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博士の家

「しばらくして唸り声がおさまって博士がトイレから出てきたんだそしたら…」


若いゾンビ男はそう言い話しを続けた。


「顔色がますます悪くなってて…それで博士が急に俺に襲いかかって来て俺の腕を噛んだんだ… それでしばらくしたら俺意識失っちゃって…」


若いゾンビ男はそう言った。


「てっ、てゆー事は… その博士が1番最初のゾンビってゆー事ですか?」


ゾンビ少女はそう聞いた。


「そうなる… でだ… もしかするとゾンビになった順番にみんな意識が戻ってくるんじゃないかな?」


若いゾンビ男はそう言った。



「そうかも…」


ゾンビ少女はその事に気づいて驚いた。


「でしょ?で、もし博士も意識が戻ってたら博士に人間に戻る薬を作ってもらえば…」


若いゾンビ男はそう言った。


「人間に戻れるかも…」


ゾンビ少女はそう言った。


「そう…もしかしたら人間に戻れるかも… これから3人で博士の家に行ってみませんか?」


若いゾンビ男はそう2人に言った。


「どうしよう…私自分の家族を探してたんだけど…」


ゾンビ少女はそう言い考え始めた。


「俺も自分の子供が心配なんだけど…」


おじさんゾンビはそう言い考え始めた。


「でも君の家族もおじさんの子供も意識が戻ってなかったら家に連れて帰れないんじゃないですか?まぁ、おじさんの子供は意識が戻ってる可能性が高いけど…」


若いゾンビ男は2人にそう言った。


「それはそうかも…」


ゾンビ少女はそう言った。


「俺は悪いけどこのまま子供を捜すよ、君の言う通り意識が戻ってる可能性が高いからね」


おじさんゾンビはそう言った。


「そうですか…分かりました…じゃあもしおじさんの子供を見つけたらこの辺りに連れて来ますね」


若いゾンビ男はおじさんゾンビにそう言った。


「もし俺がこの辺りに居なかったら家に戻るように言ってもらえるかな?」


おじさんゾンビは若いゾンビ男にそう言った。


「分かりました…君はどうする?」


若いゾンビ男はゾンビ少女にそう聞いた。


「ん〜、分かりました私も博士の家に行きます…意識が戻ってなかったら家族を家に戻す事も出来ないし…博士に薬を作ってもらえばその薬を家族に使って家に戻す事が出来ると思うし」


ゾンビ少女はそう答えた。


「よし!決まりだね!2人で博士の家に行こう!」


若いゾンビ男はゾンビ少女にそう言った。


こうして2人はおじさんゾンビと別れ博士の家に向かって歩いて行った… 2人が両腕を前に出しながら30分程歩いたところで急に若いゾンビ男が立ち止まった…














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