表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/37

第13話 ハルとナツキ、2人のミツル

「……と言う訳で、ハルもナツキも俺であって、ハルは1、ナツキは2人目なんだ。でも2人は俺であっても、俺はお前らじゃ無いんだ」

 僕は状況を把握していないハルに適当な説明をする。

「それで納得出来るなんて便利だな、俺たち」

「まあね。お前らは俺に都合よく出来てるからな」

 通常ならばもっと説明しなけれいけないのだろうけど、これだけで足りるのだからとても便利だ。

「ねえねえ、わかんない。どういうこと?」

 この様に、部外者には理解出来ないので、この話は他人にはしない事にしている。

 ただの知人と言っておけば、あまり詮索される事も無いだろう。

 あっても些細な事だ。

「何だ目が覚めたのか。じゃあハル、後は宜しく」

 先程まで気絶していたピンク髪で白翼の天使をハルに任せる。

「あいよー、いってらー」

「まってよミツルー、なんかつめたくない?」

「……」

「……」

 この時2人は、同じ事を考えていた。

 なぜこの天使はミツルを知っているのか。


「えっと、お前ナツキって言ったか。俺の指図は気に食わねえかも知れないが、ミツルの所にいってやれ」

「……」

 ナツキは言われるまでも無く、ミツルの元へと向かう。

「へぇ、物分かりいいんだな。さて、それじゃあ始めるか」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ