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復活する者

やっぱり拙い文章です。すみません。あと、たぶん少ないと思うけれどもし楽しみに待ってくれる人がいたのなら更新が遅くなって本当にすみませんでした。

 ミラの気まぐれによってゾンビの中に放り込まれた俺は両手にメリケンサックというとんでもなく頼りない武装で挑むことになってしまった。

 「おーい、ウチノ~せいぜい頑張って俺が逃げるための時間を稼いどいてくれよ~!」

 と、俺にとって笑えない冗談を飛ばしてきた。

 「時間稼ぐだけでなくて俺はしっかりと帰ってきてやるよバカ。」

 と一応返しておいた。

 ただし、威勢よく啖呵を切ったものの周りをゾンビに囲まれているという絶望的な状況は一切変わっていないわけであって、どう頑張っても一二三とジゴロの差は埋められないわけだ。

 さてはてどうした事やら。しかし俺も死んであげるわけにはいかないのでメリケンサック一丁で挑むこととなった。

 まず最初のゾンビがとびかかってきたのでその動きに合わせて顔面に一発をお見舞いしてやったと同時に足で突き飛ばしてやった。そして次に二匹走りこんできたためメリケンサックを後頭部にサクっと突っ込んでやって頭同士をぶつけさせた、その時に少しだけて加減はしたものの頭蓋骨は砕けて中の脳みその一部が吹っ飛んでいった。ちょっとグロかった。そんな感じで某堅気の龍のごとく無双を繰り返しているといきなり俺に影が差しこんだ。

 恐る恐るその陰の主を見てみると背丈少なくとも見積もって3メートル。圧倒的存在感と共にその異形の腕に目がいった。その腕は筋骨隆々を通り越してもはや岩。もう勝てる気がしない。覗き込んだ刹那その曲に似合わぬスピードで俺の方向に向かって腕を突き出してきた。その破壊力。絶筆にし難し。その破壊力は俺のいたところを一瞬でクレーターに代えてしまうほどの威力だった。その威力に驚いている暇なく次の腕が伸びてくる。俺は跳躍を行い急いで回避をした。一瞬の閃き。俺は腕に飛び乗って疾走。そして頭まで走っていき脳天に渾身の一撃を食らわせた。

 「オォォォォォォォンアァァァァァ」

 という叫びをあげてその巨躯は砂に沈み込んだ。

 が、一難去ってまた一難。次は腕が4本脚4本のさながら蜘蛛を思わせるゾンビが出てきた。

 「おいおいおいおいおい、なんでこんなに変なゾンビどもが出てくるわけなの!」

 といってみたもののその声は虚空に響くだけで帰ってくるわけもなかった。

 四本の腕をうねらせてこちらに近づいてきたのでまずは一本の腕に集中攻撃を仕掛ける。こちらに一直線に突進してくるのを傍目に左の上の手をめがけて左腕をしならせて攻撃。それと同時に右足を踏み込み背中のあたりにメリケンサックをめり込ませた。

 殺った、という快感が来たと思った瞬間左の下の腕が俺の首をつかんで右の腕で俺の脇腹を貫いてきた。

 左の脇腹を貫かれたとき熱いものが体を走った。それと同時に目の前が暗くなる。

 意識が奈落の底に落ちようとしたその瞬間、光がいきなり差し込んできた。その光は温かみがあって、ただ虚無はなかった。

 次に意識を取り戻した時にあったのはひげもじゃの顔と青髪の美少女だった。

 「おい、生きているか」

 とミラに聞かれたときに一応右手をあげれたもののそのまま瞼が重くなり意識が沈んでいった。

 次に覚醒したときにはミラの顔しかなかった。

 「おい、意識保っているか」

 と聞かれ一応右手をあげてみた。

 そしてあげていない左手で貫かれたあたりを触ってみるとまだ少しだけ穴は開いていたものの、俺が意識を失ってしまう前に比べて小さくなったようには感じた。

 「いやー、マジでお前死んだかと思ったわ。」

 とミラがつぶやいたうえで。

 「いやはや、あんたの再生能力を侮っていたとこあったわ、スマン。」

 ともつぶやいていた。

 その夜、俺はなかなか寝付けず少しツリーハウスの中をうろうろしていると

 「はい、全ては順調に進んでいます。はい、すべては計画通りです。この身はイオ様のために」

 といった声が聞こえてきた。正直俺にとってはよくわからないような内容であった。ただしあまりいいことではないというのは俺は直感的に感じていた。

 その後俺は何とか寝付くことができた。

 その時俺は変な夢を見た。

 蒼野と名乗る奴と一緒にゾンビを相手にM16A1をぶっぱなしまくるというなんとも単純な夢だった。しかしその中でも俺はなぜM16A1をぶっぱなしているのかということには疑問を持たなかった。ただ、それは単純に息をするように普通の事に感じていた。

 次の朝、俺はわざわざといったところだが見回りをする組に配属してもらうことにした。それは俺の中の復讐でもあり俺の脇腹を貫いたゾンビの正体を知りたいといったことの表れでもあった。

 しかし、俺はこの選択を後々後悔することになったのだった。

次は番外編でミラノ支店でも書きたいなぁとか思っています。

あ、あと挿絵は随時募集中です。

ただ個人の独断と偏見で挿絵を使うかどうか決めるので必ず使うというわけではないのであしからず。

条件

内野圭介:黒髪で黒目、少しゴツメの体形で身長は小さめ。

ミラ:身長は高めで髪はストレートだがひげはもじゃもじゃ、できれば青い瞳でお願いします。

アイ:第3話だったかを参照してください。

イッサ:おっさんであることとマッチョマンの事をクリアしておけばおk

エス:眼鏡をかけていてひょろい人間、意外と老け気味にしてもらうとうれしいです。

ミナト:ホストっぽければおk

ウチノ以外に共通して服はボロボロでお願いします。

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