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第3話④秋野太

秋野と話した後に桜庭のいる官庁営業部にも立ち寄ったら桜庭はあいにく不在だったが、部長の春山が片手を上げ笑顔で寄ってきた。


「桜庭すっかり元気になったみたいだな。

塞ぎ込んでいたのが嘘みたいにファンのために。ってよく話しているよ。

今度の練習試合でも何かするんだろ。

俺たちにも来て下さい。ってしつこくて。

部署で行ける奴らで応援に行くから、

頑張ってな」


と、変わらない笑顔で去って行った。


「ありがとうございます」

と田﨑は深々とお辞儀をした。


練習試合当日、早朝から運営スタッフを中心に準備が進められていた。


田﨑が会社に置いている自動販売機の会社に話をして、練習試合のスポンサーになってもらっていた。

練習試合のスポンサーと言うとあまりメリットはないが、簡単に言うと田﨑が無理を言い、観客のために100本のお茶やスポーツドリンクを提供してくれた。


試合会場には、急遽決まったタックル体験のため、普段練習で使っているタックルバッグとタックルマットが準備された。


田﨑は試合出場メンバーだったが、準備には早朝から参加した。会場を桜庭とチェックしてから後は桜庭に任せてアップに向かう。

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