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スタイリッシュ異能バトルの世界で俺だけ魔法少女としてエロゲの竿役と戦ってる  作者: かませ犬
愛の契り編

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初エッチ

 俺は今、自室のベッドの上で一人ポツンと座っている。


 これから啓吾とセックスするんだ、とか。啓吾の大きいの入るかなとか。初めてはやっぱり痛いのかなとか。


 色々な事を考えながら啓吾の腕の中に収まってお姫様抱っこで部屋まで運ばれた。今から、ヤるのかと覚悟を決めていたら啓吾は俺をベッドの上に下ろして、シャワーを浴びてくるって言って部屋を出ていった。


 まさかのお預け!


 いや、まぁ啓吾の気持ちは分かるけどさ。俺は先にシャワーを浴びて心の準備までしてきたけど、啓吾はさっきまで学校に行ってたし一日分の匂いだったり汚れが気になったんだと思うけど。


 心の整理もまだ出来ていないと思うし、ここでシャワーを浴びるのは仕方ない。


 分かるけど⋯⋯こう、一人残されて寂しくしてる俺はどうしたら?


 キスしたり、セックスのこと考えてたのもあって⋯⋯言いたくないけど、ちょっとムラムラしてる。女の子の身体になってからは初めての感覚だ。


「⋯⋯⋯⋯」


 エロ漫画とかの知識で、まさかって思って手を下半身に持っていくと指に滑りのある液体が付着した。


 濡れている⋯⋯。


「うぅぅぅ!!」


 急に恥ずかしくなって枕に顔を埋めて声を出す。啓吾のことが好き過ぎて、女として受け入れる準備が出来ているのが分かってしまった。


 鏡見たら女の顔してるんだろうな⋯⋯俺。


「はぁ⋯⋯」


 自覚したせいで一人でいるのが余計に寂しい。俺もシャワーに乱入しようかな? それは流石にやりすぎか。啓吾もびっくりするだろうしな。


 どうしようか⋯⋯服脱いで待っていようか。せっかく買った新品の服だし、汚したりはしたくないから。シャワー浴びて帰ってきた啓吾と直ぐやれるように俺の方で準備しておこう。


 流石に裸で待っているのは啓吾が驚くと思うから下着以外の服を脱いで、部屋の隅に固めておく。


「ちゃんと⋯⋯エロいとは思う」


 自分では自分の身体に欲情はしないけど、胸はしっかりとあるしお尻も触ったら柔らかい。何もしてはいないけどスタイルは抜群。顔も可愛い。理想の女性じゃないかな?


 下着はアダルティなやつも一応買ってあるけど、啓吾に引かれたくないので無難なものにしている。白とピンクで悩んだけど、ピンクの方が女の子らしいのでそっちにした。


 啓吾が来るまで布団に潜って待っていよう。


 顔だけ出して、身体は布団で隠しているので一目では俺が下着姿だと分からないだろう。


 服を脱いだことで肌にシーツや布団が直接当たる。普段ならなんとも思わないんだけど、前世で行ったラブホでのやり取りを思い出して⋯⋯ちょっとエッチな気分になった。


 ベットの傍に置いてあったリモコンで部屋の明るさを調整して、程よい感じの薄暗さにしておく。


 明るい状態で身体を見られるのは恥ずかしいけど、啓吾の顔が見えないのも嫌。複雑な女心というか男心というか、そんなところだ。


 しばらく待っていると部屋の扉を開けて啓吾が入ってきた。ドライヤーの音が聞こえた頃から、ドキドキと胸が高鳴っていたな。


「あ、もうベッドに入ってるのか⋯⋯」


 啓吾の服装は変わってはいない。シャワーだけ浴びてきた感じだな。普段なら俺が着替えを出すんだけど、それより先に出ていっちゃったからな。


 まぁでも、これからヤるんだしそんな些細な事は気にしなくていいか。


「啓吾?」


 部屋に入ってきて、ベッドの近くにまで来たはいいがそこで啓吾が立ち止まっている。俺からするとさっさとベッドに横になれよって気持ちが強いぞ。


 傍に来いよ!恋人らしくイチャイチャしようぜ!


 告白してきた時はあんなに堂々としててかっこよかったのにさ。そういう行為に関しては前世の記憶と経験がある分、俺がリードするべきか。女の子側ではなかったけど。


「ほら、こっちこいよ」


 上体を起こして啓吾の腕を掴んで引き寄せる。抵抗はなかったから簡単にベッドの上に引き込めた。


「っ⋯⋯服、着てないのか」


「どうせ脱ぐからさ、先に脱いで待ってた。啓吾が脱がしたかったなら今から着るけど」


「いや、大丈夫だ」


 啓吾の視線が俺の身体に釘付けになってることが嬉しい。


「下着可愛いだろ? 似合ってる?」


「⋯⋯似合ってるよ、すごい可愛いし⋯⋯その、エロい」


 啓吾が顔を手で覆いながら小さな声で呟いた。啓吾から本心を聞き出せたような気がして嬉しくなる。


「よし、なら⋯⋯ほらベッドに横になれよ。イチャイチャしよー?な?」


 啓吾が入れるように俺がベッドの隅の方に移動する。シングルベッドだから二人で寝るには少し狭いけど、密着する形になるから⋯⋯それが凄くいい。


 ようやく啓吾も心の決心がついたのか、その気になったのかは不明だがゴロンっとベッドに寝転がった。すかさず俺が啓吾に抱きつく。


 啓吾の胸の上に頭を乗せると啓吾の鼓動が聞こえてくる。俺と一緒だ。ドキドキしてる。


「へへ、ドキドキしてる」


「そりゃ、好きな人がそんな格好でいたら興奮するし、ドキドキするさ」


「うん、それが嬉しい」


 ちょっと緊張しているけど、いつもの啓吾だ。身体を擦り寄せていると、どことは言わないけど硬くなっていってるので俺と同じで、エッチな気分になってるらしい。


「啓吾⋯⋯キスして」


 甘えるように言って、唇を差し出すと啓吾の方からキスしてくれた。唇が触れ合うだけでも満足感がある。けど、ちょっと先にいきたい気分になった。


「舌絡めるさ、エッチなキスしよ」


「っ!!」


 啓吾は経験ないって言ってたけど、AVくらいは見てるだろうから分かるだろ。今度は俺からキスをする。少し躊躇いがちに啓吾の舌が俺の舌に触れた。気持ちいい。


 舌と舌が絡まり合う。息をすることも忘れて啓吾とエッチなキスをすることに全ての意識が向いている。


 気持ちいい。


「⋯⋯気持ちいいね」


「あぁ⋯⋯」


 唇を離すと唾液が糸を引いていて、それが凄くエロく感じた。男の時とは違う性的な興奮。身も心も啓吾に抱かれたいって思ってる。


「啓吾の好きにして。俺は啓吾のものだから⋯⋯啓吾だけのものだから。いっぱい俺の事を愛して」


「あぁ。俺は今から純平を抱く⋯⋯いいな?」


「うん」


 もう一度、深いキスをした。俺は今から、好きな人のセックスするんだ。男として俺を求める啓吾に応えるように俺も身も心も開いた。















 瞼を開けると啓吾の横顔が視界に広がる。自分でも気付かないうちに眠っていたらしい。そんな俺の寝顔をずっと見ていたらしい啓吾と目が合う。


「おはよう」


「おはよう」


 身も心もなんとも言えない幸福感に包まれている。好きな人とエッチな事をするのがこんなに幸せだなんて、思わなかった。


 挿れる側と違って受け入れる側だから、余計に一つになったって感じるからだと思う。


 啓吾の顔を見ているとまたキスしたくなって、無言で唇を差し出すと啓吾の方からキスしてくれた。もう何十回とした行為だから啓吾ももう躊躇いはない。


 自然と唇を割って舌が入ってきて、お互いに夢中になって舌を絡め合う。舌の感覚だけに意識が集中する。やっぱり好きな人とするキスは気持ちいい。


 俺が満足するまでキスをしていたと思う。舌を絡め合ってその快楽に浸ってた。唇を離すと、啓吾が親友だった時は見せたことのない男の顔をしている。俺も女の顔をしているから似た者同士だ。


「ここに入ってたんだな、啓吾の」


「そうだな⋯⋯」


 真っ裸の自分の下半身に手を当てて、啓吾との行為を思い返す。


 ぶっちゃけ痛かった。


 この身体はしっかり処女だったので、性的興奮して啓吾を迎え入れる準備が身体は出来ていても、初めて入る肉棒に俺の身体はしっかり痛みを感じていた。


 股を引き裂かれるような感覚は生まれて初めてだったな。金たまが強打した時は全く違う痛み。啓吾を心配させないように我慢してたけど、表情に出てたから流石にバレたな。


 俺を気遣って抜こうとしてたけど、俺は啓吾と一つになりたかったからそのまま奥まで挿れて貰った。啓吾と一つになれた嬉しさはあったけど、めっちゃくちゃ痛かったし、これが気持ちいいとは思えなかった。


 エロ漫画みたいにさ初めてでも気持ちいいなんてのは嘘だ。普通に痛い。


 痛みを誤魔化す為に啓吾にキスを強請って、それこそ一時間くらいずっとキスをしていたと思う。


 啓吾を我慢させて申し訳ない気分になったけど、啓吾も啓吾でキスに夢中になってたから大丈夫だよな? 俺が痛がってたら凄い気にしてたから、エロ漫画みたいに『気にしないで動いて』って言っても啓吾はやらなかった思う。


 で、キスに夢中になってたら気付いた時には痛みはなかった。


 ちょっと恥ずかしい話⋯⋯俺の身体は結構エッチな事に向いているのか、痛みがなくなると啓吾の大きいのが抜き差しされると普通に気持ちよかった。


 男の時とは違う快感が濁流のように身体全体に広がっていって、気持ちいいという思いの反面、少し怖いとすら感じた。


 けど、啓吾の顔を見て、啓吾のものが入ってるって思うとそれが何より幸せで、快感すら受け入れることができた。


 自分の声だって思いたくないくらい、エッチな声が口から漏れてたと思う。思い返しても恥ずかしくなるくらいエッチな声を言っていた気もする。


 甘えるような声で『もっと』とか『気持ちいい』とか、啓吾の名前を呼んでたくさん喘いでいた気がする⋯⋯恥ずかしいな。


 結論を言うと、啓吾とのエッチは気持ち良かった。好きな人とエッチが出来て良かってって心の底から思ってる。


「なぁ、啓吾」


「なんだ?」


「最初は乗り気じゃなかった癖にさ、ちゃんとコンドーム持ってたじゃん」


 ニヤニヤしながら啓吾に言うとソッと顔を逸らした。


 いざ挿入って段階になって、そういえば避妊していないなって俺が考えていると啓吾がゴソゴソし始めたと思うと、コンドームを付けていた。


 俺は普通に頭から抜け落ちていたので、啓吾が用紙したコンドームだ。わざわざ用意してたって事は啓吾はそういう気があったって事だよな? 俺とヤりたかったってことじゃん。


 ならもっとがっつけよ!躊躇うなよ、バカ。


 あ、そういえば気になる事が一つあるな。


「この身体ってさ、妊娠するのかな?」


「ぶっ!!」


「いや、気になるじゃん」


 いつかはなるかも知れないけど、流石に啓吾の子供産みたいって気持ちにはまだなってない。けど、もし妊娠するなら気を付けないといけないからさ。大事だろ、そういうのは。


「啓吾の能力で聞いてくれよ」


「⋯⋯はぁ、わかったよ」


 俺からのお願いとはいえ、俺の女の部分のことだし、センシンティブなことは聞にくいよな。それでも能力を使って聞いてくれる啓吾が好きです。


「んー、その身体でも生理がきたら妊娠するらしい」


「へぇ、そうなんだ」


 まだ女の子になってから日が経ってないから、生理がどんなものか分かってないけど⋯⋯人によっては凄い痛いし血がいっぱい出るって知識はある。


 今のところ生理はきてないから、妊娠はしないってことだな。


「重ねて聞いてみたけどさ、どうも魔法少女に変身すると身体の状態がリセットされるらしくて、魔法少女として戦ってる間はもしかしたら生理はこないかも知れない」


「へぇー、便利だな」


 まぁ、魔法少女が妊娠して戦えなくなったら困るからそういった配慮の結果とかか。なら、俺が妊娠する心配はないわけだ。


「ならさ、ゴム付けなくてもできるな」


「っ!!」


 啓吾の耳元で囁くと、表情が変わる。


「生でやってみる?」


「⋯⋯⋯⋯」


 啓吾がゴクリと生唾を飲んだ音がした。興奮してる。


 手でまさぐって見るとガチガチに硬くなってる肉棒がある。俺もまたエッチがしたくなってきたから、啓吾がその気で嬉しいなー。


「啓吾のいっぱい俺の中に出して欲しいな?ダメ?」


「我慢できないぞ」


「いいよ、好きなだけして」


 めいいっぱい甘えると啓吾が俺の上に乗ってきた。こうして身体を求めてくれるのが本当に嬉しい。


 いっぱい愛し合おうな、啓吾。

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