人と獣人達との共存世界
結季:やっと終わったねぇ~
昊:獣人や獣化にも歴史があるんだね~(しみじみと
あ…起こすの忘れてた…
湧君、湧君…授業終わったよ(揺すり
湧:…ん…終わったの?
って…また寝ちゃってたよ;
結季:先生もチラチラ湧を見てたよ;
昊:湧君最近徹夜してない?
湧:Σ(ギク
い…いや…してないよ?
昊:昔から湧君は嘘つけないよね
結季:一体何をしてるの?
湧:…調べものだよ…
何かは言えないけどね
昊:教えてよ~
湧:ダメだよ
昊:ケチ~;(ムスッと膨れ顔し
湧:…(遅くまで自分は何の獣になるかを調べてたなんて言えん;
どうして僕らがこの学園に入れたか…
普通の入学は獣人しか入れない学園だが…例外もある
それは、僅かに獣人の血が流れている人間…
この調律学園は獣人と人間が学び合う所である…
僕らは校長先生直筆の入学通知が届いていた
入学式は僕ら以外に人間は居なかった…というより獣化していた…という
入学式が終わった後、校長室に呼ばれ…
獅子沢 智哉:私がこの学園の校長のししざや ともや だ
そしてこちらが君達の担任の
鹿野 愛美:しかの まなみです
よろしくね?(小さな眼鏡をかけた顔で笑顔をする
校長の獅子沢 智哉は百獣の王、ライオンの獣人で
担任の鹿野 愛美先生は鹿の獣人で、あった…
獅子沢:君達には獣人の血が僅かに流れていた
私はそういった人達を見つけては自分の本来の姿に戻してあげたいのだ…
さて…続きは鹿野君に任せる
私はこれから大事な会議があるのでな…では(ドアが閉まり
鹿野:…で
あなた達を獣化させるんだけど…
先ずは適正検査をすることになるの
であなた達が何になるかを言っておくわね
結季さんは犬の血が僅かに流れていたわ
昊さんは鳥の血が僅かに流れていたわ
…湧君だけはまだわからないのよ…ごめんなさいね?
さて…2人には適正検査があるから
ついて来なさい
湧君、
あなたはもう下校していいわ
結季:悪いな湧…
昊:ごめんね~…
湧:なぁに…気にするなよ
じゃあまたな…
こうして俺はひとりで帰宅する事になった…
なかなか調べても自分の血が何の獣かがわからない…困ったな…
入学式の次の日に
2人は適正検査に見事合格したという
結季:私には首輪で変身できるって♪
昊:私は足にあるよ…♪(見せる
湧:よかったね♪
俺だけが
未だに獣化ができてない…
まぁ…自分の血がなんの獣かわからないから仕方ないけどな…
にしても…変身した2人は可愛いなぁ…
と思った
登場人物
湧
本名 新島 湧真
調律学園に通う19歳の男子学生
結季と昊は昔からの幼なじみである
友達思いで優しい青年だが、仲間のピンチにはその優しさと違う何かがでてくる
男性
好きな物 ケモノ ドラゴン
趣味 寝る事
特技 拳法
結季
本名 雨宮 結季
調律学園に通う19歳の女子学生
昊と湧とは幼なじみである
気が強く、男にも負けない強い心を持っている
姉妹であり、妹の昊を守る優しい姉である
女性
好きな物 お絵描き、ぬいぐるみ
趣味 筋トレ
特技 長距離走
昊
本名 雨宮 昊 (あめみや そら)
調律学園に通う18歳の女子学生
姉にあたる結季の妹湧とは一年違いだが幼なじみ
湧と姉と同じクラスである
姉とは違い物静かな性格、冷静に物事を判断することが一番速い
女性
好きな物 アクセサリー 鳥の羽根
趣味 手芸
特技 記憶力が強く、すぐに思いだせる
獅子沢 智哉
ライオン獣人の男性
調律学園の校長である
鹿野 愛美
鹿の獣人で女性
調律学園では湧達のクラスの教師である
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