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世界に住みはじめる者

意味不明な広島弁要素をぶち込みました。作者の趣味なだけです、突っ込まないでください。

前回同様拙い文章となっておりますので、それでもいいよという心の広い方のみお読みください

 ミラの助けもあり、何とかツリーハウスに戻ってくることができた俺は早速ミラに怒られた。

 「おい、この剣『使うな!』と書いていたのが見えなかったのか。」

 「返す言葉もございません」

 「たしかに、助けに来てくれたことは感謝しよう。ただ、この剣はどうしてもの時に使う予定だったものだ。それを雑魚どもに使うとは」

 「本当に申し訳ありません」

 さて、なぜこんなことになったのか。

 もともとミラはこの俺が使った剣を最終決戦用として丹念に研いでいたのだ。そのため「使うな!」とでかでかと書いていたにもかかわらず使用したため怒られた。

 「で、どうしてもやってこの謝罪はするつもりなんだ。」

 「俺が研ぎなおしますので、何卒ご勘弁ください。」

 やっぱりミラは悪鬼だった。見えます。どうもミラの頭に悪鬼の角が見えます。本当にありがとうございました。俺の異世界英雄譚これにて終了となりそうです。

 これからは異世界に来た元一般人の鍛冶屋の話になりそうです。本当に、本当にありがとうございました。

 「ミラ~。さすがにそれはやりすぎな気がするんじゃけど~?」

 Oh、救世主の声が。やはりチート能力を与えてくれた神は俺を見捨てなかったんだね。この女の子マジで素晴らしい。名前も知らないけど。

 「うちもこいつのせいで剣が使い物にならなくなったことは怒っとるけど、じゃけどこの人がおらんかったらうちらは死んどったんかもしれん。じゃけぇまずは感謝せにゃいけんと思うけど…」

 一気に話すなぁ。というより、この人じゃなくてこいつ扱いなのね…

 そんなことはどうでもいい。まずはミラに謝らないと。

 「ミラさん、マジですんませんでした!」

 と、土下寝。ふざけているわけではありません。

 「結構謝っとるし、許してあげたらどうなん?」

 ていうか、この世界では土下寝に突っ込まないのかよ。

 ミラはしばし考えこみ。

 「まぁ、仕方がないな。今回俺たちだけじゃあどうにもならない量だったし。」

 と無罪放免。これからも俺の英雄譚は続けることができそうです。わーい。

 そしてミラの方から全員、自己紹介をしていなかったということに気づき、自己紹介を始めることになった。

 俺はオーソドックスに終わらせておいた。

 ミラも一応形式上でやっておいた。形式上、ね。

 そして女の子の番になった

 「うちは、アイ!色々不便なこともあるかもしれないけど、裁縫とか、手先が必要になることならうちに任せときんさい!」

 さっきから思ってたけど、なんか広島弁がばりばりはいっとんじゃけど。わしゃ、どうすりゃええんかのう。どがいしたら意思疎通することができるんか。

 次にマッチョなおっさんが出てきて。

 「俺はイッサ・オイラン。イッサって呼んでくれ。力仕事なら任せておけよ!」

 とどんと胸をたたきながら言ってくれた。とその後イッサは

 「ん?坊主もしかして、砂漠のど真ん中は待ってたやつじゃねぇか?」

 と聞かれたので、一応うなずいておいた。そして感謝の念を述べておいた。

 「まあまあ、いいって事よ。」

 と流された。ちょっとイタかった。

 次はひょろい奴が出てきた。

 「え~と、あの~、僕はゾンビとかの研究を、その~行っている人な感じです。」

 と紹介したが、ミラに「名前言ってねえぞ。」と突っ込まれ

 「えっと、サイン・エスといいます。なんとでも呼んでください。」

 といったのでエスと呼ばせてもらうことにした。

 最後にチャラそうな男が出てきて

 「俺、ミナトって言います。基本、飯作ったりしてます。」

 と、意外と普通な自己紹介を終えたところで。

 「さてっと、ウチノ、だっけな。お前にはこれからこじんまりとしているが人類解放戦線の一員として戦ってもらうことにする。」

 いやいやいやいやいやいやいや、冗談じゃないって。たしかにさっきめっちゃくちゃにゾンビ斬っていたけど、あれ、めっちゃすごいまぐれな感じだからね。

 「俺、マジで戦いの役とかに立たないと思うんで、引き入れるだけ無駄だと思いますけど!」

 「いや、お前ほっとけないから。また水がなくなって死にかけるのが関の山だぞ!」

 と変な争いを小一時間続け、ついにしびれを切らしたのかアイが

 「ウチノ君、じゃったっけ。突っ張らんとうちらに甘えんさい。」

 と機転を利かせたので男に引き留められる百倍の効果ありで結局残ることにした。

 結局、アイが引き留めてくれたおかげで俺はここに残ることにした。

 それは同時に俺がゾンビどもとの熾烈な戦いに身を投じたということでもあったのだ。

 

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