プロローグ
こんにちは!本小説を執筆しています。相沢拓真と申します。
初の執筆となります本作品は「異世界×転生」ものとなっています。
転生ものとしては、異世界で国に裏切られた勇者がもう一度同じ世界に生を受ける感じの
ものとなっています!転生するまでの経緯をしっかりと書いていきたいので、序盤はちょっと
みなさんが求めているものをかけていないかもしれません!ですので是非飽きずに
見続けていただければ幸いでございます!ぜひよろしくお願いします!
とある王国の城下町ー。
??「ハァ…ハァ…」
右腕にキズを負った男が薄暗い路地に身を隠している。
「さがせ!あのキズだ…まだこの辺りにいるはず!」
大勢の人間たちが血眼になり男のことを探している。
その声はどこか焦っている様子で、男が見つからないことに苛立ち、怒りを感じているようだった。
??「どうしてこんなことに…!」
男は安全な場所を求め、走り始めた。
ともに戦った、仲間たちの無事を祈りながら…。
三か月前ー。
ガタ…ガタ…。
(あぁ…これだから馬車はいやだ…。道が整備されていなければろくに寝れたもんじゃない…
何より狭い!ほんとに狭い!あぁ、ハーラル王国のベッドが恋しい…ふわふわの布団にやわらかい枕…)
??「こら!ハル!起きろ!もうつくわよ!」
ハルという名前の男が少女の呼びかけに目を覚ます。
その少女はオレンジ色の綺麗な髪を一つにまとめ、華奢な体にローブを纏い、
手には身の丈ほどの杖を携えていた。
ハル「はぁ…アキか…んん~!やっと着くのか?」
ハルは目を擦りながら体を起こすと、長旅により訛った体を伸ばす。
180cmはあろうその大きな体はボキボキと音をたてていた。
「お二人とも!着きましたぜ!」
御者の男が二人に声をかける。
その声を聴いたハル、アキの二人は馬車を降りると目の前に広がる光景に息を飲むのだった。
アキ「すごい!ここが大陸一の超大国!「軍事国家ハルジオン」!!」
ハル「よし、たしか待ち合わせは城下町の酒場だったよな。いくぞアキ!」
アキは大きく頷くとハルの手をとりハルジオンへと歩き出した。