人外不思議商店街の買い物
作者は出勤日です(泣)
残念無念・・・・・・畜生!!
僕は楽しみでさくにゃーを肩に載せ、何か聞こえた気がするが早く行かないと行けない。
新作のお菓子を作るのに必要だし、雪原の遺跡に行く為に食料を作る食材が必要だから。
地下に向かう廊下を歩き階段を降り、誰も来ないだろうしと地下の扉の鍵をそのままにして、ユリさんが使ってる実家近くの小人の街の扉を開く。
数日ぶりの実家近くの空気、夏の森の香りはしないが甘い果物や、何か少し干物の香りがするが気にしては成らない。
たまに桜花神樹産の果物も売ってる、小人や精霊や妖精を踏まない様に歩くと、見知った野菜売りの鬼人の薬丸さんに声を掛けられた。
「よお、喜一今日は珍しい場所から彼女連れて、買い物か? 喜一」
「?」
鬼人の薬丸さんに言われて周囲を見たら、何故か肩出しの白いロングワンピース姿の雪村さんが居た、麦わら帽子とを手持ち左肩に白いポシェットを下げ、僕の後ろに居た・・・・
「・・・・・・」
僕は思考を停止しフリーズした、やらかしたダメージと浮かれ過ぎたダメージの、ダブルパンチが更に追い討ちを掛ける。
「神坂さん?」
此がまさか雪村さん・・・いやリンと、長い付き合いに成るキッカケで、後に振り返るとこの事がキッカケだったかも知れない、リリもこの後色々あったし・・・・・・もう一人居るが、それはその内に分かるだろう・・・全くこの頃の私はモテ過ぎだろう、基本お菓子や食事でだけど・・・・・・
まあこの時の私には、後の事なんて想像出来なかったけどね・・・・・・
「アレ? 喜一の彼女じゃあねぇ反応だな・・・」
「なんだ弄れないじゃん」
「弄るとお菓子を作ってくれないわよ」
「・・・・・・え~と・・・何時から、雪村さん居ました?」
一応真っ白な頭をフル回転して聞くと。
「確か・・・何か考え事をしてぶつぶつ言ったあと、立ち上がってましたね」
結構前から居るねそれ・・・
あと外野うるさい。
「買い物するなら、お金が必要だけど・・・」
「一応持ってますよ、財布」
皮の袋を肩に下げたポシェットから出し。
「ねぇ」
「『ねぇ』て言われてもな・・・」
溜め息をしてからキューブを出し、何か便利な物が無いか探すと、何かアンティーク時計の様なブレスト型の収納アイテムが在ったので。
「買い物には持運び出来るアイテムや、買い物袋とか常識だけど・・・凛さん」
「なんですか?」
まだ何か言われると思って警戒してるが、キューブからアイテムを出すと・・・
「貰い物だけどあげるよ・・・」
何かプレゼントみたいだな・・・
「・・・くれるのですか?」
「貰い物だけどね」
凛さんはアンティーク腕時計らしき、収納アイテムを受取り。
「ありがと・・・ございます・・・神坂さん、いえ・・・イッくん・・・」
(男性から初めて、プレゼントされました)
今リリ助に付けられたあだ名を言われた様な・・・
雪村さんは赤い顔をしハニカミながら、何かを待つ・・・
「えぇ~と・・・」
「・・・・・・」
沈黙を壊すヤツが現れた。
「喜一久し振り~
あ・な・た・のまつりだよ」
雪村さんが何かジト目で、僕を睨んで来るが意味が分からん、あとまつりウザい。
「前に背中に蹴りを入れてくれた、礼をしないとな」
「なになに私にお菓子をくれるの?」
まつりは期待した眼差しだが・・・
「さくにゃーアレと遊んで良いよ」
「うにゅー!」
「ギャー!!」
まつりを頭? で転がしながら、さくにゃーはまつりを気に入ったらしく、更に激しく転がして遊んでた。
「アレ良いんですか? イッくん」
「・・・うん良いんだよ」
やはり聞き違いでは無いらしいので、歩み寄って来た雪村さんに答える為に・・・
「リンさんは自分で料理とか出来る?」
何となく聞きたかった事を含めて、一応下の名前を言うと・・・
「・・・少しなら・・・」
モジモジしながら言うリンさん、何だこの可愛い人は・・・雪の天使か・・・まあ人間だけど。
「喜一の腕は凄いぜ、人間のお嬢さん」
ハリネズミのゴンゾウ爺が、リンさんに言うとタヌキのロクゾウも言う。
「大抵の料理の腕は有るからな、あのコックから直伝されてるからな」
あのコックとはたぶん、母の兄の叔父の事だろう・・・今は弟子の育成に忙しいが。
「凄いのですか?」
そう聞かれたが自分自身分からないので、適当に。
「さあ? ね・・・」
それを見て小人や妖精達は、やれやれて顔で見てた・・・薬丸さんまで。
「さて旅に必要な食材とか買いますかね」
「街の商店街で買えますよ?」
そのリンさんの言葉に、僕は答える気はない。
「ならリンさんは見るだけだね、じゃあ行こうか」
喜一は凛を連れ野菜や果物を買う、凛は珍しい果物を喜一が見て買うのを見て居たが、喜一と一緒に回り凛の考えは変わるのだった、自分が知らない食材の数々に心ときめく凛だった。
そして喜一はとある小人の店で、小人の婆ちゃんに話し掛ける。
「高級煮干して入荷してる?」
「喜一坊、沢山あるよ」
さくにゃーのエサと味噌汁のダシ用だ、ついでに。
「鰹節とワカメも頼むよ、ミコチ婆ちゃん」
「あいよ」
リンさんは興味津々に鮮魚を見て居た、まあ東方暁の全国の鮮魚を扱ってるからね、ここは特に。
「このグロい物は何ですか?」
鮮度結界箱の山に入った物を指差す、リンさんは興味が有るらしいが高級食材に興味を示すとは・・・
「珍しいね、大海王鮟鱇を入荷するなんて」
「ダイカイオウアンコウ?」
リンさんはグロく部位切断された、大海王鮟鱇の切り身をマジマジと見て居た、通常の鮟鱇の三倍は大きく解体も専用道具が必要、しかも普通では手に入らないはず・・・流石ミコチ婆ちゃん。
「数年ぶりに手に入ったが、喜一坊買うかい?」
滅多に手に入らないし、雪原だったら寒いしちょうど良い食材だな、残れば冬に帰って来て母に振る舞えば良い。
「高級鍋が作れるね、ミコチ婆ちゃん」
そうミコチ婆ちゃんに言うと。
「喜一坊なら食材を活かせるだろうよ、たぶん今年は冬にも入るよ、長年の勘的にね」
プレッシャーを掛けないでくれ、ミコチ婆ちゃんあとミコチ婆ちゃんの勘は結構当たるので、旬の冬にも買いに来よう。
「全部の箱買うよミコチ婆ちゃん」
「まいど、ユニコーン金貨二枚だよ」
普通ユニコーン金貨八枚以上するらしいのに、二枚とは太っ腹。
「安い」
「何せ今回結構取れたから、値が下がってんだよ・・・冬が一番食べ頃だから、あと旬外だから余計に安いんだよ」
ミコチ婆ちゃん、僕を見て愚痴るのやめて・・・
「あと今が旬の黄金鯛とか在るよ」
「よし買った」
秋までまだ先だ、秋なら秋刀魚が数種類初上げが並んでるけどね。
まあチェルさんが秋に此処に居たら、片っ端から秋刀魚を食べてるだろう・・・
「こんなグロい物が食材なんて、不思議ですね」
まだ興味津々に見てると、ミコチ婆ちゃんが言う。
「鮟鱇は肌がツルツルに成る成分が有るんだよ」
「!?」
リンさんは何故か僕を見る、まあミコチ婆ちゃんの言葉が本当か知りたいのだろう。
「コラーゲンが豊富だから、あと豚肉やトマトもビタミン豊富だから、鮟鱇を食べると肌が艶々に成るんだよ、まあ他にも肌に良い食材は有るね」
「まあお嬢さんには必要無いよ」
ミコチ婆ちゃんがさらりと言う。
「私は必要無い位に艶々ですか?」
リンさんがミコチ婆ちゃんに聞くと、ミコチ婆ちゃんは言う。
「私より若いんだから、当たり前だろう!」
「まあ気になるんだったら、その内作るよ・・・たぶん」
ミコチ婆ちゃんは僕のたぶんを聞いて、深く溜め息をする。
「それは作らない前提のたぶんじゃな」
「そんなぁ~」
明らかにガッカリするリンさん、白い肌で綺麗な美人なんだからガッカリしなくても・・・
女心は分からない喜一だった、まあ普通か?
「さて次に行くよリンさん」
「・・・・・・はい」
何故かガッカリしてるが少し休憩にする、森の広場のカフェに向かう。
妖精のミリアが営むカフェ、週5で母が通う程来てるが残り2日は大抵忙しいからだ、何処かのアンコ中毒エルフの代表が原因で。
「母は居ないみたいだな、出会ったら最後・・・・・・」
早くも彼女連れてきて、お母さん大満足よとか言われるに決まってる。
弟は僕よりイケメンだしそれで、妹は色々有り頭が良いのに引きこもり、ニート生活をしてるが危害を加えた同級生は漏れなく、母とその仲間の制裁を受けたらしい・・・学校も、見て見ぬふりした校長と教師が職を失ったみたいだ。
まあ母の人脈や人外脈は僕は少ししか把握出来ない、たぶん知らない一部は妹が知ってだろう。
「ミリア、お茶しに来たよ」
「いらっしゃい、キーちゃんお友達連れて来る何て珍しいわね」
ミリアは喫茶妖精の羽のオーナー、ミリアが厳選した妖精ブレンドハチミツを使った、蜜入り紅茶や桜花神樹で採れる不思議なハーブを使った、香りが優しく飲むと爽やかな味のハーブティー。
桜花神樹の周りに生息する、暁乳牛の乳から絞った牛乳と厳選したコーヒーを使った、コーヒー牛乳やカフェラテ等メニューは豊富。
暁乳牛のソフトクリームは、甘いがコクが深く味も凄く良いし、シルバーラビットのマスターとミリアがホットケーキを同時に出しても、どちらか選べと迫られてもあっさりとミリアのホットケーキを選ぶ。
材料と物の差が違い過ぎるのだ、ミリアは暁乳牛の生クリームや牛乳をふんだんに使い、朝日が昇った瞬間の朝一にしか産まない、黄金鶏の卵を使ってる為だ。
黄金鶏の卵は貴重で濃厚な卵だから、人間の社会には出回らない幻の卵だから。
まあこの森の商店街と、桜花神樹のエルフとハイエルフの街と、不思議な空間に在る妖精都市にしか流通が無い。
まあ僕は母のお陰でたまに買えるが、代償は安くない・・・
大抵ミリアに新作作る助手をやらされるが、それは学生の時までだ。
近くの切り株の椅子に座り、リンさんも座るのを促しミリア特性ロールケーキを頼んだ、何故かリンさんの瞳がキラキラなんだが・・・・・・
「キーちゃんまた助手しない?」
「旅に出てるので無理です、今日は寒い場所に行く為にユリさんが使ってる、ドアから此方に来てるだけです」
「何だ・・・残念」
何かリンさんがまたムッとした顔をする。
「イッくんモテモテですね・・・」
「此はモテてるのかな? まあ、僕は人間の方が良いけど」
リンさんは食い気味に聞いて来る。
「そうなんですか?」
「まあ普通に・・・・・・」
「・・・・・・そうなんだ・・・・・・」
「?」
リンさんが何故そんな事を聞いて来たのか、僕は意味が分からずに居た。
そして話が終わりお手伝いの他の妖精が色とりどりのフルーツが載った、フルーツロールケーキを切り株のテーブルに置き、リンさんはロールケーキに目を輝かせる。
「食べて良いですか?」
「どうぞ」
リンさんは上品にフォークを使い、味を噛み締めながら食べてたが、リンさんてお嬢様の様な上品な食べ方をする。
ドーナツは小動物とお嬢様を合わせた、不思議な感じに食べたが上品に食べるリンさんは、なかなか可愛いが付き合いたいとは思わない、何故かって? 知り合ったばかりだし一緒に居て楽しいとは、今の所そんなに思わないからだ。
まあリンさんは楽しんでるけどね、買い物はしてないが珍しいらしく、目を輝かせたまに聞いて来る。
たまに足元の精霊や小人が、リンさんを見上げワンピースの中が見えたらしく、男の精霊や小人は大抵鼻血を出して倒れて居た、マナーの悪い奴らだなけしからん・・・畜生。
あとロールケーキはの材料は普通の卵なので、果物を変えて色々アレンジが可能だが、自分の為に作る予定なので構想は秘密だ。
リンさんが三つ目を食べ始めた頃に、さくにゃーが満足したらしく帰って来たので、少し鼻の頭にクリームを付けると美味そうに鼻を舐め、まだ欲しいと足にすり寄ってくる。
「美味かったかさくにゃー」
「にゅ~♫」
美味かったからしい、もう少し与えると更にすり寄って頂戴とアピールするが、僕のロールケーキのクリームが減ってしまうよさくにゃー。
食べ終えると割り勘で払い・・・・・・リンさん、結構食べたな・・・・・・何個食べたんだろう?
僕の食べただろう金額より、高い値段表記だったので。
「美味しかったです、また食べに二人で来たいです」
「まあ考えとくよ・・・・・・」
(リリ助入って無いが、まあ良いか・・・知らないし)
途中妖精の特殊錬成で作った、小物アミュレットを興味津々に見てた、僕も作れなくは無いがリンさんは店主のエレナさんに、どんな効果が在るか聞きながら手に取り見てた。
「この無色透明のアミュレットは、どんな効果ですか?」
「それは魔力の成長を、加速させるアミュレットさ」
ブローチ風の無色透明なアミュレット、他の同じブローチ型のアミュレットと繋げられるタイプと、単体でブローチとして使うタイプが有るらしい。
「まあ喜一なら他の加工も出来るだろうが」
「イッくんは色々出来るのですか?」
「色々なヤツから勉強してるからね、何故か魔力は普通より高いし妖怪達も友にするわ、喜一は規格外だからね」
「僕を勝手に万能面白人間にしないで」
「ヨウカイ?」
リンさんは妖怪を知らないらしい、まあ僕と母しか見えて無いらしいが弟は妖怪と聞くと、鼻で笑い妹は面白いの居ないかとたまに聞いて来た、確かに居るがたまに加齢臭がする妖怪が居るので、お勧めしない・・・あのニャン太郎とニャン助は、アイツらたまに見えてない人間に変顔して遊んでたり、たまにオナラをして逃げてるが何がしたいんだろうな。
「エレナさん、リンさんの魔力成長出来るか調べれる?」
「喜一はどうする?」
僕は普通のはずだから、成長がまだ余力あっても普通より多い程度だから問題ない筈。
「僕は今回も測定しないよ、どうせ平均より高い程度だし」
「絶体喜一は普通ではないよ、絶体昔より魔力が覚醒して成長してる筈だよ」
リンさんはどんなか見たい見たいだし、六歳の時に確か平均より少し高い黄色だったし、それよりは今は上程度だろう。
「たまには測ってみるかな」
「まだ成長余力有れば、また凄い光を放つだろうね」
小さい子供ではないし、流石に成人近くの年齢でそれは無いよエレナさん。
だが測定したら虹色に成ってたが、エレナさんは初めてらしく持ってる本人すら知らない結果らしい。
異界の魔法とあの精霊や妖精の、命懸けの悪戯トラップとかの影響だろうか?
一応話すとそれも要因とも言われたが、どれ程魔力が成長したかは分からないらしいが、平均より更に上に成長したのは確実と言われた。
「私は平均より上と前に、教師に言われましたイッくん」
「じゃあ測ろうか」
リンさんは測定すると光が眩い黄色だった、平均より上で更に上に魔力が成長する前の状態らしい。
エレナさん曰く魔力を上げるには、色々有るらしく才能で最初から規格外以外は、消費魔力の高い魔法で強いモンスターを倒す事と、命懸けの試練で成長させる事だが命懸けの成長は、魔力のキャパシティーが大きく成るけど、魔力のキャパシティーが成熟するのに時間が掛かるらしい。
今の僕の魔力キャパシティーは、まだ成長した分が追い付いてなく測定の色も変わる可能性が在るらしい。
「もう半年以上一年位は経ってるよ、エレナさん」
「成長の成熟は成長の度合いで変わるから、もしかしたら喜一はまだまだキャパシティーが成長してるかもよ」
でも使える魔法は平均だし、強い魔法を使うと疲れるしなと思ってたら、エレナさんに言われる。
「そう言えば、その魔力制限の御守りのミサンガ、何時までしてるの?
それしてると魔力は鍛えれるけど、魔力は霧散して本来の魔力キャパシティーの力使えないわよ?」
コレ・・・・・・母から貰ったの何だけど、まさか此が影響してたのかな?
「母に昔貰った御守りですが?」
「ああ私が売れないからって、確か昔にあげた気がするわ」
エレナさん・・・・・・忘れるなよ。
「まあ魔力キャパシティー成長は、恋人同士ならアレでも出来るけど、喜一なら高い魔力キャパシティーだから彼女の魔力成長凄く成るわよ」
「それ教えて下さい」
リンさんはエレナさんに聞くと、エレナはリンさんの手に乗り耳元で話すと言い、そして結果リンさんは顔面真っ赤でエレナさんは死にかけていた。
「それは・・・・・・まだ無理です・・・・・・」
僕は顔を手で隠してるリンさんの顔と手の間に、潰れかけたエレナさんに言う。
「エレナさん」
「た・・・たすけ・・・・・・キイ」
「僕はまだ恋人居ませんよ」
「そんな事・・・ぐぇ!」
リンさんがハッとし僕に聞く。
「恋人居ないのですか?」
「好意を向けて来る人は数人居たけど、僕を見てて感じはしないかな」
「ぐぇ! 死んじゃうから、死んじゃうよ助けて喜一・・・ぐぇ!」
エレナさんがやばい状態なので、リンさんの手から回収し回復魔法で治療したが、恋人同士でする魔力成長て何だろうかと思ったが、後でリンさんに内緒で聞いたらそれもう身体の関係だと思ったが、どうして関係の関係で魔力成長するかは色々教えて貰った。
僕は成長出来ないが相手は魔力成長するらしいが、激しく長く・・・・・・程、相手の魔力は成長するらしいが相手の同意と、とある事前用意が必要だがそれは言えない、まあ恋人同士や夫婦でもするが道具ではなく魔力で、相手と契約して行う刻印をしないと成らないらしい。
「失敗して責任問題で結婚したら、私の責任にしないでよ」
「・・・・・・その方法の一部有ったが、アレ本当に実在する方法とは思わなかったよエレナさん」
ボロボロで虫食いの魔力を成長させる本が、成人本のアッチの方に有ったがアレはネタだと思ってたが、本当に使える魔力成長の方法だったらしい。
一部虫食いで避妊魔法とか色々書かれてたが、避妊魔法とエッチな魔法成長の一部は読めたが、エレナさんが言った方法は虫食いで不明な点が多かった。
何故そんな物を読んでたかって、男だもんエッチな事にだって興味は有るに決まってるし、エレナさんが言わなかったらエッチな青年ネタ本と、思ってただろうな・・・まだ最後まで読んで無いし・・・
アレ結構表現が凄いし、同人誌とか青年誌並に描写説明絵が凄いし、夜のオカズには・・・・・・成らないけどね。
「彼女が出来たら試すと良い、避妊の方ね」
「エレナさんは僕の母かっ!」
エレナさんはニヤニヤして言う。
「皆、喜一にどんな彼女連れて来るか楽しみなのさ、まああのお嬢ちゃんとはまだて雰囲気だったからね、早く彼女連れて来なよ宴会開くから」
僕の初めての彼女出来た口実に、宴会する気なだけだよね・・・・・・まあ弟は、昔から彼女が沢山居るが特定の彼女が居ないんだよね、アイツ基本シスコンだから。
だけど来る者は拒まずだし、羨ましいが血みどろ展開は嫌だから、僕は来る者は拒まずはしない・・・・・・死にたくないから。
「そのミサンガ早めに外しなよ」
「そうだね、強力な魔法使う度に疲れるの嫌だし、アイテムに仕舞っとくよ」
腕から御守りのミサンガを縛った結び目を、緩めるが外せない。
「ミサンガに魔力を流してからでないと、ほどけない仕様だよそれ」
「それ早く言ってエレナさん」
魔力をながし結び目をほどくと、何か全身が漲る様な不思議な感覚に成った。
「何か身体が軽い気がするよ」
「魔力が一定量霧散してたからよ」
魔力が成長してるのなら、解読出来ても躊躇ってた異界の神の魔法を、試せるかも知れない。
今までだったら魔力温存して、武器が主流だったが魔力が今までより使えるらしいから、威力等を確認してから色々考えよう。
「まだ魔力を成長させる方法は、喜一此はオフレコだよ」
そうエレナさんは言うと、話してたがそれは秘密で一つはアダルトな、一つは修行系でもう1つは面倒なモンスターと戦う事て言っておく。
この三つ条件が面倒だし、面倒なモンスターは悪魔と淫らゴブリンで、しかも倒す条件付きでリンさんには無理。
修行系は命懸けの修練とかだが、命懸けではない方もリンさんには無理、とある場所のアストラル修行の場所で魔力修行だから、しかも時間感覚が失う可能性と進まない時の中での自分との戦い、しかも自分と闘うので下手すると死ぬらしい。
まあアダルトは無理だろう、色々な意味で僕の理性がぶっ飛んでしまう、その代わりさっきのアダルトとは違うから僕も成長するらしい、色々も成長するらしいが・・・・・・
「喜一は奥手過ぎるね」
「僕は弟程手を出すのが早くないから」
アダルトな魔力成長は、思春期の少年に言うネタではないよ・・・・・・でも、興味は凄く有るがとこの時僕は思ってしまった。
「それでアミュレット買うのかい?」
「・・・・・・商売モードに戻った」
リンさんは真っ赤な顔をまだしながら、気になったアミュレットを買った、僕は一部アミュレットを作るアイテムを買った。
リンさんはチラチラ僕を見て来る、まああんなアダルトな話を聞いたら恥ずかしくって、異性がどんな反応か気になるよね。
だが僕は何とか理性を保つ、興味は有るがそれはいつか彼女が出来て合意してからにしよう。
僕はリンさんの手を引き、今日の本命の店に行くとユリさんが何故か居た。
「喜一ちゃん、やっぱりこの店に来たわね」
「誰ですか? イッくん・・・・・・」
何か心配な声と曇る顔のリンさん、一応紹介しょう。
「リンさん、この鬼人はユリさんであの屋敷の管理を任されてる人だよ、あとお酒の買い出しとか任されてる人だよね」
「アルバトスさんからは、住民が今は居ないから管理してただけよ、アルバトスさん見て逃げる住民居たし私を見て逃げる人も居たわね」
今のは聞かなかった事にする、ユリさんにも紹介する。
「あの街で出会った人の一人の・・・・・・」
「初めまして、雪村凛ですユリさん」
リンさんがユリさんに自己紹介するが、前と違うくない?
「一人?」
(喜一ちゃんモテモテ期ね、此はトモヨさんに報告ね)
何かニヤニヤするユリさん、何故か凄く嫌な予感がするユリさんから。
「それより野菜は薬丸の所で買いなさいよ」
「コラ! ユリ、営業妨害するな!」
可愛らしい声だが声がデカイ、小人青果店キミコの隣の小人八百屋の店主の、カオルさんがユリさんにキレる。
「薬丸の方が新鮮よ、鬼人の里卸売り野菜だから」
「此方は全国の新鮮野菜だよ!」
何を張り合ってるやら、切り株に見本の果物が並ぶ青果店キミコの商品を見ると、まだ売ってる品があるので一応聞いてから買う、愛らしい姿で美しい声の持ち主と言われてる店主のキミコさんに、声を掛けた。
「キミコさん数日ぶり」
「喜一坊、またアレ買いに来たかい」
アレとは桜花神樹に育つ妖精サクランボだ、キミコさんはニヤリとして言う。
「勿論他も買うけど新しい収納アイテムで、前より更に買える様に成ったよ」
「更にかい、なら今あるの大半買いなさいよ」
「──少しまけて」
「少しなら安くしてあげるわ」
妖精サクランボに桜花神樹産のリンゴ数種類に、苺数種類に梨やスイカ柑橘系を全て買った。
まだ懐に余裕は在るがユニコーン金貨七枚を叩いて、新しいお菓子を作るには必要な費用だ、他にカオルさんから野菜ジュース様の野菜と、コーンスープや蒸かして食べるモロコシを買い、ユリさんに睨まれたが次は茶葉の店に行く。
鬼人のお茶屋で玄米茶や玉露を買い、妖精ハーブ店で紅茶やハーブに蜜ハーブ等を買った。
「色々売ってましたけど、イッくんは料理得意なんですか?」
聞かれたので言う。
「叔父に鍛えられたからね、でもそれは自分の為だし叔父は料理以外も教えてくれたよ」
「何をですか?」
興味津々に聞くリンさんに、叔父の人生経験による忠告を話す。
「料理出来ない女と料理依存する女には、絶体に付き合うなとね・・・昔色々あったらしいからね叔父」
「サンドイッチや簡単な料理は、大丈夫ですよね?」
何故か聞いて来るリンさんに言う。
「サンドイッチは手軽だから、アレは人の力量に寄っては料理にもそうでない物にも成るよ」
アレンジして美味しさを追求すれば、それは料理だろうがお手軽な気持ちならそれは料理ではない。
おにぎりだって握り方や力の加減で、食べた時の食感が変わるからね。
青い顔をするリンさんだが、少し何か考えてから僕に向かい合い言う。
「私に料理を教えて下さい」
「良いけど」
何故かいきなり握り拳をし。
「ヨシ」
と何か凄いやる気に満ちてるが、先に教える料理と食材が必要だよね、此処は手料理でも種類があるハンバーグか、少し大変だが焼き餃子か水餃子を教えよう。
白菜やキャベツはあるが一応追加で買い、豚やイノシシや牛のモンスターの情報をリンさんに聞いて、僕はリンさんを連れ途中で二人とさくにゃーと昼にした。
「此処は美味しいよ」
色々な種族が座れる外に席の在る店、ごはん処の喜久一は色々な食事が楽しめる、通訳アイテムを渡しリンさんはメニューを見ると、聞き覚えある低い声がし振り向くと見知った、割烹着のイケメン料理人が居た。
「やあ喜一、うちの味を盗みに来たか?」
「やあシェフ、毎回言うが美味しいから食いに来てるだけだよ」
「本当か?」
疑った顔で僕に言うこの店の料理長にしてシェフの、鬼人の料理人の諭吉さんだ。
他にも妖精料理人の倉持さんに、小人料理人の白倉さんや見習い鬼人料理人の佐藤、諭吉さんの妻で配膳スタッフのリーダーのミナさんが居る。
「まあ隠し味とか参考に成るから、たまに試すがシェフ程の味には成らないよ」
何か勝ち誇りながら僕に言う。
「当たり前だ、真似が簡単に出来る工夫はしてない」
「まあ食材や調味料は大抵把握したけど」
諭吉さんはジト目で僕に言う。
「それ味以外は把握したと宣言してるよな」
「そうだね」
軽くそう言うと悔しそうに去って行った、僕は久々にカツ丼を頼みリンさんは、冷製パスタを頼んでた。
冷製パスタはトマトとバジルがふんだんに使われており、僕のカツ丼は何故か汁だくなんだが・・・・・・
まあ美味しかったけど。
「美味しかったです」
「じゃあ午後は向こうで食材を、モンスタードロップから手に入れるよ」
「はい、では戻ったら着替えて来ますね」
「今回リンさんは案内だけ、材料は僕が仕留めるよ」
何か気にしてたので服かと思い、キューブを調べるとご都合的な装備が有ったが、何でどんな汚れすら弾くローブなんだろうか?
お金を払い来た場所に戻り、幹に在る扉を開き屋敷の地下に帰った、リンさんにはルリスティーナて長い名前の人が使ってた、不思議なローブを渡し着替えて貰い。
何か印象がガラリと変わる服装だった、僕は何時もの装備でエネルギーライフルらしきのと、エネルギーライフルのマガジンエネルギーパックに、魔力補充式らしいのでマガジンパックに魔力をゆっくり流し、屋敷を出ても歩きながら魔力をマガジンパックに量を増やし流す。
更に量を増やし他のも補充し壊れないので、サクサクと満タンにし街を出た。
「待ってよイッくん~」
後ろから声がし振り向くとリリ助が走って、此方に来る。
リリ助が待ち合わせた訳ではないが合流して、三人で向かう事にした。
「此から何処行くのイッくん? あと何で、凛さんは服装違うの?」
「食材狩りだよリリ助」
「イッくんに借りました」
「イッくん・・・」
何故かリリ助はリンさんを鋭い目で見ると、リンさんはリリ助に言う。
「イッくんから料理を教わりますが、リリニャーもどうですか?」
「にゅにゅー」
さくにゃーがリリ助に何かを訴えてた、リリ助も何か思う事が有るのか真面目な顔で言う。
「イッくん、イッくんは料理も出来るの?」
真剣な顔で聞くリリ助に言う。
「お菓子も料理も基本は一緒だからね、ある程度はね」
リリ助は高らかに僕に宣言する。
「私もイッくんの料理覚えたい、軽くサラダとパスタ位は作れるけどね・・・・・・」
何故かリリ助はリンさんを見ながら言うと、何故かリンさんは笑顔だが目が笑ってない。
「まあ凛さんは調理実習では料理出来るけど、普段はしない手つきだったからね、私はイッくんの隣で普通に手伝えるよ」
何故か板胸を張るリリ助、何か対抗するようにリンさんは言う。
「大丈夫です、イッくんが教えてくれますから」
睨み合う二人を放置して、僕はさくにゃーを抱き上げキューブを見て考える、キューブの中にあるモンスター肉を使えば良かったかなと。