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第3話 転 1人目は突然現れる(訂正途中)

「よっ、ミツル」

 目を鴉のような仮面で覆った金髪の白人少年がベランダの手すりの上に腰を下ろしてこちらに向け手を挙げる。

「俺の事わかるか?」

 その場で彼は拳を向ける。

 分かるかと訊かれたら分かるけど、会うのは今日が初めてだ。

 しかし一緒にいた時期もあり彼は僕をよく知ってる。

 そして僕も彼を知ってるけど初めて会う彼を僕はよく知らず、そして今の僕を彼は知らない。

 そんな彼に、僕は拳を合わせ、そして彼の全てを知る。

「ああ。漸く会えたな、ハル」

 彼はとても壮絶な人生を送って来たようだ。

「ところでさっきこいつが天使だって言ってたがどういう事だよ?」

「本人に聞いた方が早いぜ?」

 僕と合わせた拳を離すと手すりから降りた彼は白の少年を指す。

「それもそうだな。お前、天使なのか?」

「うん、そうだよ」

 即答される。

 確かに言われてみれば納得しうる姿をしているが……, 

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