食倒れ
3人は銭湯に向かって歩きながら話しをしていた…
「博士、ゾンビを人間に戻す薬があるなら今すぐにでもその辺のゾンビに試してみたらどうなんですか?」
若いゾンビ男がそう聞いた。
「駄目じゃ、今ワシらが変な動きをして奴に少しでも感づかれたら非常にマズい事になる、ワシが奴の味方だと思っているからこそそこに隙が生まれるのじゃ」
ゾンビ博士はそう答えた。
「じゃあ今外に出たのはマズかったですかね?」
若いゾンビ男はそう聞いた。
「今日は大丈夫じゃ、奴は今大阪に行っておるからな」
ゾンビ博士はそう答えた。
「大阪に?一体何しに大阪に行ってるんですか?」
若いゾンビ男はそう聞いた。
「食い倒れと言ったら大阪だと言って、大阪に行きおった、たぶん大阪のゾンビを食べまくっておるのじゃろう」
ゾンビ博士はそう答えた。
「いつ東京に戻って来るんですか?」
若いゾンビ男がそう聞いた。
「2週間後じゃ」
ゾンビ博士はそう答えた。
「2週間後ですか… それまでに能力を使いこなせるようにならなきゃな…」
若いゾンビ男はそう言った。
「そうじゃの…」
ゾンビ博士はそう言った。
「もし奴を倒せなかったら人類はずっとゾンビのままになりますね… 」
若いゾンビ男がそう言った。
「それだけではない…倒せなかったらいずれ奴が世界中のゾンビを全部食べ尽くすだろう… 奴は1日50体のゾンビを喰うからな…」
ゾンビ博士はそう言った。
「50体?どんだけ喰うんだよ…てゆーか電車も飛行機もないのにわざわざ大阪に行くとは… 」
若いゾンビ男はそう言った。
「奴に電車や飛行機は必要ない…」
ゾンビ博士はそう言った。
「えっ?必要ない?なんでですか?」
若いゾンビ男はそう聞いた。
「瞬間移動じゃよ…奴は瞬間移動の能力も持っておる… 恐ろしい男じゃ」
ゾンビ博士はそう答えた。
「瞬間移動?聞いた事はあるけどまさか本当にそんな事が出来るんですね…」
若いゾンビ男はそう言った。
「あぁ、ワシも最初に見せられた時にはたまげたよ… 」
ゾンビ博士はそう言った。
若いゾンビ男が急に立ち止まり2人の足を止めて言った…
「あの〜、博士そう言えばもう1つ疑問があるんですが…」




