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第25話④入れ替え戦しゅうり

髙橋は徹たちと話していた。


「今日も応援ありがとうな」


「とおるお兄ちゃんおめでとう!

病院へ来てくれた、田﨑さんとかみんな格好よかったね!」


「徹たちの応援聞こえていたよ。ありがとう」


「お兄ちゃんにもらって欲しいものがあるんだけど、、、」

と言いながら、徹はカバンから紙を取りだし、髙橋に差し出した。


手書きでチケットと書かれた紙だった。

場所は近くの体育館だった。


照れくさそうに徹は言った。

「お兄ちゃんと出会ってもう歩くことはできなくなったけど、何かを始めたい。と思って退院してから車いすラグビーを始めたんだ」


「徹!すごいな。試合に出るのか?」


「実はまだ怖くて怖くて逃げているから試合にはまだ出られないけど、試合前に車いすラグビーを見に来てくれた人に説明をするんだ。

見に来て欲しくて」


「絶対に行くよ!

徹の新しいスタートを見たいからな」


15年後に徹は胸に金メダルをかけることになることをこの時は知らずに、2人のとおるは握手をかわした。


髙橋は新しくレフリーとして頑張る力をもらい、来シーズンの残留希望に丸を付けた。


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