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東方亜幻空  作者: とも
リク編1
2/14

サバイバルゲーム、始動

さて、この世界での二日目が始まった訳だが、問題が発生した。

朝、起きてみるとルカの姿が無かったのだ。

「アイツ、5日はここに居るって言ってたのにどこ行ったのかしら」

「急な用事でも出来たんじゃない?」

「__まあ、取り敢えずご飯にしましょう」


「ねえ、ルカって紫に居住許可取っているのかしら」

「それは分からないな……」

「そう、後で紫に聞いてみるわね」

霊夢と話していたら、側に紙が落ちているのに気が付いた。

何故室内に紙が落ちているのかは分からなかったが取りあえず拾ってみる。

「何?それ」

「分からない」

表面にはゴシック体の大文字で「サバイバルゲーム」と書かれている。

サバイバルゲーム?

僕は困惑した。

裏面を見る。

そこには__

『幻想郷には今殺人鬼が潜伏している!生き残れ!』

『殺人鬼は今日の正午に行動し始める!』

簡潔な二行の説明。

だが、その内容は黙ってはいられない物だ。

これが本当かどうかは分からない。

だが、少しでも備えておいた方が良いだろう。

「リク、これはどういう事?」

「分からない、けれど一つ言えるのは、本当でも嘘でも、これに備えておいた方が良いって事だ」

「そうね……」

「取りあえず、安全な場所へ行こう」

「安全って何処へ?」

「紅魔館とかがいいんじゃないかな……」

「そうね、行きましょう」

剣を持ち、荷物を整える。

「警戒して行くよ」

「分かったわ」


一方、地霊殿。

空の部屋にこいしが入ってきた。

それを迎える空。

「こいし様、もしかしてあの紙の事ですか?」

「うん、そうだよ」

そう言って、空に近寄るこいし。

「え……」

いきなりの痛みに倒れてしまう空。

「まさか……こいし様……」

その後、呼ばれても来ない空の様子を見に来たさとりが、ドアをノックしている。

「お空、お空!」

「入るわよ!」

入った瞬間、さとりの目はあるものに釘付けになった。

それは……

無惨に横わたる空の死体だった。

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