上條家へ訪問
明が勉強会をしようと提案してきたのを遠回しに理解した私は、放課後の家へと帰る帰り道から、寄り道へと道から道へとわたっていた。
もちろん、明も同行。
そして他愛ない話をして、到着上條家。
いつ見てもすごい。あえて外見のことは言うまい。負けてるけど、負けた気になるから。
「ただいまー!!」
明が思いっきり扉を開ける。
「お帰りなさい。お嬢様。おや、お友達ですか?」
「ばぁば、ただいま!うん!お友達だよ!お勉強会するんだよ!」
なぜかお遊戯会を思い出してしまったその光景に、私は顔を緩ませた。
「どうぞ、お上がりください。」
「お、おじゃまします。」
そう言って上がった私の手をとって明は引っ張っていく。
明の部屋は二階のあって、それこそ私の部屋とはちがく、和室の部屋だった。
「あがってあがって!」
と、明が手招きをしてくる。
「もうあがってるけどね。」
「さて、お勉強しましょーぜ!まずは恋のお勉強!」
「!!?」
ボーリング場に行くまでは安全だと思っていたけど、正夢になりそうな予感。
「西城ってさ、私のこと、本当に好き?」
顔を赤くしながらも迫りくる明の顔は、なぜかいつもより可愛く見えた。
「す、好きだよ?どうしたの急に。」
「急ってわけでもないんだなぁ。いっつも私をからかうようにキスとかしてくれるけど、ちゃんとキスしてくれた?」
「したよ?本当に、からかいながら本物の愛情がこもっているキスを。」
「なら、もう一回、からかわないでして?」
なぜだろう、そんな顔をされてしまうと、こちらが悪いみたいになってしまう。
「べ、勉強は?早くしないと!」
「焦らさないで!」
明は目を瞑って口を出してくる。
「うぅ~。」
チュッと、キスをしてあげる。あー恥ずかしー!!
「西城も可愛いところあるじゃん!」
「なにが!」
「照れてるとことか、まあそーじゃなくても私は西城が好きだよ!」
「私は明の恐ろしさを知ったよ。」
まさか正夢にするとは…。
「なんの話?」
「なんでもない。」
そのあと、勉強をしているときに気付いた。
明の顔はずっと赤いままだった。
明も可愛いよ。そう、心の中で笑ってやった。
次こそはボーリング…。
たまたま読んでいただいたのであれば有難うございます。




