オレ様はまた転生した
誤字が多いので修正はしていますが
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修正はそのうちします
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死んだ。
ああ死んださ。
これで何度目だ?100?200?数える事すらメンドクサイ。
それぐらい死んださ。
斎京武曽オレ様の元の名前だ。そう言うやつが、死んだんだよ。
でだ?
死んでどうしたかというと、また転生だ。
前の世界ではお約束通り――勇者になって、魔王を倒して、それからどうしたか?王様の娘と結婚してそっから王になって、老いて死んだ。
くっそつまんねえ、人生だったよ。
普通の奴は、そんなかっちょいい人生送ってすげーなんて思うだろうが、オレ様にとってはもはやそんな人生、飽き飽きするほど体験している。何度も何度も転生して、勇者だ?飽きたよ。
で――?
今度はなんだ?
オレ様はステンドグラスのような地面の上、ビルの置くように取り残されたかのように何か高い場所に立っていた。
足元のカラフルなガラスが、光を放っている。
外は真っ暗。円状の地面の上で、オレ様は前の世界で魔王を倒した時の、若々しい不格好で立っていた。
はあ――とんだ茶番会場だ。
これも、またどせ――神様とやらの転生のご挨拶。
いいよほら。さっさとでてこいよ。
眩い真っ白な光がオレ様の前で輝く。
――ほら、出てきた。
光は消え、その者は姿を現す。
白い衣をまとった男だ。美形の長い真っ白な髪を垂れ流して、宙に浮いている。
「我は神なり」
ああ――テンプレート、テンプレート。みんなそう言うんだよ。神は。
くだんねぇ。
「あっそ。で?転生?」
「そなたは選ばれ者なり。新たな生を受け、この世界では勇者となりうるだろう」
目を瞑り続け語る神。くだんねぇ。
正直、もう転生にも飽きた。
いちいち子供からやり直しってのがそもそも、メンドだ。
だからさぁ。
もう自由がいんだよね?
「おい神。オレ様はまた転生しねぇとけないのか?」
「無論だ。それが世界の理なのだ」
その理とかクッソぐらいだな。
「あっそ」
ああ決めた。もうやってらんねぇ。
てか、神とか本当に強いのか?
そう思った。だからこそ使った。
相手の実量を図る技。
<<スキャンライブラリー>>
レベル500?は?ふざけてんの?
500で神とか。オレ様が前の世界で倒した魔王なんて700はあったぞ?
なんだよ、レアティレベルかよ、クソざこじゃねぇか。
世界にはランクというがある。
強さの基準てやつだ。
下から
コモン
レアティ
レジェンディ
エキゾチィス
最高のエキゾティスでも神様は1000相当。だが、斎京武曽は1600。最強レベルの神ですら、しのぐ力を力を持っていた。
見てしまった。
クッソ。
「あー決めた。お前、死ねよ」