預言者は語る。
「ッーうわっッ!?」
突然、躯を強くコンクリートに打ち付けられた様に反応し、思わず上半身が飛び起きた。
ーー何だ…。夢か…。
額の汗を拭き、バサボサの頭を掻いた。
太陽の光に目を細めた。
すっかり目が覚めて
まだ重い躯を動かして扉に向かった。
ーー可笑しな夢を見た気がする。
何だか夢見が悪いや…。
のんびりとした足取りで
ドアのぶを回してドアを引いた。
「……え…」
ーあれ? 私、もしかしてまだ寝ボケてる?
それとも 疲れてる??
取り敢えず一度扉を閉め、また扉を開ける。
ーーうん。やっぱ同じだ。
…けど、何で…。
「 私の部屋があるんだろう…。」
目の前のあり得ない光景に 思わず立ち眩んで片手で目を押さえた。
あっー。 私の部屋が増殖したー。
しかも 私の部屋の至る所に
血みたいな赤黒い液体が大量に染み付いてるんですけど!ナニソレウケるーvv アハハハー!!
っと軽く現実逃避。
扉を開けると、何故かまた自分の部屋が繋がっており、部屋の構造も、家具や小物まで同じ。
極め付けは、扉まで付いていた。
言うならば扉を開けたらまた扉。
という様な状態だろう…。
変わっている事とすれば
赤い奇妙な液体が飛び散っている事ぐらいか…。
色々ツッコミたい事は山程あるけど
今、一番気になって仕方ないのは……。
色々意味不明な事も多いですが
温かい目で見て頂きたいです…。(*^^*)