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いきなりエピローグ
その日、勇者は邪悪な魔王を打ち取った
彼は仲間と共に凱旋パレードを楽しみ、自分の村へ帰る予定だった
パレードの夜、勇者は王に呼ばれる
豪華絢爛な謁見の場に、大臣やらなにやら、王の従者が控えていた
「勇者よ、我が姫を妃にしてほしい」
「勇者様ならわたくし、うれしいですわ(ぽっ)」
勇者は曇りなき瞳を輝かせながら答えた
「嫌です!」
場内は静寂に包まれた
ただ一人勇者を除いて
「王様、姫様、僕には故郷に結婚を約束した娘がおります!」
勇者はただただ純粋に、よく響く声でそう告げた
そして祭りは三日続き、勇者は道すがら仲間と別れながら帰途についた
村に戻った勇者は愛する者の家に向かうが
何故か静寂とすすり泣く声が聞こえた
「おお勇者、一足遅かった…」
みすぼらしいベッドの上には、肌が紫色に染まった愛しい人の遺体があった…
勇者は魔王にも屈しなかったその膝を崩し、大声で泣いた
「僕は何を守ろうとしたのだろうか…」
ボチボチ更新してみます
思い付きなので突っ込みどころはスルーどうぞ




