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83 デートをしよう(その11)
「ボク、ママと一緒だったのかな?」
目線を合わせるためにしゃがみ込んで、女の子の格好をした男の子に話しかけました
お~、リアル男の娘
はたから見たら、幼女をナンパしている大きなお友達?
警察に通報されないことだけを祈りますね(笑)
そんなことを考えていたら、男の娘の目に涙が浮かんできました
いまにも零れそうです
スカートを両手でギュッと握りしめて涙を堪えてます
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
囁くような小さな声で繰り返し謝っています
「ちょ、ちょっとヤバイってっ!」
彼女が慌て始めます
そして
「ちょっとブラウスの袖まくってみて貰えるかな?」
とんでもないことを言ってきました
こんな繁華街のど真ん中でヤレとか言っているよ
オレに犯罪者になれ、と?
オレがセクハラの強制?に躊躇っていると
「いいから早くっ!」
厳しい叱責が飛んできました
続いてとんでもないことを言い始めました
「スカートを捲ってみてくれる?」
・・・オレに(社会的に)死ねというのか?




