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枕の下に 希望の上に(2)

二天

光の言葉が生まれれば

まるで

その言葉だけが

一つだけで歩き出すと

勘違いするのは

やめた方がいい

「生きる為のヒント」が

あるのならば

「死ぬ為のヒント」も

存在するのだ

対義語のオンパレード

誰もが賞賛する言葉が

生まれたら

誰もが嫌悪する言葉も

同時に生まれる

間違えられない真実




無限に呼び掛ける

言葉の内側に

人知れず

隠されてる物がある

逃げ出した人間から

そちら側に染まってしまうよ

みんな違うっていう

普通の上に

座って

何やってんだろう




影の言葉が生まれたら

その意味だけで

たった一つだけで

走らせる事は

やめるべきだ

影の裏側の光を

感じられないなら

内側に隠した

あなたの心を

見つけられない

自分の心を

見つけられない

そんな形の人間に

なってしまうよ

良いのか 悪いのか

言葉には

解説書はあっても

説明書は無い




無限に呼び掛ける

言葉の内側に

人知れず

隠されてる物がある

受け止めるとか

受け止めないとか

どうでも良い

人という動物の

純粋な鳴き声をあげろ




木の淵で

削った棒を回して

煙が立つくらいの

小さな物へ

息を吹きかけながら

大鋸屑を突っ込む

始めの熱さを

消すのは自由だが

その行為に

意味は

あった事になるのだろうか

あった事にするのだろうか

その差は

六法全書か広辞苑か

限りなく分厚い




無限に呼び掛ける

言葉の内側に

人知れず

隠されてる物がある

綺麗に投げてくれると

思っているなら

それは間違いだ

負荷のかからない言葉は

味のしないゼリーだ

吸い尽くされない前に

適否を噛み砕け


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