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世界が終わるその日に・・・  作者: いむ
第1部

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第6話

戦争開始六日目


「……ピッ、ピッ、ピッ」


目覚ましの音で目が覚めた。

外はまだ薄暗い。


昨日は早く寝たはずなのに、体が重い。

今日は運動能力試験と射撃試験。

自分が“前線に立てる人間か”を見られる日だ。


「大丈夫か、守成?」


ケビンが声をかけてくれた。

マイケルも心配そうにこちらを見ていた。


「うん……たぶん」


僕は不安で心がいっぱいだった。

銃なんて触ったこともないし、体力にも自信はない。

それでも、ここに来た理由を思い出す。


「弱いままの自分を捨てる。」


試験場には同年代の兵士が並び、全員が真剣な表情をしていた。

最初は運動能力試験。短距離走、持久走、腕立て伏せ。


息が切れ、足がガクガク震える。

何度も諦めそうになったが、そのたびに曽祖父の言葉が浮かんだ。


「生き残るのは、踏ん張ったやつだけだ」


最後の種目を終え、地面に座り込む。

ここで休憩をしてから次の試験へ進むのだ。


次は射撃試験。

銃は想像以上に重く、手が震える。


「呼吸を整えろ」


深呼吸して引き金を引く。

「パン」

一発目は外してしまった。

「パン」

二発目も外してしまった。

でも、確実に的へ近づいている。

「パン」

中心ではないが、的の端の方には当たった。

そして、安堵のため息を漏らした。


試験終了後


教「基準を満たしていてる者のみ、名前を呼ぶ」


その言葉に、僕は心臓がバクバクになった。


教「〇〇」

教「〇〇」

教「〇〇」

教「守成(もりしげ)

教「〇〇・・・」


僕は自分の名前が呼ばれたことへの興奮が収まらなかった。


部屋に戻ると、マイケルとケビンが迎えてくれた。

ついに三人一緒に前線へ行けることがきまったのだ。

三人で笑いながら喜んだ。


嬉しいはずなのに、心は静かだった。

戦う現実が、すぐそこまで来ていた。

前線では、いつ怪我をするかわからないし、いつ死んでしまうかわからないのだから。


戦争開始六日目終了

すこし、細かく書いてみた

ブックマークしてくれたら喜びで気絶しそうになるかも

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― 新着の感想 ―
ずっと~日目みたいな同じ形式で行くのはそこまで面白くないですね。実はこれは戦後の主人公のエピローグ、みたいな伏線回収が入るなら美しい
「生き残るのは、踏ん張ったやつだけだ」 という曽祖父の言葉が私に向かって言っているようで心に突き刺さりました。
試験の場面、とても胸が締め付けられます。 主人公の曽祖父への思いがよく伝わってきます。 主人公がどうなるのかとても気になります。
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