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第10話 その頃僕は

 ビーチの隣にある磯辺、岩に波打つ音が響く。


 ゴツゴツした岩は歩き難いく、海水で濡れているので気を抜けば滑りそうだ。

「おおっと!」

 思っている側から足を滑らせてしまうが大したこと無くすぐに立て直すことができた。

「危ない危ない。……ふう」

 気疲れした僕は岩の上で座り込む。

 手足でしっかり支えているので何も無ければ落ちない筈だ。

 そう、”何も無ければ”……。

 この後三つのアクシデントが起こる。

 一つは目の前、海を眺めていたら突然そこから魚を咥えた銀の毛並の狼が飛び出し、もう一つは足元の影からサングラスをかけたハルが現れ、最後に空が急に光り出したかと思うと何かがハルに直撃する。

「……えーっと?」

 僕は岩の上にずっといる。

 つまり、何もなかったという事だろう。

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