覚醒薬
「あっ、そうじゃ!アレを使えばもしかしたら奴を倒せるかも知れん!1人では無理だが3人いればなんとかなるかも…」
博士はそう言った。
「なっ、なんですか?アレって?」
若いゾンビ男はそう聞いた。
「ゾンビを強制的に覚醒させる薬じゃ… いつか試そうと思って作っておったのじゃ… 」
ゾンビ博士はそう答えた。
「ゾンビを覚醒させる薬?」
若いゾンビ男はそう言った。
「そうじゃ!ゾンビを覚醒させる薬じゃ!だが…それを試す前に君達に聞きたい… その覚醒薬を使えばもしかしたら死ぬかも知れん… それでもよいか?」
ゾンビ博士はいきなりそんな事を2人に聞いて来た。
⁈
「あの〜、は、博士…覚醒しないでもそいつ倒せないですかね〜?」
若いゾンビ男は死ぬかもと聞いて怖気づき恐る恐るそう聞いてみた。
「残念じゃが無理じゃ!3人覚醒しても下手すれば奴には勝てん奴の力は本物じゃ!どうする?ゾンビを人間に戻すのは諦めるかの?」
ゾンビ博士は2人にそう聞いた。
「私やります…」
ゾンビ少女が突然そう言った。
⁈
「や、やるの?死ぬかもよ?」
若いゾンビ男はゾンビ少女にそう聞いた。
「私はやります… だって家族を人間に戻したいもん…」
ゾンビ少女は涙を流して震えた声でそう言った。
その涙を見て若いゾンビ男は決心をした。
「分かった… 俺もやるよ」
若いゾンビ男はそう言った。
「そうか… なら2人ともワシについて来なさい」
ゾンビ博士がそう言い若いゾンビ男に腕を離すよう目で合図したそれを見た若いゾンビ男は腕をゾンビ博士から離した…と同時にゾンビ博士は2人を別の部屋へと案内した。ゾンビ博士は部屋の引き出しをあさりはじめて何かを手にして2人の前に歩いて来た。
「この薬じゃよ」
ゾンビ博士はそう言い薬を2人に見せた。薬は普通の錠剤で色がレインボーの色をしてて見るからに怪しい感じだった…
「こっ、コレですか… 」
若いゾンビ男はそう言い薬をまじまじと見ていた。するとゾンビ博士が錠剤を2人に渡した。
「さぁ、誰から飲む?」
ゾンビ博士はそう言った。
「じゃ、ジャンケンで負けたゾンビから飲みませんか?」
若いゾンビ男はそう言った。
「よし!分かった!ジャンケンで負けたゾンビから飲む事!2人共それでよいな?」
ゾンビ博士は2人にそう聞いた。
2人は静かに頷きジャンケンが始まった…
「ジャンケン… ポン… 」
負けたのは…




