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MACHIKOI ~君と紡ぐ、この町のストーリー~  作者: MACHIKOIプロジェクト委員会
10/24

祭りガールに恋をした。ゼロから楽しむお祭りライフ 著者:夏カボチャ 悠元

日本全国の『祭り』がテーマの本作。

ーー祭り、日本どころか世界に溢れた行事や風習に興味を感じたのは彼女存在だった。それから祭りを知る喜びを知ったんだ。


 俺、田村(たむら)麻里(まさと)16才の冬休みに無事に彼女ができました。


 でも問題がある。

 それは彼女である、神倉(かみくら) 美琴(みこと)が祭り好きと言うことだ。


 近所の祭りすら数年に1度のペース、縁日に軽く行き帰るくらいの俺がわかるわけない。


 そこから俺の猛勉強が始まったんだ。

 理由は不真面目だけど、彼女を笑わせたいじゃんか? 


 人はどれ程の祭りを知っているだろうか?


 日本三大祭りと呼ばれる祭りは皆がよく勘違いするんだけど、実は東京の『神田祭(かんだ)』京都の『祇園(ぎおん)祭』大坂の『天神(てんじん)祭』の三つなんだけど? 


 俺は知らなかった。


 それとは別に東北三大祭りがあって、青森の『ねぶた祭り』秋田の『竿燈(かんとう)まつり』宮城の『仙台七夕まつり」』があるんだ。


 ねぶた祭りは、よく聞くけど、日本三大祭りじゃ無いなんて驚いた。


 此処まで頑張る理由はもう一つあるんだ。

 人生初の彼女到来に俺は自分も祭り好きだと言い切っちゃったんだ。

 それから俺の祭りに対する下調べ(情報収集)がスタートしたってわけだ。


 最初は神田祭りからだった。


 神田神社で行われる祭りなんだけど、日本の三大祭の一つってだけじゃないんだ。


 初めて知ったんだけど、江戸三大祭の一つだったらしいんだよな?


 旧暦の9月15日に行われてたのが、現在は5月の中旬になってるんだ。

 毎年5月15日に固定されてる例大祭は厳粛な行事らしい。


 正直な話、祭りの縁日にしか興味がなかった俺は少し考えさせられた。


 祭りってなんだ? 当然だが、神倉に聞けない以上、調べるしかない……

 時代はスマートフォンやネットの普及で家に居ても調べ物が出来る時代になっているんだ。


「よしっ! 調べるぞ」


 そんな俺の部屋に響く“トン、トン”と言う、ノック音。


 普段ならノック等、有り得ないんだけど? 


 慌てて扉を開く俺は困惑した。扉の前にトレーを持ち、立っている神倉の姿があった。


 二人分のお茶菓子とお茶もトレーに乗せてるし……


 神倉をそのままに、階段からリビングに向けて大声をあげた。


「母さんッ! 神倉来たなら言ってくれよ!」


 母さんの「細かいことは気にしない」の一言、そんな会話を終らせ、神倉に取り敢えず部屋に入ってもらった。


 いつまでも立たせとけないし……。


「なんか、いきなり来て悪かったわね? チャイム押す前に“マサ君”のお母さんに見つかっちゃって」


 申し訳無さそうにそう語る神倉美琴と言う人間、彼女は凄く気にしまくる性格で、心配事が有ったりすると直ぐに顔に出るタイプの人間だ。

 今も凄く悩んだ顔をしている。因みに今悩んでる理由はお茶菓子だ。


 片方は白兎(しろうさぎ)の和菓子、もう片方は黄色い満月を思わせる和菓子、どちらも味は似たり寄ったりなんだが、神倉からすると凄く悩むべき問題らしい。


 結局、神倉が白兎、俺が満月になり、俺の満月は三日月に変わり、神倉の白兎が月見を楽しむ事になった。


「マサ君……ありがとう」


 少しモジモジしながらそう言われたらやっぱり照れる。


 そんな俺と神倉は話が進み、気付くと祭りの話になっていた。


 5月の“神田祭り”

 6月の“天神祭”

 7月の“祇園祭”


 天神祭と祇園祭の話は話せば尽きることがない、この2つはとにかく長い祭りなんだ……丸々1ヶ月を使い行われるんだ。


 大阪天満宮の天神祭は6月下旬から7月25日までのほぼ1ヶ月。


 それと京都の祇園祭 、 八坂神社のお祭で7月の1日から1ヶ月行われるんだ。日にちを会わせれば関西日帰り旅行で同時に見れるんだ。


「あ、マサ君、祇園祭にもね、三大祭りって呼ばれる物があるの」


 神倉……祭り好き過ぎて尊敬するよ本当に。


 教えて貰ったのは博多祇園山笠。


 起源770年とも言われる博多祇園山笠(はかたぎおんやまかさ)。正式には櫛田神社祇園例大祭。

 福岡の博多区で7月に行われる祭りで博多祇園山笠は女人禁制の祭りなんだ。


 旧来の流れで子供山笠も含めて()き手は男性のみとなってるんだ。また女性は舁き手の詰め所も出入り禁止なんだ、その為 『不浄の者立入るべからず』なんて書かれた立て札もあったらしい。


 因みに2003年 (平成15年)に男女差別になると中止されてるんだ。



 それと 会津(あいず)田島祇園祭 (たじまぎおんさい)。7月22日から24日にかけて行われる田出宇賀神社と熊野神社の祭典。

 因みに「日本一の花嫁行列」と言われてる七行器(ななほかい)1981年(昭和56年)の1月21日に田島祇園祭のおとうや行事として国の重要無形民俗文化財に指定されてるんだ。

 100人の花嫁衣装の女性が見られるなんて……凄く興味ある。


 三大祇園祭りの話が終わると少し休憩、丁度、お茶も無くなった。


「飲み物取ってくるよ、何でもいい?」


「うん。ありがとうマサ君」


 台所到着。母さんいないな買い物かよ?


 って! 今……俺と神倉の二人きりかよ。


 少し(やま)しい感情に心が揺らいだが、自制心、自制心!


 冷蔵庫から取り敢えずジュース、あとなんかあるかな?


 適当に見繕い、部屋に戻る俺の眼に衝撃が走る。


 俺の下調べ用の資料を読む神倉の姿が……終わった……バレた。


「マサ君……」


 俺の視線に気付いた神倉が俺を見上げる。


「何で黙ってたの……これ!」


 神倉の手に握られた古本屋で買い漁った資料の一冊、『東北三大祭り』と書かれた本を輝かしい瞳で俺に見せつけてきた。


「それが……どうしたのさ」


 動揺する俺に神倉が一言。


「いいよね! 東北」


「ねぶた祭り」に「竿燈まつり」と「七夕まつり」次々に話は膨らんでいく。


 ただ残念なのは東北三大祭りは全て8月の初旬から始まるんだ。


 ねぶた、竿燈、七夕、期間も短い為1シーズンで3つを見ようとするとかなりのハードスケジュールになるんだ。


 特に竿燈と七夕は1日違いで始まるから移動しようものなら、竿燈祭りの翌日に宮城に飛ばないといけない。


 まぁ簡単に言うと急いで見るか、年に一つの祭りを楽しむかって事なんだけど、神倉くらいの祭り好きなら全部回るんだろうな?


 そんなハードスケジュールの話まで終わると、少し残念そうな神倉。


「取り敢えず話しすぎたし、飲み物でも飲もうよ」


 手渡した林檎ジュースは少し特別だ。青森フェアの時に買った缶ジュースなんだが、とにかく美味い!


 青森=林檎なんて、定番と侮るなかれ! 缶に描かれる絵も少し神倉にしたら特別なのだ。缶に描かれる“ねぶた”は凄い迫力なんだ。


 そんな、ねぶた祭りの雰囲気を少し噛み締めながら神倉が呟いた。


「行きたいなぁ……お祭り」


「そうだな、俺も神倉と行きたいや」


 そんな、ほのぼのした雰囲気を破壊するように帰宅した母さん。


 下から少し来てと呼ばれ部屋を後にした。


 なんともベストタイミングの青森林檎、恥ずかしいが母さんに直ぐに林檎ウサギにしてもらったんだ。神倉、ウサギ好きみたいだから。


 部屋に林檎を持って戻ると壁に(もた)れかかり、寝息を発てる神倉の姿があった。


 反則だろ、たく……なんか、幸せそうだし。


 俺は少しズルいかもしれない、でも、俺だけが知る神倉を見た気がする。


 起こさないようにそっと腰掛ける俺は今まで以上に祭りを知りたくなったんだ。


 神倉をガッカリさせたくないじゃんか。


 祭りは準備が楽しいなんて、学園祭で感じたが、今は祭りを知りたいんだ。


 静かに神倉の読んでいた本に目を通していく。


「ねぶたか? スゴいよな。迫力ヤバ、まるで歌舞伎役者だな?」


 少し気になり、俺は、ねぶた祭りの山車について調べてみた。


 ねぶた作りと言う項目に興味が湧いた俺は気付けばそのページを開いていたんだ。


 題材の決定から、設計図となる下絵を描く作業があり、各パーツは別々に製作されてたんだ。

 確かに大きいし、当たり前か?


 次にパーツ類を配置する為の骨組み作り、夜の街を練り歩く山車だけあり、明かりを内側から灯す電気配線とまるで思ってたのと違ってる事実に驚かされる事ばかりだった。


 針金を使い形を作ると次は表面を覆う紙貼りって作業が始まる、此処からが真剣勝負なんだ。

 紙の上に黒いフチや線を描く作業を書割、着色時の色の混濁を防ぐロウ書きと、全部が手作業で行われるんだ。


 そして、色塗り白地に彩色する色付けをして、厳つい顔に命を吹き込んだらいよいよ、持ち上げて台車に設置する台上げになるんだ。


 つまり、【題材選び】→【下絵】→【パーツ作製】→【骨組み】→【配線取り付け】→【紙貼り】→【書割】→【ロウ書き】→【色付け】→【台上げ】の10工程があり、それ以上の細かい作業を経て完成するのが、ねぶた祭りの山車なんだと理解した。


 凄すぎるな……


 俺個人の意見だけど、マジに青森の“ねぶた祭り”は凄いと思う。


 確か茨城県にも獅子を使う大掛かりな祭りがあったな? 地域によって違う迫力があるんだ、今なら祭り好きな神倉の気持ちが分かる気がする。


「祭りは奥が深いってか、深すぎる……歴史ありすぎだろ?」


 そんな俺の後ろから神倉の不意打ちにも似たハグが炸裂する。


「マサ君、ありがとう」


 へ?


「知ってるよ、マサ君って本当はお祭り詳しくないでしょ?」


 な、何で行きなり……


 俺に向けられる神倉の視線に嘘はつけなかった。


 去らば青春……。


「ごめん、実は祭り詳しくないんだ、嘘ついて本当にごめん!」


 神倉の反応は予想外な物だった。正直惚れ直した。


「別に嘘は付いてないじゃん、現在進行形なんだし、私も知らないこと沢山あるし……だから、嬉しかったよ」


 神倉の言葉が胸に突き刺さる。何て言うか、可愛いんだよ。


 嘘を本当にするのは努力で、嘘をそのままに放置するのは嘘つきだと語る神倉。


「だから、マサ君は嘘つきじゃないし、嘘を本気にすれば嘘じゃなくなるから嘘もついてないの、わかった?」


 よく分からないが許してくれたんだとホッとした。


 気付けば夕暮れ、神倉を送る俺は自転車を押しながら1日を振り返っていた。


 神倉の『ありがとう』の意味を知りたかった。普通なら頑張ってくれてありがとうって意味なんだろうが、あの一瞬の神倉の顔が妙に印象に残ったんだ。


 歩きながら、ふと神社の前を通ると、昔の記憶が思い起こされた。


 神社の小さな祭りに踊る“狐”と“おかめ”に“ひょっとこ”、小さい頃のトラウマだ。


「そうだったんだ、あはは、今更だな」


 一人にやける俺の顔を覗き込む神倉。


「何々、なんでマサ君笑ってるの?」


 理由を話せばいいんだろうが、余りにカッコ悪い。だからって嘘はつかない。


「俺さ、狐、おかめ、ひょっとこが怖かったんだ。笑っちゃうよな」


 神倉に「え~!」と驚かれたがその後、初めて手を握られたんだ。


「私が絶対にマサ君にその3つを好きになって貰うから大丈夫だよ。任せて!」


 少しズレた神倉の返答、でも悪くない。


 そんな俺達は夏に日帰りで旅行に行こうと決めた。勿論、行先は青森と、思ったが関西だ。


 狙いは祇園祭と天神祭り。神田祭りは電車で行けるから問題ない。


 何せ俺達は埼玉だから。


 夏までに二人でバイトの日々になった。それでも毎日の学校生活と日曜の二人の時間は続いているから問題はない。


 夏が近付くと予定が変更になる。

 神倉の家に招かれたんだ。


 緊張する俺を横目に笑う神倉は少し悪戯な笑みを浮かべてる。


 普通の会話なのにガチガチに緊張して俺、カッコ悪いな。


 だけど、当然だ! だって神倉の家に居たのはお母さんじゃなくて、休日を過ごすお父さんだったんだ。


 正直、びびった。


 でも、凄く優しかったんだ。そして、本題に入ったんだ。


「麻里君だったね? 君は美琴を真剣に愛してるのかな?」


 やっぱりきた。こう言うの来ると思ってたよ。


 俺は気持ちを全て話した。自分が最初に嘘をついた事、神倉の存在に大きく影響された事、祭りを好きになり、今はそんな話が出来る事が何よりも幸せな事、そして、神倉美琴に惚れてしまった事実を自分の言葉で一杯に語ったんだ。


「麻里君ッ! 君は本気なんだな!」


「はいッ! 俺は神倉美琴さんに惚れました!」


 その瞬間、神倉のお父さんが後ろから現れた手に叩かれ、俺も神倉に頭を叩かれた。


 お父さんを叩いたのは神倉のお母さんだ。タイミングが同時すぎるだろ……


 驚きは更に続いていく。神倉のお母さんが俺をジッと見つめた後だった。


「美琴、許してあげるわ。でも、絶対に時間は守るのよ? いいわね」


 神倉の真剣な表情、そのまま頷かれた瞬間、神倉のお母さんはニッコリと笑った。

 

 神倉とお母さんが笑顔で話す最中、俺は状況が分からずに立ち尽くしていた。


 そんな俺に説明してくれたのは神倉のお父さんだった。


「すまなかったね、麻里君。実は美琴から頼まれ事があって、私も妻も返答に困ってたんだ」


 そう語ると理由を教えてくれた。理由は旅行についてだった。


 神倉が両親に一泊二日の泊まり掛け旅行をしたいと口にしたらしい、当然家族会議に発展してしまった。


「なら、直接会ってから決めて!」と普段なら有り得ない迫力で神倉に頼まれて今日と言う日を迎えた。


 知らない俺は話を聞いて冷や汗が流れた。家族の問題の引き金になってるなんて思いもしなかった。


 そして、決まったのは愛知県にある神倉のお婆ちゃんの家だった。


 私鉄で大阪も京都も移動できる事もあり、更に予定は二泊三日に変更されたんだ。


 凄い早業と言うか即決に驚く俺は神倉のお父さんに「君も尻にひかれるタイプみたいだから気を付けなさい」と笑われた。


 月日が流れたるに連れて近づく旅行予定日に段々と緊張が増していったんだ。


 そして、7月の23日の夜、俺と神倉は愛知県の津島市にいた。


 神倉のお婆ちゃんと一緒に尾張津島(おわりつしま)天王祭(てんのうまつり)にきたんだ。


 凄い数の船が並び船屋台の上に600余りの提灯を飾りつけた5艘の巻きわら船が川面浮かぶ。

 朝は、屋台の上に能人形を飾った6艘の車楽船が古楽を奏で進み、市江車の鉾持が10人で途中から川に飛び込んで神社まで駈けるんだそうだ。


 残念ながら、朝祭は見れなかった何せ、新幹線で揺られてたからな。


 そんな俺と神倉は明日は京都の“祇園祭”に次の日を大阪の“天神祭”と決めていた。


 天神祭の締めくくり、25日の本宮の夜は大川(旧淀川)に多くの舟が行き交う船渡御が行われるんだ。

 そして奉納花火があがる。夏の旅行にうってつけだ。


 そこからからの二日間は慌ただしくも楽しく笑いながら二人の祭り見物になった。


 祇園祭の溢れんばかりの提灯を目にしてテンションが上がり、はしゃぎまくる俺を止める神倉の姿もしばしば、だがやっぱり凄いんだ!


 一ヶ月もの間行われる祇園祭の眩くも神秘的な姿に感動した。


 そして最終日の天神祭。

 俺と並んで歩く神倉は花柄の浴衣に赤い帯と、見てて赤面しそうになる。


 華やかな浴衣姿と少し見える色っぽさにドキドキが収まらない。


 そんな俺の手を引き、笑顔を見せる神倉は最高に可愛かった。


 天神祭を堪能し最後の花火が舞い上がる。


 全てが終わる……


 花火が夜空を彩るように描かれると、次第に帰り始める人の波、俺は少し寂しくなった。


 神倉のスマホに着信が入り、何やら話をして笑う神倉。


「お婆ちゃんが迎えに来てくれるって、二時間くらい掛かるから、二人で仲良くねだってさ」


 そんな俺と神倉は祭りの終わりを肌に感じながらベンチに腰掛けている。


「マサ君、私ね、本当は不安だったんだ」


 神倉は俺が祭り好きな女の子を嫌いにならないか不安だったと口にしたんだ。


 あの時の『ありがとう』の意味を理解したんだ。


「俺もありがとうだよ。神倉と付き合わなかったら、人生を損してた気がするしな」


 全力で笑う俺は少しキザかもしれない。でも、今日くらいはいいよな?


「来年も、来れるかな……二人で……」


「絶対に約束な。再来年もその次も神倉の隣は、予約な」


 そんな俺は次の年、神倉を美琴と呼んでいた。


「今年も来れたな、美琴」


「来年も来るんだよ? マサ君」


 そう、俺と美琴はずっと一緒だ。


 子供が出来たらやっぱり祭り好きになるのかな、なんて冗談を言い叩かれるのも悪くない。


 締めの花火が上がる天神祭。美琴と見る花火が最高に好きだ。


 俺はずっと美琴と一緒に生きていく。



(了)

▼著者プロフィール

夏カボチャ 悠元

『亜人と歩む~瑠璃色の王のレクイエム~』などを手掛けるファンタジー作家。

異世界を舞台にしながらも濃厚なヒューマンドラマが特長の作品を得意としている。

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