表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
誰か為に肉球はある  作者: 火水
11/13

番外編 暮らし6

午前中の時間なのに、お母さんが僕の名前を呼ぶので居間に行く

僕は、名前を呼ばれるのが好きなので…


居間に行くと、お父さんとお母さんがケージをお出かけ用に整えていた

「行くよ」

と言われたので、それでは入ります


僕はケージも好きだ

会ったことのない、昔いたお姉さん猫はとても小柄だったみたいで

この家に来た時のケージはとても小さかった


「うわっ、ミッチミチだー

ケージもさっそく買いかえないと」

と、お母さんは笑っていた


新しく買ってもらったケージは、大きくて

僕はお昼寝用に使ったりする

僕専用のケージ

バスタオルが敷いてあって、洗い立ての匂いがする

家族の匂いも少し…


今日は暖かくて、春の香りが少し

ゆらゆら揺られて…ここはどこだっけ?

来たことはあるのだけれど


あ、思い出した

注射だ


痛くない注射は、気にしない


体重を計る時、お医者さんの先生が僕を抱っこしてくれた

僕は抱っこも好きだ

(6.1kgで、昨年より400g減とか何とか)

「今日はのんびり過ごさせてください」

と、お医者さんの先生は言うけれど、僕はずっとのんびりしてるよ


「猫の日なのに、ごめんねー」

とお母さんは言うけれど


僕は大丈夫だよ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ