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19 料理部に行こう(ダイジェスト版)

家族がインフルエンザでバタバタ倒れる

看病?でなかなか更新できません

そのためダイジェスト版を投稿します

御笑覧ください

「料理部に入って欲しい」


「えっ?」


「先輩が卒業して4人になってしまったんだ、実は5人いないと廃部になるんだよ、だから頼む!」


頭を下げてお願いされた


戸惑ったのを嫌がっているって思われたみたいだ


料理部ってあったんだ?!って不思議に思っていただけなんだけどなー


前世(?)ではそんな部なかったし!


話を聞いてみると、柔道部の合宿でマネジをした時に料理を作ったってのが伝わったとのこと


お願いしたら入ってくれるかもってことで突撃してみた、と


「いいですよ」


返事をすると喜んだ


こちらもどんな所か興味があるからね


どんな所かな?楽しみだ





翌日の放課後、料理部の部活をするために家庭科室に行ったら

若様とその取り巻き2人がいた


なぜ?


放課後は習い事が山盛りで、毎日速攻で帰るって聞いていたけど?


部長が「紹介を兼ねて、とりあえずお茶会をしましょう」と言ってクッキーとコーヒーを出してきた


クッキーは昨日作ったそうだ


入部が決まってほっとしたから、作ったんだって!


歓迎の意味でお茶しようってことで




しばらくしたら料理部の顧問の大山先生(女)が新巻鮭を持ってやってきた


新巻鮭?


なぜ?と思っていると部長が説明してくれた


先生の実家は北海道で余った海産物を送りつけてくるんだそうだ


産地直送で安いので差し入れと言う名の愛の宅急便がくるとのこと


毎回のことなので慣れたが、食材が変わり映えしないのでメニューに困る


焼くのも汁にするのも飽きた


何かないかと言われたが何もない


若様が「焼いてほぐしてフレークにしたらどうでしょう?」と言ってきた


奇をてらわずに素材として用意する


ゆでたパスタに野菜と一緒にふりかける


クリームコロッケの中に入れる


塩漬けなので、塩を抜かなければ、ごはんにふりかけてもよい


メインとして飽きたなら脇役として使えばどうか?


保存しておけば何かと便利では?


「「「「「おおっ」」」」」


「すごいね!」というと睨んできた


なぜ俺だけ目の敵?



事前に言っておけば食材を持ち込むのも可とのルールがあるとのこと


若様がやらかした


シュールストレミングを持ってきたのだ


なんでも余っているので持ってきたと!


話を聞くとすでにレストランの経営をしている


といっても家の所有するやつから適当に引き継いだだけだが


さすがセレブ!


そこで貸し切りの予約がきた


なんでもお国のメンツで集まって故郷の料理を食べまくるというものだそうだ


そこでかんずめも用意することに!


多めにお願いということだったがちょっと余った


料理部のルールで余ったものならばOKだ!


だから持ってきた


いらんわ!そんな危険物!


結局、持ってきたものは美味しく頂くというルールなので皆で食べた


匂いはキツイし味は濃い?変?で大変だった


若様だけは美味しそうに食べていて、皆の態度を不審がっていた


やっぱり別世界の人間だよ!

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