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月に捧ぐ恋の調べ  作者: 白毬りりま
Ⅳ.目覚めるもの
23/65

ⅰ.



 私は歌う者。


 願いは調べに。望みを旋律に。

 真実の祈りを音に変えて、私は奏でる。


 私の歌は、不可能を可能にする無条理の愛。

 世界は私の歌に酔い痴れ、舞い踊り、奇跡を起こす。


 私が歌えば、世界はどのような願いでも叶えてくれる。


 たとえ、相手が神であっても。

 本当の意味で私の想いを妨げる脅威にはなり得ない。

 運命でさえ、曲げてみせる。


 想うはただひとり。私の唯一と定める者。

 彼のためならば、私は私のすべてを捧げて歌って見せるでしょう。


 この身も、この心も、何もかも。

 すべては狂おしいほど愛おしいと想う方に。


 未だ眠っている私の想い。

 いつしか芽生えたのなら、この身を焦がすほどの恋を捧げましょう。


 いつの日にか、私は廻り逢い。唯一無二の方を見つけ出す。


 その時、私は歌うでしょう。


 ただひとり、愛する方のためだけに。


 たったひとつの恋の調べを。




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