の友達に私はいない!』
「西城ですよ。」
『西城か。どーしたんぐ?』
今のは明語か?
「いや、思ってたより元気いいね。心配して損した。」
『ははは、余計な心配だったねぇ!お嬢さん!』
なんて、話をしていると先生から帰るように催促されて歩くことにした。
「今日も上條家には行けませんか。」
『行けませんね!』
「明と会える時間が忘れ去られていく~。」
冗談半分でそう言うと、すぐに明は口を開く。
『だいじょうぶっすよ!会えない分、会えたときの楽しみは2倍っすよ!』
「そうかな?」
『そうだよ!』
そうだと、いいな。
インフルエンザって、いつ頃かかるんですかね?
たまたま読んでいただいたのであれば有難うございます。




