第22話 獣の襲撃
感想の一言で言われた事に対する返答ですが、
拉致の経緯を話している回で猫や犬が言っていたようにこっちの世界から異世界に行くと時間の流れに比例して肉体の成長、老化が遅くなります。
なので異世界にとどまりすぎて自分だけ老化なんて事は起こりえないという超ご都合主義です。
無理矢理な感じが否めませんが許してください。お願いします。
さて、城門から出発した俺達だか、森に向かう為とはいえあの崖をよじ登るなんてやりたくない。絶対に前回の二の舞になる。
と、いう訳で大きく迂回して森に向かう事にした。森に入るのに3日も費やしたが、別に後悔などしていない。
特に凶暴な獣とか山賊とかに襲われることもなく順調に森に入ることができた。
更にこの森の奥深くに魔物に困らされている集落があるのか……いったい何日かかるやら。
森に入ってすぐ暗くなり、今日はこの辺で野宿する事となった。その辺にいたネズミを二回り程大きくしたような動物を捕らえ、焚き火で十分に火を通す。
「ほら、メレン。焼けたぞ。」
「ありがと。」
味は以外と鶏肉に近い。この世界の肉は正直不味いものばかりなのだがこれは結構いける。
食べ終わった後、ふと、剣を扱うのに慣れておこうと思い、剣の素振りを行う事にした。
背中に背負っている剣を鞘から引き抜こうとして………うまくいかない。何度も引っ掛かりながらやっと引き抜く。かなりカッコ悪い。後ろのメレンがクスクス笑っている。クソ、馬鹿にしやがって………、漫画とか映画とかではスーッと引き抜いているのになあ………。
とにかく素振りを開始。剣というのは以外と重い。金属バットより少し重く、片手では扱いにくい。メイドさんとの訓練で使った木の剣とは大違いだ。
両手で使うと少し安定する。しばらくは実戦では両手を使って、訓練で片手で使う練習するか………。片手が空けば盾を持つことができる。盾は攻撃を防げるし、攻撃に使う事もできる。
まあ、盾は片手でしっかり使えるようになってからにしよう。
足元が甘いらしいのでそこを意識しつつ素振りを続ける。後ろのメレンはただ黙って見ている。彼女は何を思っているのだろうか。構えが不恰好とか思っているのだろうか?
しばらく素振りをした後、俺はこの剣の切れ味はどんなものかと思い、近くにあった細い木(太さはメレンのウエストくらい。メレンは小柄なので大分細い。)にむけて斬りかかった。
まあ、途中まで刃が食い込むぐらいだろ………
ズパアッ!!
………まるで東洋のトーフでも切るかのようにあっさり斬れた。この剣、スゴい切れ味だ。
などと関心していると、
ガサッ。
後ろの方で音がした。俺とメレンはとっさに音がした方を向いて構えるがなにも見えない。
また盗賊か、と思ったが、近づいてくるシルエットは以外なものだった。
「おい、メレン、あっちの世界の森にこんな奴が住んでるって聞いたことあったか?」
「ううん、少なくとも私は聞いたことない。」
近づいてくるのは………巨大な虎のような獣だ。
テストのせいで次の更新は早くて次の土曜日です。




