5/37
第4話 結 夢オチ?
「おい、起きろって、起きんかゴラァ⁉︎」
ベランダで寝てた俺はおもいっきり蹴り起こされる。
「いーってぇー⁉︎ っったく何すんだよ一体?」
「お前もう先生来てるぞ、さっさと教室入れ」
「マジかよ、ヤベー⁉︎」
僕はすぐさま教室に戻る。
幸い朝の会が始まるには少し早く、先生も笑って許してくれた。
ちなみにどうしてベランダで寝ていたのか、何故かその記憶が無い。
学校に来てすぐベランダに出た事は覚えているが、その先を全く覚えていないんだ。
そう言えばさっきまでハルと一緒だった気がするけど……。
何だかよくわからないが、それは後で会って確かめる事にしよう。
それから朝の会、1時間目、2時間目、中休み、3時間目、4時間目、給食、昼休み、掃除、5時間目、6時間目、帰りの会を経て放課後となり帰宅。
もうすっかりその事を忘れていた。
今日は平凡な一日だった。
序章 ーー 完ーー