許さない
「いやー!」
ゾンビ少女は両膝を地面につけ頭を両手で塞ぎ泣き叫んだ。
ゾンビ少女の脳裏に短い間だったけど2人の思い出がよぎる… そしてゾンビ少女はゆっくり立ち上がった…
「許せない」
ゾンビ少女は涙をこぼしながらそう言いゾンビ男の目の前まで歩いた…
「どうして?ねぇ…どうしてこんな酷い事をするの?私達が一体何をしたって言うの!」
ゾンビ少女はゾンビ男の胸を両手で交互に叩き涙を流しながらそう聞いた。
「うるさい」
ゾンビ男はそう言いゾンビ少女を見えない力で2メートル程吹き飛ばした… 地面を転がったゾンビ少女はしばらくして静かに立ち上がり、ゾンビ男の前に歩いて来た…
「ねぇ…なんで?なんでそんなに人を平気で殺せるの?あの人達を返して!」
ゾンビ少女が震えた声でそう言ったその瞬間また見えない力でゾンビ少女が吹き飛ばされた…ゾンビ少女はしばらくしてまた静かに立ち上がった… ゾンビ少女の服も身体もボロボロになっていた…そしてゾンビ少女は再びゾンビ男の前まで涙を流しながら歩いた…
「ねぇ…」
ゾンビ少女がそう言った瞬間ゾンビ男はゾンビ少女の首を掴みゾンビ少女を持ち上げた… ゾンビ少女はなんの抵抗もせずただ涙を流していた…
「どうやら早く死にたいようだな、お前のどこから食べてやろうか?」
ゾンビ男はそう言い話しを続けた…
「頭からいくか?腕からいくか?足からいくか?さぁ、選べ」
ゾンビ男はそう聞いた。
「ごにょごにょ」
ゾンビ少女は何かを言った。
「ん?今なんて言ったんだ?」
ゾンビ男はゾンビ少女の言葉を聞くためゾンビ少女の首から手を離した。
「ドサッ」
ゾンビ少女は地面に膝をついた…
「今なんて言った?ん?」
ゾンビ男はそう聞いた。
「あなたを死んでも許さないって言ったの…」
ゾンビ少女はゾンビ男を睨みながら涙を流しそう言った。
「はっはっはっは、なら死ね!」
ゾンビ男はゾンビ少女の頭から食おうと口を開けゾンビ少女の耳の辺りを噛みつこうとしたその瞬間… ゾンビ少女の全身から眩い光が溢れ出た… その光を見たゾンビ男が驚きながら言った。
「こっ… コレは…」




